のどかな田園風景に溶け込み、気持ち良くバイクで走っていると‥
前を走るトラックに追い付く。
すると、何やら液体がバイクのスクリーンにはねてきた。
運搬物は、仮設トイレ。
この液体はまさか?!
??(゜Q。)??
という訳で、
先日、朝目が覚めると、無性にバイクに乗りたくなったのですが、連日あまりにも暑い。
それなら、涼しい所を走ろう!
福島県、群馬県、新潟県の山方面はよく行っているから、今回の行き先は、
富士山になんとなく決定。
(^O^)/
以前、カブで富士山の吉田口の5合目(山梨県側)に行ったので、
今回は、GWで富士山の富士宮口の5合目(静岡県側)を目指した。
GWはカブと違って高速に乗れるので、高速を使って時間を短縮する事に。
時間がありそうだったら、
ついでに7、8合目ぐらいまで、登山してしまおう!
とたくらむ。
北関東自動車道、東北自動車道、首都高、東名高速を経由し、御殿場インターに到着。
途中、サービスエリアで休憩したりしたが、バイクがデカイせいか、いろんな所で、話し掛けられた。
また道中、間違って違うインターの出口に降りてしまった事は、小さな声では言えない極秘事項だ。
(^^ゞ
ガソリン給油、コンビニ休憩を経て、県道をひた走り富士宮口を目指す。
自衛隊の演習場の間を抜け、快適に走っていると、何やらあやしい標識が。
富士宮口、一般車両通行禁止。
って見えた気がしたが、気付かなかった事にしよう。
そのまま、涼しく快適に木々の間を走っていると、御殿場口の標識を発見。
せっかくなので、ちょっと寄り道してみよう。

御殿場登山口。
富士山が世界遺産に登録されてから、観光客、登山客が押し寄せているらしいが
ここはガラガラ。

駐車場にも車がまばら。
体力と時間のある登山家は、御殿場口が良さそう。

そして、本題である富士宮口に向かって走りだす。
左側に駐車場と、富士宮口5合目を行き来するらしいバスもあったが、素通りして、分岐点に到着。

7/10~9/10まで、一般車両通行禁止と、ここにも標識。
しょうがなく、本日の目的を富士山一周、適当な旅に変更。
それにしても、標高も高いせいか、樹海の中だからか、とても涼しい。
まだ時間も10時前という事もあるからか、バイクの気温計が25度まで上がらない。
首都高のトンネルの中は、40度近くて気持ちが悪くなった。
まさに天国と地獄だ。
てきとうな人がさらに適当に走っていると、白糸の滝なる看板が。
一度行って見たかった所。
さぁ、行ってみよう!


なんとも涼しげで、上品な滝。
絹糸を無数に垂らしたよう。
まわりに人がいなければ、滝に向かって突撃してしまうかもしれない。
人込みに酔いながら、滝を後にし、
富士山周辺の道の駅をめぐっていると。
何やら、レースカーを積んだ、巨大なトラックが。

そうか、気のせいか車が多い気がしたのは、富士スピードウェイで、レースがあったからかと納得。
そんなこんなをしている間に、お昼の時間に。
友人に、富士吉田のうどんが大好き、
という人がいるので、
自分はふだん、うどんを食べないが、お昼はうどんに決定。
てきとうに探してみる事に。
まずは、富士吉田の道の駅。
大混雑の人込みと行列に酔っ払い、退散。
横道に入って迷子になりながら、結局国道に戻って探した。
吉田うどんを見付けられず、山中湖畔に到着。
ホウトウの看板は大量にあるが、吉田うどんが無い。
諦めかけたその時、
ついに見付けました。
お店の写真は撮るのを忘れましたが、お上品な感じでした。
庶民の自分は、恐る恐る潜入。
あやしいお一人様にも、綺麗な女性店員さんが、明るく親切に応対してくれました。
店員さんにすすめられたメニューの一つの鳥モツ。
B級グルメのグランプリになったメニューらしい。
そういえば、テレビで見た事がある。
鳥モツと吉田うどんの大盛りと天ぷらのセットを注文。
店員さんに、『大盛りじゃなくても十分多いですよ』
と言われたが、ふだん簡単に来れる所ではないので、もちろん大盛りで注文。
まずは、鳥モツがきた。

?!
これは!!
(@_@)
誰か~!
大至急酒持って来~い!!
(^Q^)/
って言いそうになる、なんとも言えない味付けだ。
次に、吉田うどん。

ぱっと見うどんが少なく見えるが、
お皿が異様にデカイ。
チラッと見える割り箸が小さく見えるが、フルーツ皿にうどんが入っている感じだ。
まずは、おつゆをつけずにそのまま啜る。
うぉっ!
(@_@)
啜れない。
なんだこのコシというか、弾力は?
歯ごたえも凄い。
これが吉田うどんか!
こんなにコシの強いうどん食べた事ない。
オツユを付けても、簡単には啜れない。
ふだん蕎麦とかは、豪快に音を立てて一息で口の中に吸い込むのが、
このうどんは、そうはいかなかった。
しかも、大盛り。
うどんを食べる為に、カロリーを消費した感じだった。
味は、以前食べた水沢うどんとどっちが上だろ‥。
一度食べ比べてみたいです。
食後、店員さんにボリュームの事を聞かれ、ボリュームよりも、コシの強さにびっくりした事を伝え、山中湖を後にした。
もうひとつの登山口、須走口にも向かったが、こちらも残念ながら通行規制。
帰りは、バイク乗りに人気らしい、道志みちという国道413号線を経由し、
中央道相模湖インターから高速を使い帰宅。
以上、総走行距離650キロ弱の適当な旅でした。
(^^ゞ