1966年全米1位(ミリオンセラー)、67年全英1位。さらに、アイルランド、オランダ、ベルギー、西ドイツ、オーストリア、ノルウェー、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどでも1位となり、全世界で1000万枚を超えるセールスを達成した大ヒットナンバーです。この曲は、Monkees の仕掛人の一人 Don Kirshner が Neil Diamond の "Cherry, Cherry" を気に入り、彼に依頼して提供してもらったものですが、Michael Nesmith は、自作曲で勝負することを望んでいたこともあってか、この曲が気に入らず、レコーディング(といっても、ボーカルを吹き込むだけであったことはいうまでもない)の際に「こんなのヒットしないよ」と文句をつけたため、スタジオから締め出されてしまったそうです。

 

 

こちらは Neil Diamond のバージョン。

 

 

1971年全米51位。Neil Diamond は、まだ自分が売れていなかったときに Monkees がこの曲で大成功して、面白くなかったのでは?との質問に対し、「(当時は)そんなこと気にしてられなかったよ。なぜって、おれは家賃を払わなきゃならなかった、で、Monkees のレコードはよく売れていた、だけど自分のレコードでは稼げなかった、というわけさ」と答えています。

 

こちらは映画『シュレック』のサントラで使用された Smash Mouth によるカバー。

 

 

2001年全米25位。なお、私は、『シュレック』のことも、このバンドのことも、なに一つ存じません(笑)。