ドラキュラ、フランケン、とくれば...。

 

 

1974年全米6位。いうまでもなく、Wolfman Jack へのオマージュです。ご本人も声のみ特別出演(?)してますね。

 

出典:https://sunbgi.com/programming/wolfman-jack-radio-show/

 

中高生のころ、FENで「Wolfman Jack Show」をよく聴いてました(なにを言ってるかほとんどわからなかったけど、一度聴いたら忘れられないあのダミ声はやはり今でも忘れられない(笑))。

 

Todd Rundgren はズバリ、"Wolfman Jack"

 

 

映画『アメリカン・グラフィティ』にも出演しました。

 

 

そして、ウルフマン=狼男となると、もちろん...。

 

 

1984年全米4位(ミリオンセラー)。20位という当時としては異例の高順位でチャートデビューを果たした後、7位、5位、4位と順調に順位を上げているかに見えたのですが、それ以上伸びませんでした(スタートダッシュで力を使い果たした模様)。さらに、フランス、ベルギー、スペイン、ポルトガルで1位、イギリス、アイルランド、オランダ、西ドイツ、フィンランド、オーストラリア、ニュージーランドでトップ10入り。作者の Rod Temperton は、映画好きの MJ にピッタリな劇場型のドラマチックな曲を、と考えてこの曲を書いたそうです(最初のタイトルは "Spotlight")。デモテープを聴いた Quincy Jones は、アルバムのタイトルトラックに相応しいナンバーだと思ったのですが、「Spotlight」というのはアルバムタイトルにするには弱いと考え、もっとミステリアスなタイトルにしてくれ、と Temperton に要請します。Temperton が次に考えたのが「Midnight Man」というもので、これに対し Quincy から、まだまだだけど、方向性は間違っていない、と言われて、最終的に思いついたのが「Thriller」だったということです(タイトルが決まった後、2時間ほどで歌詞を書き換えた)。なお、マイコーのガールフレンド役を務めたのは雑誌『PLAYBOY』1980年6月号の「Playmate of the Month(今月のプレイメイト)」としてセンターフォールドを飾った Ola Ray で、George Benson の "Give Me The Night"(こちらも Rod Temperton 作・Quincy Jones プロデュースで、最高位は全米4位)にも出演しています(彼女は "Thriller" のPV出演のギャラの支払に対する不満から、ついに Michael を相手に訴えを起こすに至ったが、それから2ヶ月も経たないうちに Michael は死去(その後、彼の遺産管理財団と和解)した。なんとも後味の悪い結末である)。

 

最後はやはり(笑)

 

 

ウォイでがんす。