アルバム "Chicago 17" からのサードシングルで、1985年全米3位(アダルトコンテンポラリーチャートでは1位)、全英14位、スウェーデンで1位、カナダで5位、アイルランドで9位。Peter Cetera によると、彼がイタリアに発つ日の朝、David Foster から電話があり、「今、Kenny Rogers とスタジオ入りしてるんだけど、Kenny がキミに曲を書いてほしいって言ってるんだ」とのこと。Cetera が「そりゃ光栄だけど、今日から2週間ばかりイタリアに行くんだ。なので帰ったら連絡するよ」と言うと、「いや、いや、いや、それじゃだめなんだ」との返事だったので、「じゃあ、ウチに来てくれ。できるだけのことをやってみよう」となり、やってきた Foster と二人で出発までの間に3時間ほどかけてこの曲の骨格を作り、そのデモを録音したテープをイタリアに持って行きました。そして、イタリアのゴージャスなホテルに泊まってミケランジェロの作品を見たりしていたら「You're the inspiration」というフレーズを思いつき、この曲を仕上げて帰国後 Kenny Rogers に渡したそうです。ところが、「Kenny は時間がなかったのか、あるいはこの曲が気に入らなかった[のでレコーディングしなかった]んだ。ぼくにとってはそれで良かったんだけど」ということで、Chicago の曲として日の目を見ることとなりました。

 

 

1984年全米4位。アメリカだけで600万枚以上を売上げ、Chicago のアルバムの中で最大のセールスを記録。しかし、Peter Cetera はこのアルバムを最後に Chicago を脱退しました。その理由は、「Chicago 17 ツアー」がひとまず終了した後、ソロ活動を行うことを望む Cetera (彼は自分と Chicago の関係が Phil Collins と Genesis のようになることを希望したとのこと)とツアーのさらなる継続を望む Chicago の他のメンバー及びマネジメントとの間の溝を埋められなかったため。

 

 

こちらは Peter Cetera の2017年のソロパフォーマンス。

 

 

さらに David Foster のバージョン。