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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
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▼注目経済指標
・中国GDP[前年比]5.2%(予想5.1% 前回5.4%)
・中国小売売上高[前年比]4.8%(予想5.3% 前回6.4%)
・中国鉱工業生産[前年比]6.8%(予想5.6% 前回5.8%)
・ユーロ圏鉱工業生産[前月比]1.7%(予想1.0% 前回-2.2%)
・独ZEW景況感調査52.7(予想50.4 前回47.5)
・米消費者物価指数[前月比]0.3%(予想0.3% 前回0.1%)
・米消費者物価指数[前年比]2.7%(予想2.6% 前回2.4%)
・米消費者物価指数[コア][前月比]0.2%(予想0.3% 前回0.1%)
・米消費者物価指数[コア][前年比]2.9%(予想2.9% 前回2.8%)
・米NY連銀製造業景気指数5.5(予想-9.2 前回-16.0)
▼ニュース、要人発言
トランプ氏、EUとの関税交渉に応じる意向示唆-書簡は「ディール」
トランプ米大統領は14日、欧州連合(EU)を含め貿易相手国・地域とのさらなる交渉に応じる意向を示唆した、一方で、新たな関税を通知する各国・地域への書簡が「ディール」だとも主張した(ブルームバーグ)
米との貿易交渉、5月提案になお回答待ち=ブラジル副大統領
ブラジルのアルキミン副大統領は14日、米国との貿易協議で5月に提示した案に対する回答を米側からまだ受け取っていないと述べた、トランプ米大統領は先週、ブラジルからの輸入品に8月1日から50%の関税を課すと表明した(ロイター)
長期金利が1.595%に上昇、2008年以来の高水準-財政懸念で売り
長期金利が1.595%に上昇し、約17年ぶりの高水準を付けた、20日投開票の参院選で与党が過半数を割り込めば、拡張的な財政政策に傾くとの懸念が強い、財政リスクへの警戒から超長期債を中心に売りが広がっており、長期債にも波及した(ブルームバーグ)
今後の財政運営に市場「高い関心」、長期金利上昇で=加藤財務相
加藤勝信財務相は15日、長期金利がリーマン危機以来の水準に上昇した背景について、今後の財政運営に関する市場の「高い関心」があると述べた、同日午前の閣議後会見で語った(ロイター)
中国GDP、第2四半期は5.2%増に鈍化 底堅さも関税など逆風続く
中国国家統計局が15日発表した第2四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比5.2%増加し、市場予想の5.1%増を小幅に上回った、米国の関税に直面する中でも底堅さを示した、ただ、アナリストは逆風が強まる可能性を警告し、当局に追加刺激策を求める圧力が高まると予想している(ロイター)
中国6月鉱工業生産、+6.8%で予想上回る 小売売上高は減速
中国国家統計局が15日発表した6月の鉱工業生産は前年比6.8%増と、5月の5.8%増から加速し、市場予想の5.7%増を上回った。、一方、6月の小売売上高は4.8%増で5月の6.4%増から減速、市場予想の5.4%増も下回った(ロイター)
中国新築住宅価格、6月は前月比-0.3% 過去8カ月で最大の下落
中国の6月の新築住宅価格は前月比0.3%下落し、8カ月ぶりの大幅な落ち込みを記録した、国家統計局が15日発表したデータを基にロイターが算出した、一連の支援策にもかかわらず、低迷する住宅セクターの需要を回復させる上で、政策当局が直面する課題を浮き彫りにした(ロイター)
豪州は中国との関係を重視-アルバニージー首相、習主席と北京で会談
オーストラリアのアルバニージー首相は15日、中国との関係を重視しており、「冷静かつ一貫した」姿勢で中国にアプローチしていくと、北京での習近平国家主席との会談の冒頭で表明した(ブルームバーグ)
日本国債に「トラスショック」懸念、参院選後の財政リスクに市場動揺
20日の参議院選挙で連立与党の苦戦が伝わり財政拡張への懸念が高まる中、日本国債は英国の「トラスショック」のような事態に直面するリスクがあるとの見方が出ている(ブルームバーグ)
世界の投資家心理が急回復、2月以来の強気水準=BofA調査
バンク・オブ・アメリカ(BofA)が15日発表した7月の世界ファンドマネジャー調査によると、投資家心理が2月以来の強気水準に急上昇した、利益に対する楽観度が5年ぶりの大幅な上昇となったほか、リスク選好度が過去最高の上昇を記録した(ロイター)
独ZEW景気期待指数、7月は52.7へ上昇 予想上回る
欧州経済センター(ZEW)が15日発表した7月のドイツ景気期待指数は52.7と、前月の47.5から上昇し、市場予想の50.3も上回った、ZEWのワムバッハ所長は「過去2カ月間の力強い改善を受け、前向きな心理がより確かなものとして定着しつつある」と述べた(ロイター)
首相、ベッセント米財務長官と18日会談で調整 万博イベントで来日
石破茂首相が大阪・関西万博のイベントで来日するベッセント米財務長官と18日に会談する方向で調整していることがわかった、ベッセント氏は赤沢亮正経済再生相をカウンターパートに日本との関税協議で米側の交渉役を務めており、首相はベッセント氏との会談では関税措置について意見を交わす可能性がある(朝日新聞)
トランプ氏「英は米のために戦うが、EUは疑問」 通商交渉に影響
トランプ米大統領は15日公表されたBBCとのインタビューで、英国は米国を守るために戦うだろうが、欧州連合(EU)についてはその点を断言できないと発言、このため、EUとは通商協定を結んでいないと述べた(ロイター)
パウエル議長後任選び、「正式なプロセス」始まった-ベッセント氏
ベッセント米財務長官は、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の後任選びの「正式なプロセス」が既に始まったと明らかにした、ベッセント氏は15日朝、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、次期FRB議長選びが既に始まったかを問われ、「正式なプロセスが既に始まっている」と回答、「素晴らしい候補が多数いる。プロセスがどのくらい速く進むかは、様子を見ていくことになる」と述べた(ブルームバーグ)
米6月CPI、前年比+2.7%に加速 FRBは9月まで様子見か
米労働省の労働統計局(BLS)が15日発表した6月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.3%上昇し、前月の0.1%上昇から加速、1月以来の大幅な上昇となった、トランプ米政権の関税措置がインフレに影響し始めていることが示唆され、米連邦準備理事会(FRB)は9月まで様子見姿勢を維持する可能性がある(ロイター)
NY連銀製造業指数、7月は予想外に活動拡大-5カ月ぶりプラス
7月のニューヨーク連銀製造業景況指数は予想外に活動拡大を示した、プラス圏に戻ったのは5カ月ぶり、受注と出荷が強かった、原材料の支払価格を示す仕入価格指数は9ポイント余り上昇し、56となった、販売価格指数は1ポイント近く低下した(ブルームバーグ)
エヌビディア中国向け半導体販売再開「レアアース交渉の一環」=米商務長官
ラトニック米商務長官は15日、 米半導体大手エヌビディアによる画像処理半導体(GPU)「H20」の中国向け販売再開について、中国とのレアアース(希土類)を巡る交渉の一環だったと明らかにした(ロイター)
プーチン氏、米の圧力に屈せず戦闘継続へ 和平交渉に強硬=関係筋
ロシアのプーチン大統領は、トランプ米大統領の制裁強化の脅しにも動じず、西側がロシアの示す条件で和平交渉に応じるまでウクライナで戦闘を続ける意向だ、ロシア軍の進軍に伴い領土問題に対する要求が拡大する可能性もあるという、ロシア大統領府(クレムリン)に近い3人の関係筋が明らかにした(ロイター)
米、インドネシアに19%関税 米国製品は無関税=トランプ氏
トランプ米大統領は15日、インドネシアと貿易協定で合意したと発表した、貿易協定の一環として、米国はインドネシアに19%の関税を課す一方、米国がインドネシアに輸出する製品は無関税になるという(ロイター)
メキシコ、米への関税対抗措置を示唆 8月1日までに合意未達なら
メキシコのシェインバウム大統領は15日、トランプ米大統領の新たな関税措置を巡り、8月1日の期限までに合意に達しない場合、メキシコは行動を起こすとの考えを示した(ロイター)
米金利変更急がず、関税の影響は限定的な可能性=ボストン連銀総裁
米ボストン地区連銀のコリンズ総裁は15日、経済を巡る足元の不透明感を踏まえ、政策金利の変更は急いでいないとの考えを示した(ロイター)
DeNAが藤浪晋太郎と契約合意 3年ぶりの日本球界復帰 投手陣強化で挽回へ
DeNAが米大リーグ、マリナーズ傘下の3Aタコマを自由契約になっていた藤浪晋太郎投手(31)との契約に合意したことが15日、関係者の話で分かった、藤浪は阪神でプレーした2022年以来、3年ぶりの日本球界復帰となる(サンケイスポーツ)
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
昨夜公表された米消費者物価指数を受け、市場ではドル買い戻しが進展。
トランプ関税によるインフレ再燃懸念から、7割以上あった年内2回利下げ確率は6割にまで落ち込んでいます。
ドル円は先月米軍がイラン核施設を攻撃した際に記録した148円02銭を突破、約3カ月ぶりに1ドル=149円台に乗せています。
ベッセント財務長官による「トランプ大統領、パウエル氏解任意図せず」発言もドルを支えています。
一部報道によると、18日にベッセント長官は日本側首脳と会談する可能性があります。
▼株式
ダウ:44,023.29ドル(-436.36)
ナス:20,677.80(+37.47)
年内利下げ期待の後退が、ダウ市場を圧迫しました。
▼債券
米10年債利回り:4.485%(+0.052)
実質金利:2.071%(+0.045)
期待インフレ率:2.414%(+0.010)
(過去3営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
左軸:NY金(ドル) 右軸:期待インフレ率(%)
米CPIを受けて過度な利下げ期待が後退、米10年債利回りは4.5%乗せをうかがう動きです。
▼原油
NY原油8月物は、0.45ドル安の66.52ドルにて終了。
ドル高や株安が圧迫、NY原油は再び60ドル台中盤での推移です。
▼金
NY金8月物は、22.40ドル安の3,336.70ドルにて終了。
今朝の国内金は、55円安の16,030円で終了しています。
米CPIを受けたドル高、米債利回り上昇がNY金市場を圧迫しました。
左軸:NY金(ドル) 右軸:信託金残高(トン)
SPDR:947.64トン(変わらず)
▼白金
NY白金10月物は、4.90ドル安の1,413.10ドルにて終了。
今朝の国内白金は、4円高の6,107円で終了しています。
ドル高が圧迫したものの、NY白金は1,400ドルブレイクには至っておりません。
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