1964年のアルバム "Another Side Of Bob Dylan" より(シングルカットはされていない)。この曲は、Dylan が、それまでの自分自身を傲慢で政治的にナイーヴだったと自己批判し、政治的なプロテストソングへの決別を告げたものと解釈されているようです(よく知らんが、「Ah, but I was so much older then, I'm younger than that now.」のリフレインがそのことを表しているとのこと)。

 

 

Dylan の曲のカバーといえば、なんといっても Byrds。

 

 

1967年全米30位。この時点で彼らは "Mr. Tambourine Man" をはじめとして既に6曲もの Dylan ナンバーをカバーしていたため、David Crosby は、また Dylan の曲をカバーするのか、と難色を示したそうですが、押し切られたとのこと。

 

こちらは Dylan のデビュー30周年記念コンサートでのギグ。

 

 

すげーメンツだな(Dylan と Roger McGuinn (Byrds)、Tom Petty、Neil Young、Eric Clapton、George Harrison)。

 

最後はこちら。

 

 

アルバム "Somewhere Before" のバージョンは既に取り上げた(こちらを参照)ので、今回は1969年のデンマークでのライヴバージョン(ブートレグ)を。なお、なんども書いているように私は Dylan には興味がなくて、この曲は Keith のカバーによって知りました。その後で Dylan のオリジナルを聴いて、全然ちがうじゃん!と思ったのですが、Keith は Byrds のアレンジでカバーしていたわけだ。