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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

<今週の予定>
・26日:米メモリアルデー
・27日:日本海軍記念日、新月
・28日:OPECプラス閣僚級会合FOMC議事録公開
・31日:中国端午節(~6/2)

<CFTC建玉明細>

Date

大口投機玉

前週比

NY金($)

05/06

162,497

-821

3,422.80

05/13

161,209

1,288

3,247.80

05/20

163,981

2,772

3,284.60

(直近3週間)

 

右軸:大口投機玉買い越し

5月20日終了時点のNY金大口投機玉の買い越しは163,981枚。
前の週と比べ、2,772枚買い越しが増えました。
買い玉は変わらず、売り玉減少による買い越し増加でした。
 

白金

Date

大口投機玉

前週比

NY白金($)

05/06

9,510

-452

992.10

05/13

9,316

-194

992.20

05/20

6,280

-1,139

1,055.40

(直近3週間)

 

右軸:大口投機玉買い越し

5月20日終了時点のNY白金大口投機玉の買い越しは17,396枚。
前の週と比べ、8,080枚買い越しが増えました。
取組増加買い玉増加です。
 

CFTCとは”US. Commodity Futures Trading Commission”の略で、米商品先物取引委員会のこと。各取引所の建玉明細を開示することを義務付けており、毎週金曜日引け後にその週の火曜日時点の参加者別建玉明細”Commitments of Traders”を公表している。

 

<今週の見通し>
先週はG7財務相・中央銀行総裁会議が開催されるなか、「米国売り」が意識された1週間でした。
G7を無難に通過したことや米経済指標の上ぶれもあり「米国売り」は一時一服したものの、週末のEUやアップルに対する関税賦課懸念から、リスク回避的なドル売りが再燃しています。
本日の米国は「メモリアル・デー」のためおやすみですが、引き続き米債利回りの上昇が警戒される1週間となりそうです。
利回り上昇について特に頭を痛めているのが、ベッセント米財務長官です。
 

ベッセント氏、米国債取引巡る銀行規制の緩和示唆-SLR見直し
ベッセント米財務長官は23日、銀行の米国債取引に制約を与えてきた規則について、今夏にも当局が緩和する可能性があると述べた。
ベッセント氏は、いわゆる補完的レバレッジ比率(SLR)について、見直しに「非常に近づいている」とブルームバーグテレビジョンとのインタビューで発言。米連邦準備制度理事会(FRB)、通貨監督庁(OCC)、連邦預金保険公社(FDIC)がこの問題に取り組んでおり、「夏にかけて何らかの動きがある可能性がある」と述べた。
その上で、SLRが緩和されれば「米国の市民や機関による債券購入が増える可能性がある」とし、米国債の利回りが数十ベーシスポイント低下するだろうとの見方を示した。(24日付ブルームバーグ)

 

買い手不在のなか、米債の引き受け先が増えることによる米債利回りの低下が期待されます。
来月中旬にはG7首脳会合の開催が予定されていますが、この前後までは「米国売り」が落ち着かない可能性があります。

なお今月は月末恒例の消費関連指標の発表が予定されています。
 

【焦点】FRBは穏やかなインフレ静観へ-30日にPCE価格指数発表
米金融当局はトランプ大統領の関税措置がまだ公式のインフレ統計の数値を大幅に押し上げていないことに安堵(あんど)するだろう。だが当局者は、米通商政策の今後の影響について理解を深めるまで、政策金利を据え置くと引き続き示唆する見通しだ。
米商務省は30日に4月の個人消費支出(PCE)価格指数を発表する。ブルームバーグのエコノミスト調査に基づけば、変動の大きい食料とエネルギーを除くコア指数は前月比0.1%上昇が見込まれている。3月は変わらずだった。
トランプ政権の関税措置が4月の物価統計に及ぼす影響は小幅と予想される一方、通商政策の影響は翌月にも一段と顕在化すると見通しだと、エコノミストの多くはみている。労働市場には明白なストレスの兆候がほとんど見られないことで、米金融当局者は通商政策の変更がデータに反映されるまで、金利据え置きが適切と判断すると見込まれる。(25日付ブルームバーグ)

 

サプライズがなければ、6月FOMC会合での政策金利据え置きが期待されそうです。

 

右軸:大口投機玉買い越し(上下逆注意)

 

5月20日時点の大口投機玉による円のポジションは、167,330枚買い越しです。

前の週から比べ、4,938枚買い越しが減りました。

 

 

148円台から下落が続いたドル円相場でしたが、大口投機玉はやや円買いポジションを縮小しました。


東京前営業日比

 

05/23 15:45

05/26 07:00

円換算

ドル円

143.55

142.56

-0.99

NY金

3,328.40

3,380.70

12

NY白金

1,102.55

1,090.00

-90

(時間は東京タイム)

<会員様向け>

 

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