Beatles がセカンドアルバム "With The Beatles" に収録したこの曲は、デビュー前からレパートリーに入れていたもので、「世紀のミスジャッジ」となったデッカレコードのオーディションの際にも演奏しています。"A Taste Of Honey" と同様、この手の曲は Paul が好むところで(彼は従兄からこの曲を教えてもらった)、ライヴでは上の映像の Royal Variety Performance や Ed Sullivan Show での演奏が良く知られています(どちらも、アダルト層の視聴者にアピールする狙いでセットリストに入れたとのこと)。なお、曲紹介の際に Paul が「我々の好きな Sophie Tucker というアメリカのグループがレコーディングした曲」とジョークを飛ばしていますが、Sophie Tucker とは、ボードヴィルの女王と称されたアメリカの歌手兼女優兼コメディアン(アメリカのテレビ番組で、目隠しした人に対し色々な声色を使い分けて、複数の人がいる(グループ)と思わせたことに基づくジョーク)。

 

こちらはスペインでリリースされた、この曲を含む4曲入りEPのジャケ写。

 

 

デッカオーディションでの演奏はこちら。

 

 

Paul の2006年のライヴパフォーマンス。

 

 

Royal Variety Performance の映像で Paul が述べているように、『The Music Man』という1957年のブロードウェイミュージカルが初出で、最初にこの曲をレコーディングしたのは Sue Raney をフィーチャーした Nelson Riddle Orchestra ですが、Paul が従兄から教えてもらったのは Peggy Lee によるカバーバージョンだということです。

 

 

1961年全英30位。

 

最後は Sonny Rollins によるインストバージョン。