1974年全米4位(Cash Box では1位となり、ミリオンセラー。だが、Three Dog Night にとっては、これが最後の全米トップ10ヒットとなった)、カナダで2位、オランダで6位、ニュージーランドで9位、日本ではオールジャパンポップ20で4位。"The Show Must Go On" といえば、今では Queen の同名異曲になるのかもしれませんが、われわれセヴンティーズ・ファンにとっては、まずはこちら。現に、最初、「クイーンの "The Show Must Go On"」と聞いたときは、まさかこの曲のカバー?(そんなはずはない)と思ったものです。
 
 
↑のジャケットにも書かれているように、オリジナルは Leo Sayer。
 

 

1974年全英2位、アイルランドで3位、西ドイツ、オーストラリア、ニュージーランドでトップ10入り。Three Dog Night は、オリジナルの「I won't let the show go on」という歌詞を「I must let the show go on」と改変しているのですが、それに対し、Leo Sayer は、「それでは意味が真逆になってしまい、ばかみたいだ」と、かなり頭にきたそうです。もっとも、彼らのカバーバージョンがヒットしたおかげで多額の印税収入を得たため、今では「それも悪くないか」と、思い直しているとのこと。

 

こちらはシングルバージョン。

 

 

Freddie がこれやるのを見てみたかった(笑)。
 
なお、サーカスなどでお馴染みのオープニングのメロディは、チェコの作曲家ユリウス・フチークの『剣闘士の入場』からの引用です。