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大起証券㈱ Tel:06-6300-5757(代表)
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
<今週の予定>
・13日:米消費者物価指数、トランプ大統領中東訪問(~16日)、満月
・15日:米小売売上高、パウエルFRB議長講演
<CFTC建玉明細>
金
(直近3週間)
右軸:大口投機玉買い越し
5月6日終了時点のNY金大口投機玉の買い越しは162,497枚。
前の週と比べ、821枚買い越しが減りました。
中国が労働節のためお休みだった週、ポジションに大きな変化は見られませんでした。
白金
(直近3週間)
右軸:大口投機玉買い越し
5月6日終了時点のNY白金大口投機玉の買い越しは9,510枚。
前の週と比べ、452枚買い越しが減りました。
金同様、こちらにも大きな変化は見られませんでした。
CFTCとは”US. Commodity Futures Trading Commission”の略で、米商品先物取引委員会のこと。各取引所の建玉明細を開示することを義務付けており、毎週金曜日引け後にその週の火曜日時点の参加者別建玉明細”Commitments of Traders”を公表している。
<今週の見通し>
先週のFOMCを経て、米当局による利下げ期待は後退しています。
FedWatchによると、先週末時点での6月利下げ確率は17.2%にまで低下しています。
会合後の会見でパウエルFRB議長は、相互関税による物価への影響を含めて見通しが不透明であることから「待つ」ことを選択しました。
インフレや失業率の上昇リスクが高まっていると指摘しており、今後の指標を注視するとしています。
そんななか、今週火曜日には米消費者物価指数が、木曜日には小売売上高がそれぞれ公表されます。
次回FOMCは6月16、17日なので、それまでにCPI発表は二度あります。
前哨戦として、または関税賦課を意識した消費活動に変化が見られるのか、今週の指標発表に注目が集まります。
米CPI発表に先駆け、一足早く中国CPI、PPIが先週末に公表されました。
・中国消費者物価指数[前年比]-0.1%(予想-0.1% 前回-0.1%)
・中国生産者物価指数[前年比]-2.7%(予想-2.8% 前回-2.5%)
貿易戦争を警戒し、デフレ圧力が強まっています。
核保有国同士の衝突で懸念されていた印パ紛争ですが、ひとまず落ち着くことが期待されます。
そして10日から、スイス・のジュネーブで関税措置を巡る米中両国による協議が始まりました。
市場ではひとまずリスク選好的なドル高が進行しています。
右軸:大口投機玉買い越し(上下逆注意)
5月6日時点の大口投機玉による円のポジションは、176,859枚買い越しです。
前の週から比べ、2,353枚買い越しが減りました。
4月22日安値139円88銭から反発が続き、146円レベルでドル円の上昇は一服しています。
FOMCを前に円買いポジションの拡大は一服しましたが、FOMCを経たドル買いの動きを受けて、円買いポジションはさらに縮小していると思われます。
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
<会員様向け>
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