1982年全英47位、全米101位、全豪55位と、欧米やオセアニアではマイナーヒットに終わりましたが、日本では大ヒット(オールジャパンポップ20で5位)。当時はあまりレゲエは好きではなかったのですが、この曲はレゲエっぽくなくて普通に聴ける・・・と思ったら、Stevie Wonder が作・プロデュースしていたのでした(キーボードも担当)。Stevie Wonder は Bob Marley と親交があって、"Master Blaster (Jammin')" が Marley へのトリビュートであるのは周知のとおりですが、Third World ともしばしば共演していたとのこと。

 

 

どこから「アイランド」が出てくるのか、まったくわからない、意味不明な邦題ですが、この曲がヒットしたのはCBSソニーのイメージ戦略が功を奏した結果だと言っていいんだろうな。

 

Woodstock でのライヴパフォーマンスも。

 

 

"Master Blaster (Jammin')" はLive 8でのパフォーマンスを。

 

 

1980年全米5位(ソウルチャートでは1位)、全英2位。さらに、オーストリア、スイス、スウェーデン、ニュージーランドで1位、アイルランド、西ドイツ、オランダ、ベルギー、スペイン、ノルウェー、オーストラリアでトップ10入りを果たした世界的大ヒット。この曲の「Joined as children in Jah」という歌詞にも登場する「Jah」とは、もともとはヘブライ語で唯一神を意味する「YHWH(ヤハ)」の英語形ですが、1930年代にジャマイカで発生したラスタファリ運動という宗教運動において使用され、Bob Marley をはじめとするレゲエミュージシャンによって世界中に広められたとのことです。