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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
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▼注目経済指標
・独IFO88.4(予想88.0 前回87.5)
・米経常収支-4502億ドル(予想-4455億ドル 前回-3120億ドル)
・カナダ消費者物価指数[前年比]1.7%(予想1.7% 前回1.7%)
・米住宅価格指数[前月比]-0.4%(予想0.0% 前回0.0%)
・米S&P/ケース・シラー[前年比]3.42%(予想3.90% 前回4.08%)
・米消費者信頼感指数93.0(予想99.8 前回98.4)
・米リッチモンド連銀製造業指数-7(予想-10 前回-9)
▼ニュース、要人発言
イスラエルとイランが停戦合意、トランプ氏「12日戦争の終結祝福」
トランプ米大統領は23日、イスラエルとイランの紛争終結に向けて「完全かつ全面的な停戦」が発効すると表明した、「(両国が)『12日戦争』を終わらせるための持久力と勇気、知性を示したことを祝福する」と自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」に投稿した、イスラエルとイランが現在行っている任務を完了するまで一定の時間を与えられ、完了した時点で段階的に停戦が開始されると示唆した(ロイター)
イラン、イスラエルが攻撃停止なら反撃継続せず=外相
イランのアラグチ外相は24日、イスラエルとイランの間で停戦に関する「合意」はないと述べた、ただ、イスラエルがテヘラン時間24日午前4時(日本時間午前9時30分)までにイラン国民に対する「違法な侵略」を停止すれば、イランも反撃を続けるつもりはないとした(ロイター)
イスラエル南部で3人死亡、イランがミサイル攻撃 停戦合意発表後
イスラエル軍は24日早朝、イランから複数回のミサイル攻撃があったと明らかにした、トランプ米大統領は前日、両国が紛争終結に向けて「完全かつ全面的な停戦」が発効すると発表していた(ロイター)
金価格下落、トランプ大統領の停戦発表を受け安全資産需要が後退
金相場は下落、イスラエルとイランが暫定的な停戦に合意し、米東部時間24日午前0時ごろに開始するとトランプ米大統領が発表したことで、安全資産としての需要が後退した(ブルームバーグ)
ECB、今後半年に利下げあり得る-ビルロワドガロー氏がFTに語る
欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのビルロワドガロー・フランス中銀総裁は英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)とのインタビューで、ECBが向こう半年間に追加利下げに動く可能性があるとの認識を示した(ブルームバーグ)
イスラエルとの停戦に合意とイラン外交筋
イラン外交筋は24日、共同通信に対し、イスラエルとの停戦に合意したと明らかにした(共同通信)
イスラエル首相、トランプ氏の停戦案に同意 イランの核の脅威排除
イスラエルのネタニヤフ首相は24日の声明で、トランプ米大統領から提案されたイランとの停戦に同意したと明らかにし、イランの核・弾道ミサイルの脅威を取り除く目標を達成したとの見方を示した(ロイター)
イスラエル・イランの停戦発効、トランプ氏「違反しないで」
トランプ米大統領は24日、イスラエルとイランの停戦が発効したと述べ、両国に違反しないよう求めた、「停戦は発効した。どうか違反しないでほしい!」と自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」に投稿した(ロイター)
ドイツIfo期待指数が上昇、23年4月以来の水準-企業の楽観強まる
Ifo経済研究所が24日発表した6月の期待指数は90.7と、2023年4月以来の高水準に達した、ブルームバーグがまとめたアナリスト予想中央値は89.9だった、前月の数値は89に改定された(ブルームバーグ)
イスラエル、イランへの攻撃指示 「停戦違反」主張 イランはミサイル発射否定
イスラエルのカッツ国防相は24日、イランによる停戦違反があったとし、強硬な対応を軍に命じたと述べた、トランプ米大統領が発効を発表した停戦に、早くも不穏な空気が漂ってきた(ロイター)
FRB、早期利下げ不要 年内に物価上昇へ=アトランタ連銀総裁
米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は、企業が関税引き上げに対応して今年後半に値上げを計画し、雇用市場が依然として安定している中、米連邦準備理事会(FRB)が早期に政策金利を引き下げる必要はないとの認識を示した(ロイター)
グリーン英中銀委員、高インフレ持続を懸念 利下げ再開急がず
イングランド銀行(英中央銀行)のグリーン金融政策委員は24日の講演で、最近のインフレ率上昇が「こぶ」のような一時的な現象でなく、「高原」のように持続する可能性があるとして、利下げに慎重を期すべきだと述べた(ロイター)
トランプ氏、停戦違反を非難 イラン以上にイスラエルに不満示す
トランプ米大統領は24日、数時間前に発表した停戦にイスラエル、イラン両国が違反したと指摘した、双方を非難したが、特にテヘランへの新たな攻撃を発表したイスラエルに不満だと述べた、オランダ・ハーグで開催される北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に向けて出発する前に記者団に語った(ロイター)
ハンガリー国立銀行
24日、政策金利を現行の6.50%で据え置いた
米CB消費者信頼感、6月は予想外に悪化 景気・雇用見通し懸念
コンファレンス・ボード(CB)が24日発表した6月の消費者信頼感指数は5.4ポイント低下し93.0となった、消費者は今後6カ月間の景気や雇用の見通しを懸念している、ロイターがまとめたエコノミスト予想は100.0だった(ロイター)
FRB議長議会証言、利下げ急がずと再表明 「関税見極め必要」
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は24日、下院金融サービス委員会での証言で、トランプ大統領が求めている利下げを検討する前に、関税の引き上げで物価が押し上げられるか見極めるため、一段の時間が必要との見解を示した(ロイター)
インフレとの闘いほぼ完了、サービス物価はなお高水準=レーンECB専務理事
欧州中央銀行(ECB)のチーフエコノミストであるレーン専務理事は24日、サービス部門の物価上昇率が依然として高すぎるものの、ユーロ圏における高インフレとの闘いは「ほぼ」完了したとの認識を示した(ロイター)
現在の金融政策は適切、差し迫った利下げの理由なし=NY連銀総裁
米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は24日、現行の金融政策は不確実な時期の「適切な位置にある」とし、差し迫った利下げの必要性はないという考えを示唆した(ロイター)
米FRBの「適度に制約的な」政策スタンス適切=ボストン連銀総裁
米ボストン地区連銀のコリンズ総裁は24日、連邦準備理事会(FRB)の融政策は適切との認識を示した(ロイター)
利下げ急がず、関税の物価への影響不透明=米クリーブランド連銀総裁
米クリーブランド地区連銀のハマック総裁は24日、インフレは依然として連邦準備理事会(FRB)の目標を上回っており、関税措置がインフレにどのような影響を与えるかについて多くの不確実性が残っている状況では、利下げを急ぐ必要はないとの見解を示した(ロイター)
イスラエルが違反しない限り停戦協定を順守する=イラン大統領
イランのペゼシュキアン大統領は24日、イスラエルが違反しない限り、イランは停戦協定に違反しないと述べた、国営ヌールニュースが報じた(ロイター)
バーFRB理事、関税によるインフレ押し上げを予想-経済は堅調
米連邦準備制度理事会(FRB)のバー理事は、関税がインフレを押し上げると予想し、金利調整については様子見のアプローチを支持する考えを示した(ブルームバーグ)
米最高裁、「第三国」への移民即時送還を容認-トランプ政権側を支持
米連邦最高裁は23日、トランプ政権が「第三国」に不法移民を即時送還する措置の再開を認める判断を下した、マサチューセッツ州の米連邦地裁は、10日間の猶予期間と拷問のリスクを訴える機会を移民に与えることを求める命令を下していたが、最高裁がこの命令を差し止めた(ブルームバーグ)
三村財務官の続投を決定、国際局長に緒方氏=財務省幹部人事
政府は24日、三村淳財務官を続投させる幹部人事を決めた、加藤勝信財務相が同日午前の閣議後会見で発表した、国際局長には緒方健太郎次長を昇格させる(ロイター)
日本初のIR起工、大阪万博で止まらない大阪 ミナミも再開発
大阪・関西万博会場でもある人工島・夢洲(ゆめしま)で4月、日本初のカジノを含む統合型リゾート(IR)の建設が始まった、2030年秋の開業を目指して、カジノやMICE(国際会議や展示会)施設、高級ホテルなどが整備される、万博後の大阪経済をけん引する観光・エンターテインメントの拠点として、大きな期待を集めている(日本経済新聞)
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
前日はトランプ大統領のSNSによるイスラエル・イラン停戦期待が高まりましたが、未だ報復攻撃が続くなど予断を許しません。
とはいえ停戦合意はかろうじて守られており、このあと日本時間7時頃に動きが見られるのか注視されます。
市場では停戦成立を期待したリスク選好的なドル安が進行、ユーロドルは年初来高値を更新しています。
一方昨夜はパウエル議長による議会証言が行われましたが、議長は「利下げ急がず」の姿勢を堅持しています。
▼株式
ダウ:43,089.02ドル(+507.24)
ナス:19,912.54(+281.57)
中東リスクの後退期待から、ダウは続伸です。
▼債券
米10年債利回り:4.293%(-0.055)
実質金利:2.002%(-0.026)
期待インフレ率:2.291%(-0.016)
(過去3営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
左軸:NY金(ドル) 右軸:期待インフレ率(%)
中東情勢緊迫化の後退や原油安から、米債利回りは低下しています。
▼原油
NY原油8月物は、4.14ドル安の64.37ドルにて終了。
イスラエル・イラン停戦期待から、NY原油は一時62ドルまで下落しました。
▼金
NY金8月物は、61.10ドル安の3,333.90ドルにて終了。
今朝の国内金は、7円安の15,596円で終了しています。
停戦期待がNY金相場を圧迫、3,300ドル割れを前に下落は一服しています。
左軸:NY金(ドル) 右軸:信託金残高(トン)
SPDR:955.68トン(-1.72トン)
▼白金
NY白金7月物は、27.30ドル高の1,322.20ドルにて終了。
今朝の国内白金は、56円高の5,708円で終了しています。
FOMC以降NY白金の取組減少が確認されており、ヘッジ買いの解消が進んでいるもようです。
本日もよろしくお願いいたします。
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