最初に聴いた Olivia Newton-John の曲がこれ。1976年にヨーロッパの一部の国とオーストラリア、日本などでシングルカットされ(英米ではシングルカットされず)、特に日本では大ヒットしました(オリコンの総合チャートで11位、洋楽チャートとオールジャパンポップ20では1位。また、この曲を収録したアルバム "Come On Over" はオリコンで2位)。歌詞の内容は、Jolene という魅力的な女性に恋人の心を奪われてしまった女性が、「あたしのカレを盗らないで」と切々と訴えかけるもの。なので、↑のイメージビデオみたいなPVはどうなんだろう?

 

 

そしてまたしても1976年の日本公演から。

 

 

ラストのいわゆるカントリーヨーデルによる「Jolene」のリフレインに鳥肌。

 

オリジナルは Dolly Parton(作詞作曲も)。

 

 

1974年全米60位(カントリーチャートでは1位)、76年全英7位。Dolly Parton によると、「Jolene」というのは、彼女にサインをもらいに来た当時10歳くらいの赤毛の女の子の名前で、あまりに可愛かったので、「こんど『Jolene』って曲を作るわね」と約束したのだそうです。ところが、出来たのは男を惑わす魔性の女(?)の歌・・・なぜそうなったかというと、当時、結婚したばかりの彼女の夫が赤毛の銀行員の女性と浮気をしたからだということです(彼女曰く「あの女がいなかったら、『Jolene』を書くことはなかったし、お金も稼げなかったわ。なので、ジョリーンさまさま、ね」)。なお、Dolly Parton によると、彼女はこの曲と "I Will Always Love You" を同じ日に書いたと「思う」とのこと(ただし、"I Will Always Love You" は、彼女の元デュエットパートナー Porter Wagoner に別れを告げるために書いたものなので、両者の間に関連性はない。

 

そしてこちらのカバー。

 

 

なお、英語でもカバーしています(こちら)。