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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
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▼注目経済指標
・独消費者物価指数[前年比]2.6%(予想2.4% 前回2.2%)
・米製造業受注指数[前月比]-0.4%(予想-0.3% 前回0.5%)
・米耐久財受注[前月比]-1.2%(予想-0.5% 前回-1.1%)
▼ニュース、要人発言
ポーランドがEU議長国に就任、安全保障に注力へ
ポーランドは3日、欧州連合(EU)の議長国を引き継いだ、ハンガリーとの外交紛争など、欧州全体で政治的不統一感が深刻化する中、安全保障に関する政策形成で主導的な役割を目指す姿勢を示している(ロイター)
米20年債の不足続く、レポ市場再び混乱-決済未了が史上2番目の規模
ニューヨーク連銀が2日発表したデータによると、昨年12月25日までの1週間に20年債関連のフェイル(証券決済未了)は210億ドル(約3兆3100億円)超に達した、3カ月前の過去最大(229億ドル)には及ばないものの、この年限では史上2番目の高水準、20年債は2020年に米国が再導入した(ブルームバーグ)
韓国の外貨準備高4156億ドル 年末時点で5年ぶり低水準
韓国銀行(中央銀行)が6日発表した昨年12月末の外貨準備高は4156億ドル(約65兆3500億円)で、前月末より2億1000万ドル増加した、前年同月末に比べると45億5000万ドル減少した、年末時点の外貨準備高は2019年(4088億2000万ドル)以来、5年ぶりの低水準となった(聯合ニュース)
植田日銀総裁「今年も経済・物価改善続けば利上げ」
日銀の植田和男総裁は6日、全国銀行協会の賀詞交歓会で挨拶し、「2025年も経済物価情勢の改善が続いていくのであれば政策金利を引き上げ、金融緩和度合いを調整していく」と語った、具体的な利上げの時期は「今後の経済・物価や金融情勢次第」としたうえで「様々なリスク要因を注視する必要がある」と説明した(日本経済新聞)
中国の人民元安定化策、逆回転のリスク-ボラティリティー急拡大も
中国が本土市場の人民元相場を厳格にコントロールしてきたことが、予期せぬ副作用をもたらしている、ブルームバーグの中国外国為替取引システム(CFETS)指数トラッカーによると、人民元は韓国ウォンやユーロを含む貿易相手国の通貨バスケットに対して、2022年10月以来の高値水準まで値上がりし、中国輸出企業の競争力を弱めた(ブルームバーグ)
日鉄社長「米国事業の拡大あきらめず」、USスチールの買収阻止で
日本製鉄の今井正社長は6日に出した年頭あいさつで、バイデン米大統領がUSスチール買収計画を阻止したことについて、「米国事業の拡大を決してあきらめず、法的権利を守ることも含め、あらゆる対策を追求する」と改めて表明した(ロイター)
植田総裁発言が円安基調後押し、12月と同様の内容繰り返す
ドル円相場で160円台に向けた円安基調が続いている、日本銀行の植田和男総裁の6日の発言に、1月利上げを示唆する内容がなかったことが背景にある、植田総裁は昨年12月と同様の主張を繰り返し、利上げを正当化するにはさらなる情報が必要だとしている、為替市場関係者が円強気に転じる上では、タカ派的な新たな発言が必要だ、今のところ円金利が完全に織り込んでいるのは、6月時点の利上げとなる(ブルームバーグ)
北朝鮮が弾道ミサイル発射=韓国軍
韓国軍は6日、北朝鮮が東岸沖に向けて弾道ミサイルを発射したと発表した、日本の海上保安庁も、防衛省の情報として、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたと発表した(ロイター)
ゴールドマン、金価格3000ドル予測を先送り-米利下げペース減速想定
ゴールドマン・サックス・グループは金価格が年内に1オンス=3000ドルに達するとはもはや予想しておらず、同水準に到達する時期の見通しを2026年半ばに先送りした、米金融当局による追加利下げが少なくなるとの見通しが理由だ(ブルームバーグ)
国債先物は反落、米金利高や入札前調整で 長期金利13年半ぶり高水準
6日の東京円債市場で、国債先物中心限月3月限は、前営業日比31銭安の141円59銭と大幅反落して取引を終えた、アジア時間の取引で米金利が上昇したことや入札前の調整の動きが売り材料となった、新発10年国債利回り(長期金利)は同3.5bp上昇の1.125%と、2011年7月以来13年半ぶりの高水準をつけた(ロイター)
ユーロ圏12月サービスPMI、需要回復し50超え コスト圧力強まる
S&Pグローバルがまとめた12月のユーロ圏HCOB総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は49.6で、11月の48.3から上昇した、速報値の49.5から若干上方改定された(ロイター)
トランプ氏、重要セクターの輸入品に「一律の」関税導入を検討-WP
トランプ次期大統領の側近らは、重要な輸入品のみを対象とし、全ての国に適用する関税の導入を検討している。米紙ワシントン・ポスト(WP)が事情に詳しい匿名の関係者3人の情報として報じた、この報道によると、現在の議論では、国家や経済の安全保障にとって重要と見なされる特定のセクターに絞った関税に焦点が当てられている、トランプ氏は選挙戦で、米国に輸入される全てに10%か20%の関税を「一律に」課すと主張していた(ブルームバーグ)
日鉄、米大統領の買収禁止命令無効求め提訴
日本製鉄は6日夜、バイデン米大統領が命じた米鉄鋼大手USスチール買収禁止措置の無効を求める訴訟を起こしたと発表した(共同通信)
ユーロ圏労働市場、異例の底堅さ終了か ECB報告
欧州中央銀行(ECB)は6日公表した経済報告で、ユーロ圏労働市場の異例の底堅さが今後も続く可能性は低いとの見方を示した、市場を支えていた一時的な要因に陰りが見られるという(ロイター)
ドイツのインフレ率加速、12月は2.9%-市場予想上回る
ドイツ連邦統計局が6日に発表した昨年12月の消費者物価指数(CPI、EU基準)の速報値は、物価上昇が予想を上回るペースで進んでいることを示した、段階的に利下げをするという欧州中央銀行(ECB)の方針を裏付ける結果となった(ブルームバーグ)
トランプ氏、関税政策の後退ないと言明-範囲限定を巡る報道を否定
トランプ米次期大統領は6日、選挙公約に掲げていた米国への輸入品全てに一律の関税を導入する計画について、側近らが範囲を限定することを検討しているとの米紙ワシントン・ポスト(WP)の報道を否定した、トランプ氏は「ワシントン・ポストの記事は、存在しない匿名の関係者を引用し、私の関税政策が縮小されると誤って報じている。それは間違いだ」と、自身のソーシャルメディアプラットフォーム「トゥルース・ソーシャル」に投稿した(ブルームバーグ)
米30年債利回りが上昇、一時4.85%-2023年11月以来の高水準
6日の取引で米国債が下落、30年債利回りは今週行われる入札を前に、2023年11月以来の高水準を付けた、30年債利回りは一時3bp上昇し、4.85%となった(ブルームバーグ)
カナダ首相が辞任表明、物価高などで支持率低迷
カナダのトルドー首相は6日に記者会見を開き、首相と与党自由党の党首を辞任すると表明した、ただ、新党首が選出されるまでは現職にとどまる方針とした(ロイター)
クックFRB理事、追加利下げを当局はより慎重に進めること可能
米連邦準備制度理事会(FRB)のクック理事は、追加利下げに関して政策当局はより慎重に進めることが可能との見解を示した、労働市場が堅調な上に、インフレデータがこのところやや不安定であることに言及した(ブルームバーグ)
FRBバー副議長、辞意表明 トランプ氏による解任リスクに言及
米連邦準備理事会(FRB)のバー副議長(金融規制担当)は6日、2月28日付で退任する意向を表明した、自身の立場を巡る「論争」のリスクがFRBの使命から注意をそらす可能性があるためとした、同氏の任期は2026年7月まで(ロイター)
トランプ氏の大統領選勝利が確定、議会が正式承認-襲撃事件から4年
米議会は6日、上下両院合同会議を開き、共和党のドナルド・トランプ氏を次期大統領に正式に選出した、大統領選の選挙結果の承認手続きは毎年1月66日の午後1時に行われ、各州から送られてきた選挙人の投票記録を開封して、公式な集計を行う、前回2021年の認定手続きでは、バイデン大統領の勝利に異議を唱えるトランプ氏の支持者らが連邦議会議事堂を襲撃し、大混乱に陥った、そのため今回は、議事堂周辺に高いフェンスを設置するなど、大幅に警備が強化される中で実施された(ブルームバーグ)
Gグローブ賞、「SHOGUN」真田広之が主演男優賞 作品賞も
第82回ゴールデン・グローブ賞授賞式が5日、カリフォルニア州ビバリーヒルズで開かれ、「SHOGUN 将軍」がテレビドラマシリーズ部門の作品賞を獲得し、真田広之が主演男優賞を受賞した、同作ではこのほか、アンナ・サワイが主演女優賞、浅野忠信が助演男優賞に輝いた(ロイター)
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
全国銀行協会での植田総裁発言を受けて157円97銭まで上昇したドル円でしたが、ワシントン・ポスト紙による「トランプ関税限定的」報道を受けて一時156円24銭まで下落。
ユーロドルも1.0436まで上昇しましたが、その後のトランプ氏による同報道の否定を受け、ドル安は一服しています。
日本時間昨夜未明に米議会はトランプ氏を正式に大統領選の勝利者と承認、「トランプ2.0」始動を待つばかりです。
▼株式
ダウ:42,706.56ドル(-25.57)
ナス:19,864.98(+243.30)
米債利回り上昇から、ダウは上値重く推移しています。
▼債券
米10年債利回り:4.266%(-0.037)
実質金利:1.942%(-0.041)
期待インフレ率:2.324%(+0.001)
(過去3営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
左軸:NY金(ドル) 右軸:期待インフレ率(%)
利回り格差はさらに拡大、リスク回避ムードが高まりそうです。
▼原油
NY原油2月物は、0.40ドル安の73.56ドルにて終了。
一時75ドルまで上昇する場面も見られましたが、NY原油は6日ぶりに反落です。
▼金
NY金2月物は、7.30ドル安の2,647.40ドルにて終了。
今朝の国内金は、7円高の13,433円で終了しています。
米債利回りの上昇が、NY金相場を圧迫しました。
左軸:NY金(ドル) 右軸:信託金残高(トン)
SPDR:871.08トン(変わらず)
▼白金
NY白金4月物は、5.50ドル安の942.80ドルにて終了。
今朝の国内白金は、20円高の4.714円で終了しています。
NY白金はまたしても970ドルブレイクに至らず、パラは6ドル安です。
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