1984年全米5位、カナダで1位。この曲は、Kelly Keagy が、10歳年下の妹 Kristy について書いたもので、年の離れた妹の成長を見守るアニキの思いを歌にしたもの。元々は「Sister Kristy」だったのが、バンドのメンバーは彼が初めてこの曲を披露したとき、「Sister Christian」と歌っていると思ったため、現在のタイトル(及び歌詞)になったそうです。そして、↑のPVがMTVでヘビロテされたことで大ヒットとなったのですが、レコード会社がこの曲をアルバム "Midnight Madness" からの第二弾シングルとしてリリースしたとき、彼らは自分たちのバラードがヒットするとは思っていなかったのでかなり驚いたそうです。で、この曲がヒットしたことで、レコード会社に強いられてその後もバラードをアルバムに入れなければならなくなり、少なからず葛藤があった(おれたちはツインギターを売り物にするロックバンドであってバラードバンドじゃないという思いがあった)ようです。もっとも、Jack Blades は、「自分たちのビッグヒットをライヴで演奏するのを嫌がってるバンドはたくさんあると思うけど、ナイト・レンジャーはそうじゃない。おれたちはこの曲が大好きなんだ」(意訳)と述べています。
ライヴでのパフォーマンスも。
そして、今回も「アコースティック」バージョン。
アメリカではこんなCMがあったようです。
ところで、アルバム "Midnight Madness" からのファーストシングルはこちら。
1984年全米51位、日本ではオールジャパンポップ20で9位。やはり、Night Ranger の本領は断然こちらです。彼らは 1983年に Sammy Hagar と全米ツアーをしたのですが、そのオフの日に Jack Blades が音楽雑誌をたくさん買い込んだところ、どの雑誌も揃って「ロックは死んだ」と決めつけて、これからは Thompson Twins や The Cure のようなニューウェイブの時代だ、みたいなことを書き立てていたそうです。これを読んで、彼は、なに言ってやがる、Sammy Hagar やおれたちのライヴでは何千人ものファンが叫んでロックしてるぜ、と思ってこの曲を書いた(ちなみに歌詞は、彼らのコンサートに来たファンの女子から聴いた話(ボーイフレンドと示し合わせて父親の目を盗んでこっそり家を抜け出したというもので、↑のPVに再現(?)されている)をベースにしている)とのこと。
1984年全米15位(ミリオンセラー)。

