本記事は、2017年11月に投稿した記事を全面的に改稿したものです(旧記事は削除)。

 

 

1978年全米1位(Anne Murray の "You Needed Me" からトップの座を奪い、Barbra Streisand & Neil Diamond の "You Don't Bring Me Flowers" に取って代わられた。なお、ディスコチャートでも1位となり、ミリオンセラー)、全英5位。さらに、カナダで1位、アイルランド、オランダ、スペイン、フィンランドでトップ10入り。この曲のプロデューサー Giorgio Moroder は、シックスティーズのヒット曲をディスコソングにリメイクするという企画を思いついたものの、なかなか思うような曲に巡り会えないまま約1年が経過したある日、ハリウッドのハイウェイをドライヴしていたらラジオから流れてきたこの曲のオリジナル(Richard Harris)を聴いて、これだ!と思ったそうです。そして、Donna Summer は初の全米 No.1 を獲得し、79年のグラミー賞で最優秀女性ポップボーカルパフォーマンス賞にノミネートされました(受賞したのは Anne Murray の "You Needed Me")。

 

 

ライヴパフォーマンスも。

 

 

オリジナルはこちら。

 

 

1968年全米2位(1位は Herb Alpert の "This Guy's In Love With You")、全英4位、カナダとオーストラリアで1位、アイルランドで9位。この曲はもともと Association のために書かれたものですが、長すぎること、構成が複雑なこと、歌詞がオーソドックスでないことを理由に Association はレコーディングを拒否。その後、Richard Harris によって大ヒットとなり、作者の Jimmy Webb は、69年のグラミー賞で最優秀編曲賞(ボーカルあり)を受賞しました。ただ、演奏時間が長いため、レコード会社は当初シングルカットを考えていなかったのですが、ラジオで火がついたことからシングルにすることを決め、Webb に短く編集するよう求めたものの拒否されてそのままリリースしたとのことです。なお、Webb は、George Martin から、"Hey Jude" の演奏時間が7分を超えることとなった要因の一つにこの曲の成功があると言われたそうです。 

 

さらに、こちらのバージョンも69年にグラミー賞(最優秀カントリーパフォーマンス賞(デュオ/グループ))を受賞。

 

 

1969年全米93位、カントリーチャートで23位。

 

やはりこの人がパロっています。

 

 

なんだかなぁ(笑)。