鏑木清方記念美術館が開館20周年を記念して特別展<鏑木清方の芸術展>を開催中ということで行ってきました。約2年ぶり2度目の訪問です。
ここ数年、鎌倉には年に2〜3回来ているのですが、そういえばこのエリアは未訪だったな、ということで金沢街道沿いにある三寺院に参拝。
まずは杉本寺へ。寺伝によると天平6年(734年)に光明皇后の御願で藤原房前(光明皇后の兄)と行基が創建したそうで、鎌倉最古の寺といわれています。
次に鎌倉五山第5位の浄妙寺へ。開基は足利義兼(足利氏第二代)で文治4年(1188年)創建。
境内には石窯ガーデンテラスなるシャレオツなカフェ&レストランがあるそうですが、今回はパス。それから、「鎌倉」の地名の由来だという説もある鎌足稲荷神社(藤原鎌足の木造(非公開)があるらしい)もあるのですが、ちょっと遠そうで「ずく」がなかった(私の田舎の方言(笑))ので、やはりパス。
さらに「竹の寺」の名で知られる報国寺へ。開基は足利家時(尊氏の祖父)で、創建は建武元年(1334年)・・・って年代が合わんぞ(家時の没年は1284年ごろ)。
こちら↓のやぐらの中に足利家時と足利義久(鎌倉公方持氏の嫡子で永享の乱に敗れてこの寺で自刃したとされる)の墓があるようです(未確認)。
いずれも、源氏でも北条氏でもなく、藤原氏 and/or 足利氏にゆかりのある寺院だとは存じませんでした・・・では不勉強の謗りを免れないな 














