コルトレーンは、1958年のアルバム "Soultrane" でこの曲を取り上げて以来、頻繁にライヴで演奏していますが、中でも外せないのが、1963年のバードランドでのパフォーマンス。聴きどころは、なんといっても、後半のテナーソロによるカデンツァであることはいうまでもありません。
こちらは1962年のストックホルム公演の模様のようです。
動くトレーンが見られる貴重な映像ですが、カデンツァがないのが残念。
オリジナルはビリー・エクスタイン(後半の曲は "Our Delight")。
ビリー・エクスタインが、自らのバリトンボイスの魅力を引き立たせるべく書いた曲だということです("Our Delight" は、ビリー・エクスタイン楽団のアレンジャーを務めたタッド・ダメロンの作品)。なお、ドラムスは若き日のアート・ブレイキー。