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大起証券㈱ Tel:06-6300-5757(代表)
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
<今週の予定>
・9日:中国貿易収支・消費者物価指数・生産者物価指数、米中協議再開(ロンドン)
・11日:米消費者物価指数、満月
・13日:東京都議選告示
・14日:トランプ大統領誕生日
・15日:G7首脳会議(カナダ・カナナスキス)(~17日)、習近平国家主席誕生日
<CFTC建玉明細>
金
(直近3週間)
右軸:大口投機玉買い越し
6月3日終了時点のNY金大口投機玉の買い越しは187,905枚。
前の週と比べ、13,721枚買い越しが増えました。
買い玉が約1万2千枚増えました。
白金
(直近3週間)
右軸:大口投機玉買い越し
6月3日終了時点のNY白金大口投機玉の買い越しは20,049枚。
前の週と比べ、5,294枚買い越しが減りました。
大口投機玉は、売り玉を増やしました。
CFTCとは”US. Commodity Futures Trading Commission”の略で、米商品先物取引委員会のこと。各取引所の建玉明細を開示することを義務付けており、毎週金曜日引け後にその週の火曜日時点の参加者別建玉明細”Commitments of Traders”を公表している。
<今週の見通し>
先週末は米雇用環境の悪化が進んでいないこと、米中首脳会談が行われたことなどから、リスク選好ムードが支配的となりました。
今週は月曜日から米中通商協議が再開する予定で、その行方が注目されます。
月曜日は主要中国経済指標も予定されており、今週前半の注目は中国動向です。
水曜日には、米消費者物価指数の公表が予定されています。
先週末時点で6割程度にまで落ち込んだ「年内2回利下げ確率」でしたが、今週のCPIにより見通しに変化が生じるのかどうか。
利下げ期待が後退すると、ドル円のさらなる買い戻しが予想されます。
右軸:大口投機玉買い越し(上下逆注意)
6月3日時点の大口投機玉による円のポジションは、151,149枚買い越しです。
前の週から比べ、12,863枚買い越しが減りました。
EUへの50%関税賦課を延期した週で、一時146円台前半まで上昇した週です。
また週末14日にはトランプ大統領が79回目のお誕生日を迎えられます。
翌15日は、習近平国家主席のお誕生日です。
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
<会員様向け>
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