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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
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▼注目経済指標
・独製造業PMI48.3(予想47.0 前回46.5)
・ユーロ製造業PMI48.7(予想48.2 前回47.6)
・英製造業PMI44.6(予想47.2 前回46.9)
・米シカゴ連銀全米活動指数0.18(予想-0.17 前回-0.08)
・米製造業PMI49.8(予想51.7 前回52.7)
▼ニュース、要人発言
チリ中銀、2会合連続で金利据え置き インフレリスクなお警戒
チリ中央銀行は21日、政策金利を市場の予想通り5.00%に据え置いた、決定は全会一致で、インフレ圧力に備え慎重な姿勢を促した(ロイター)
米FRB、24年は775億ドルの赤字 高インフレ抑制で
米連邦準備理事会(FRB)が21日発表した2024年の財務状況は775億ドルの支出超過(赤字)となったが、赤字額は前年の1146億ドルより小さかった、赤字を計上したのは2年連続となり、高インフレを抑え込むための金融政策の取り組みが赤字の主因となった(ロイター)
トルコ規制当局が市場支援策、全株空売り禁止-自社株買いルール緩和
トルコの資本市場規制当局は23日夜の声明で、株式の全銘柄を対象に空売りを禁止し、自社株買い戻しルールを緩和すると発表した、著名な野党指導者の拘束を受けてトルコの主要株価指数は17%急落しており、当局は市場支援策で相場下落に歯止めをかける(ブルームバーグ)
為替、行き過ぎた動きに対しては適切に対応=加藤財務相
加藤勝信財務相は24日の参院財政金融委員会で、通貨安が実体経済に与える影響はプラス面、マイナス面それぞれがあるとの認識を示した、その上で「為替相場はファンダメンタルズを反映して安定的に推移することが重要だ」とし、「行き過ぎた動きに対しては適切な対応を取っていきたい。こういう姿勢で引き続き取り組んでいきたい」と語った(ロイター)
経済・物価見通し実現していけば、引き続き金利引き上げ=内田日銀副総裁
日銀の内田真一副総裁は24日午前の参院財政金融委員会で、為替相場はファンダメンタルズに沿って安定的に推移することが重要だと指摘するとともに、経済・物価の見通しが実現していくとすれば引き続き金利を引き上げ、金融緩和度合いを調整していく方針だと述べた(ロイター)
金融政策の目的は物価安定、財務への配慮で妨げられない=植田日銀総裁
日銀の植田和男総裁は24日午前の参院財政金融委員会で、日銀の金融政策の目的は物価の安定であり、日銀の財務への配慮のために必要な政策の遂行が妨げられることはない、と述べた、基調的な物価上昇率が2%に向けて高まっていくという見通しが実現していけば、それに応じて利上げをしていくと改めて語った(ロイター)
米自動車関税、4月2日発表見送りと米メディア 相互関税予定通り
トランプ米政権は、自動車など特定の産業を対象とした関税について、4月2日の発表を見送る方向だとブルームバーグ・ニュースとウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が政府高官の話として伝えた、一方、相互関税は予定通り4月2日に適用する可能性が高いとしている(ロイター)
ユーロ高やエネ価格安、ECB利下げの根拠に=チポローネ専務理事
欧州中央銀行(ECB)のチポローネ専務理事は、エネルギー価格の下落やユーロ高といった主要な要因が追加利下げの根拠を強めるとの見解を示した、スペイン紙エクスパンシオンが24日報じたインタビューで述べた(ロイター)
ドイツ総合PMI、3月速報値は10カ月ぶり高水準 製造業改善
S&Pグローバルがまとめた3月のドイツのHCOB総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は50.9となり、2月の50.4から上昇、昨年5月以来10カ月ぶりの高水準を記録した、製造業生産がほぼ2年ぶりに増加した(ロイター)
ユーロ圏PMIが上昇、製造業が予想以上の回復-英国も大幅改善
S&Pグローバルが24日に発表した3月のユーロ圏HCOB総合購買担当者指数(PMI)速報値は50.4と、2月の50.2から上昇した、ただ、アナリスト予想の50.7には及ばなかった(ブルームバーグ)
英サービスPMI、3月速報値7カ月ぶり高水準 製造業は悪化
S&Pグローバル/CIPSがまとめた3月の英国の購買担当者景気指数(PMI)速報値は、サービス部門PMIが53.2となり、2月の51.0から上昇、7カ月ぶりの高水準を記録した、26日に春季財政報告を控えるリーブス財務相にとって、好材料となった(ロイター)
世界的「異例」事態、ECBは慎重姿勢維持を=アイルランド中銀総裁
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのマクルーフ・アイルランド中銀総裁は24日、インフレは正しい方向に向かっているが「異例の」世界的事態を踏まえ、次の金利変更には慎重姿勢を維持する必要があるとの見方を示した(ロイター)
米総合PMI、3月は53.5に上昇 サービス業改善が寄与
米S&Pグローバルが24日発表した3月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は53.5と、前月の51.6から上昇した、ただ、トランプ米政権が掲げる関税措置や連邦政府の大幅な支出削減に対する懸念の高まりが、依然として年内の景気心理や見通しの重しとなっている(ロイター)
アトランタ連銀総裁、今年の利下げ見通しを1回に引き下げ
米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は24日、今後数カ月でインフレ鎮静化が減速すると予想しており、米連邦準備理事会(FRB)は年末までに政策金利を0.25%ポイントのみ引き下げるとの見通しを示した(ロイター)
トルコの政治混乱、経済改革の後退招くリスク S&Pが警告
格付け会社S&Pグローバルは24日、トルコのエルドアン大統領の政敵拘束によって引き起こされた混乱が、同国の経済改革計画への逆風になる恐れがあると警鐘を鳴らした(ロイター)
FRBの利下げ望む=トランプ氏
トランプ米大統領は24日、ホワイトハウスで開いた閣議で、連邦準備理事会(FRB)が「金利を引き下げることを望む」と述べた(ロイター)
ウクライナ鉱物協定、近く署名へ 発電所の米所有巡り協議=トランプ氏
トランプ米大統領は24日、ウクライナとの重要鉱物に関する協定が近く署名される見通しと改めて表明した(ロイター)
金高騰、予想引き上げ続々 「年内3500ドルまで上昇余地」
金(ゴールド)相場が初めて1トロイオンス3000ドルの大台を突破するまでの騰勢ぶりを受けて、主要金融機関が年内の価格予想の上方修正に動いた、豪マッコーリーは年内3500ドルまでの上昇余地を見ている、トランプ米政権や地政学のリスクや、中央銀行による買いを要因としている(日本経済新聞)
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
ドル円は150円台中盤へ上昇、ユーロドルは1.08を挟んだ水準へ下落するなど、FOMC明けのドル安が一服し、トランプ大統領は利下げを望んでいるもののドル買い戻しが続いています。
来週に迫る相互関税についてトランプ大統領は自動車関税については延期を示唆するなど、リスク回避ムードがやや後退しています。
また週末に公表予定のPCEコア・デフレーターの上振れも警戒されるなど、短期的なドル高トレンドに回帰したとの指摘も聞かれます。
▼株式
ダウ:42,583.32ドル(+597.97)
ナス:18,188.59(+404.54)
自動車関税の延期が示唆され、ダウは大幅高となりました。
▼債券
米10年債利回り:4.337%(+0.090)
実質金利:1.982%(+0.060)
期待インフレ率:2.355%(+0.027)
(過去3営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
左軸:NY金(ドル) 右軸:期待インフレ率(%)
米株が大幅高となり、米債利回り、期待インフレ率が上昇しています。
▼原油
NY原油5月物は、0.83ドル高の69.11ドルにて終了。
株高やベネズエラ産原油の輸入国に対する関税賦課報道を受け、NY原油は続伸しています。
▼金
NY金4月物は、5.80ドル安の3,015.60ドルにて終了。
今朝の国内金は、38円高の14,683円で終了しています。
ドル高がNY金市場を圧迫しました。
左軸:NY金(ドル) 右軸:信託金残高(トン)
SPDR:929.07トン(-1.44トン)
▼白金
NY白金7月物は、14.00ドル安の977.60ドルにて終了。
今朝の国内白金は、7円安の4,580円で終了しています。
ドル高が白金市場を圧迫、950ドルへのトライが注目されます。
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