1978年全米3位(ダンスチャートでは1位)。この曲は、Donna Summer が出演した映画『Thank God It's Friday(邦題:イッツ・フライデー)』のために作られたもので、ミリオンセラーを記録する大ヒットとなり、作者の Paul Jabara は、翌年のアカデミー歌曲賞、ゴールデングローブ歌曲賞及びグラミー賞の最優秀R&B楽曲賞を、Donna Summer は、グラミー賞の最優秀女性R&Bボーカルパフォーマンス賞を、それぞれ受賞しました。

 

こちらは、映画で Donna Summer がこの曲を歌ったシーン。

 

 

Terri Nunn の顔が見えますね(彼女は、このころ女優としてのキャリアを積むため一時的に Berlin を脱退していた)。

 

 

映画のテーマソングはこちら。

 

 

1978年全米22位(ディスコチャートでは1位)。「Thank God It's Friday」(略称は「TGIF」・・・「TKG」じゃないよ)とは、「花金」(死語?)とほぼ同義とのこと。この映画は、ディスコフィーバー(笑)をテーマとしたB級コメディ映画ということで(観ていないので、よく知らんが)、タイトルからわかるように、前年に公開されて大ヒットした『Saturday Night Fever』を意識した、というか、(たぶん)便乗して制作されたものですが、興行成績は『Saturday Night Fever』に遠く及ばなかったことはいうまでもありません。それにしても、映画もこの曲もそれほどヒットせず、大きな話題になったわけでもないのに、なんでこの曲は記憶に残っているんだろう?

 

 

さらにこちらの曲もヒットしました(あまりよく憶えていないが)。

 

 

1978年全米24位(ソウルチャートでは1位)。このころはまだファンク色が強くて、Lionel Richie は脇役ですが、直後に彼をフィーチャーしてバラード路線に転換することになります。