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2.ニンジン … ベータカロチンが目に効く
1)ビタミンAと“二人三脚”で視力を強化
人の網膜は、水晶体を通して入ってきた光を感じると、それを信号に変えて脳に伝達します。脳は、その信号を受け取ることで「物を見て、認識する」ことができます。目の網膜にあって、光を信号に変え脳に伝える役割を果たしている物質がロドプシンです。
目の機能に重要な、ロドプシンを作る材料になるのがビタミンA。じつはロドプシンは、食べ物から摂取したビタミンAが変化した物質で、化学反応をくり返し起こすことによって消耗します。つまり、目の疲労というのは、1つには、光との生化学反応により、ロドプシンが極度に消耗した状態をいいます。ですから、目を激しく使う人は、日頃からロドプシンの材料であるビタミンAを不足させないように補給することが大事です。
目にいいといわれるブルーベリーのアントシアニンが効果的なのも、似た理由によります。アントシアニンは目にストックされているビタミンAを誘導して、ロドプシンの再合成を促進するので、即効的に目の疲労回復に効果を発揮します。しかし、日常的に目の健康を維持するためには、ビタミンAも絶対に必要な栄養素なのです。ビタミンA不足は目の疲労のほか、暗がりで目が見えにくくなる夜盲症として現われることも多いのです。
2)車の運転にはビタミンAの欠乏は危険
例えば映画館など急に暗いところに入ったときに、目が暗やみに慣れるまでいつもより時間がかかりすぎることも、ビタミンAの欠乏が疑われます。
ビタミンAは2つの方法で補給することが出来ます。1つは野菜などからベータ・カロチンとして補う方法。ベータ・カロチンはよく緑黄色野菜に多く、特にニンジンに多く含まれています。もう1つは動物性の食品から直接ビタミンAを補給する方法です。動物性食品では、アンコウの肝やウナギの肝、またホタルイカやアナゴ、ギンダラに多いです。ぶたやとりのレバーにも多く含まれています。ただ、ビタミンAは脂溶性ビタミンで、身体にある程度ストック出来るので、動物性食品の場合は取り過ぎることにも注意が必要です。