1981年全米14位。前年にリリースされたベストアルバム "Hits!" の唯一の「新曲」として発表されたナンバーで、この曲の作者である David Paich と Steve Lukather、David Hungate 及び Jeff Porcaro がバックを務めています。彼らは1977年にこの曲を含む数曲のデモテープを作り、それにより Columbia Records (CBS)との間で首尾よく契約締結に漕ぎつけました。この4人に Bobby Kimball と Steve Porcaro を加えて誕生したのが Toto であることはいうまでもありません。

 

 

『じゅん散歩』の人ではありません(笑)。

 

そして、AOR三巨頭揃い踏みの The Dukes Of September によるパフォーマンス。

 


 

オリジナルのデモバージョンはこちら。

 

 

リードボーカルは David Paich(彼は「おれは Al Green だ」と自分自身に言い聞かせてこれを歌ったとのこと)で、女声ボーカルは Boz のスタジオバージョンにも参加した Lisa Dalbello(当時 Jeff Porcaro とつきあっていた)。Steve Lukather は、「オリジナル・バージョンのほうが粗削りでワイルドな感じがしていいと思うんだけど、どうかな」「どうしてこれを自分たちのアルバムに収録しなかったのかその理由は忘れてしまったけれど、個人的にはとても気に入っていた」と述べています("Toto XX" のライナーノーツより)。なお、David Paich は、いつかこの曲を Toto として正式にレコード化するつもりだったので、他人がレコーディングするのを当初は嫌がっていたものの、Boz のたっての希望で提供に応じたとのことですが、彼のバージョンがヒットしたので嬉しかったと述べています。

 

Average White Band もカバーしています。