Jennifer Rush の "The Power Of Love" と時期を接してさらに二つの同名異曲がヒットチャートを賑わしました。まずはおなじみのこちらから。

 

 

1985年全米1位、全英9位、カナダとオーストラリアでも1位、ニュージーランドで3位、アイルランドで5位。いうまでもなく映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の挿入歌で、Huey Lewis & The News にとっては初の全米 No.1。ただ、例によって私は映画は観ていないので、特に感慨はありません(85年の来日公演でももちろん演りました・・・と思うけど、覚えてない(笑))。

 

 

写真の撮り方が雑 アセアセ

 

次はこちら。

 

 

1984年全英1位。さらに、アイルランド、オランダ、ベルギー、西ドイツ、スイス、オーストリア、イタリア、スペイン、ポルトガル、ポーランド、オーストラリア、ニュージーランドでトップ10入り。"Relax" と "Two Tribes" に続く Frankie Goes To Hollywood の第三弾シングルで、彼らにとって最後の全英 No.1。前二作とは打って変わってのバラードだったのでびっくりしたものです。なかなかの名曲だと思うのですが、前二作があまりにも衝撃的であったためその陰に隠れて今ではすっかり埋もれてしまった感じかな? クリスマスソングとして作られたわけではないのですが、発売が12月ということで↑のようなPVに。正直、クリスチャンならざる身としては少しばかり too religious です。

 

"The Power Of Love" というタイトルは誰でも思いつくありふれたものであるせいか、多くの同名異曲があります。しかし、大きなヒットとなったのは前回と今回紹介した3曲くらいで、それがほぼ同じ時期に集中しているというのは、偶然とはいえなかなか興味深いところです。