1983年全米5位、全英17位、カナダで5位。1982年、ベースの Pete Farndon をドラッグ使用を理由にクビにした直後にギターの James Honeyman-Scott がドラッグのオーバードースで急死したため、Pretenders は Crissie Hynde とドラムスの Martin Chambers の二人だけになってしまいます。それでも、Big Country の Tony Butler や Rockpile の Billy Bremner らの力を借りてレコーディングしたこの曲が大ヒットし、見事危機を乗り越えました(しかも当時 Crissie Hynde は妊娠3か月(子供の父親は Kinks の Ray Davies)・・・その精神力には脱帽)。個人的にも最も好きな Pretenders のナンバーです。なお、歌詞の冒頭の「a picture of you」とは、Ray Davies の写真で、当初は彼についての歌を書こうとしていたところ、James Honeyman-Scott の急死を受けて変更したようです。また、Crissie Hynde は、このレコーディングから半年後に Ray Davies と別れ(ただし結婚はしていない)、その後 Simple Minds の Jim Kerr と結婚しました(1990年に離婚)。

 

 

Live Aid でも演りました。

 

 

Morrissey がカバーするとは少々意外。

 

 

Crissie Hynde によると、"Back On The Chain Gang" は James Honeyman-Scott に捧げたものだということ。「Pretenders」というバンド名は Sam Cooke の "The Great Pretender" のカバーバージョンに由来するということもあって、私は当然こちらへのオマージュだとずっと思っていたのですが、この機会にググってみたもののその旨を明言するものは確認できませんでした。

 

 

1960年全米2位、全英9位。Sam Cooke はハイウェイで鎖につながれた囚人たち (chain-gang of prisoners)を実際に目撃したことにインスパイアされてこの曲を書いたといわれています。