1978年全米5位(ミリオンセラー)、全英32位、カナダで3位、ベルギー(フランドル)で7位、オーストラリアで9位。当時は映像はおろか写真すら目にする機会がなくて、専らラジオから流れてくるのを聴くしかなかった(レコードの購入意欲をそそるほどでもなかった)ためわからなかったのですが、歌声同様、パンチの効いた容貌だったのですね(笑)。それにしても、まるっきり〇〇じゃん、と思ったら、見たまんまだということです。Alicia Bridges は当時のヒットチャートのトップ10の大半がディスコ向けのナンバーで占められているのを見て、タイトルに「disco」か「boogie」のどちらかが入った曲を書くことを曲作りのパートナーに提案し、できたのがこの曲。最初につけたタイトルは "Disco 'Round" でしたが、プロデューサーがこの曲はR&Bナンバーであって、「ディスコ」というラベルを貼るべきではないと考えたため、"Disco 'Round" はサブタイトルに格下げとなりました。Alicia Bridges 自身も、Al Green が歌うようなメンフィスソウルとして受け入れてもらえれば、と願ったそうです(しかしながら、実際に大ヒットとなったのはディスコのDJたちから支持されたことが大きい)。なお、彼女はこの曲のほかにはこれといったヒットがなく、完全な一発屋です(もっとも、今でも音楽活動は続けているらしい)。

 

 

例によってひどい邦題(「アリシア・ブリッヂズ」というのもそーとーではあるが(笑))。

 

Laura Branigan によるカバー。

 

 

オリジナルと比べるとだいぶあっさりしてるな。

 

なお、YouTube を見ていたら、麻生よう子がカバーしている(タイトルは『恋のナイトライフ』)のを発見したのですが、全く憶えておりません(なので、取り上げない)。