この曲のオリジナルは Hank Ballard & The Midnighters が1959年にシングル "Teardrops On Your Letter" のB面で発表したもので、それを気に入ったアメリカの人気テレビ司会者 Dick Clark は、自らがホストを務めるテレビ番組「American Bandstand」に彼らを出演させようとしたのですが、Ballard は既に予定が入っていたことと、彼の持ち歌にはエロいものが少なくないことから断念。しかし、この曲はヒットすると確信していた Clark は、代わりに「健全な」新人にこの曲を歌わせようとしてオーディションを行い、Ernest Evans という若者が合格しました。Evans は、Fats Domino、Elvis Presley、Ricky Nelson 等のモノマネが得意だったこと、ニックネームが「Chubby」だったことから、Fats Domino に対抗して「Chubby Checker」という芸名(「Fats(ふとっちょ)」に対するに「Chubby(ぽっちゃり)」、「ドミノ」に対するに「チェッカー」という言葉遊び)でデビュー。彼のバージョンは1960年にリリースされ、Elvis Presley の "It's Now Or Never" を蹴落として全米 No.1 となり、空前のツイストブームを巻き起こしました。初めは若者がブームの中心でしたが、彼らがそれに飽きたころ、今度はアダルト層に広まり、それによって再リリースされたこの曲は62年に再度全米 No.1 を獲得しました。全米1位に返り咲きを果たした曲はいくつもありますが、一度チャート圏外に去った後に再度チャートインして再びトップに上り詰めた曲は、いわゆるロック時代にはこの曲しかありません(それ以前には、Bing Crosby の "White Christmas" がある・・・しかも2度返り咲いた)。

 

 

オリジナルはこちら。

 

 

1960年、Chubby Checker のカバーバージョンが大ヒットしたことで余禄にあずかる形でこちも全米28位まで昇りました。なお、Hank Ballard は、Chubby Checker のバージョンを初めてラジオで聴いたとき、Hank Ballard & The Midnighters のバージョンをそっくりコピーしたものだったため、自分たちの曲がかかっていると思ったそうです。

 

そして、こちもヒットしました。

 

 

1988年全英2位、全米16位、西ドイツとスイスで1位、ベルギー(フランドル)とデンマークで2位、アイルランド、オランダ、オーストリア、スペイン、スウェーデン、ニュージーランドでトップ10入り。でも、これはカバーなのかリメイクなのか?