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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
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▼注目経済指標
・日本貿易収支[通関ベース]-2,943億円(予想-3,160億円 前回-7,032億円)
・ユーロ圏消費者物価指数[前年比]1.7%(予想1.8% 前回1.8%)
・トルコ中銀政策金利50.00%(予想50.00% 前回50.00%)
・ECB政策金利3.40%(予想3.40% 前回3.65%)
・米小売売上高[前月比]0.4%(予想0.3% 前回0.1%)
・米フィラデルフィア連銀景況指数10.3(予想3.0 前回1.7)
・米新規失業保険申請件数24.1万件(予想25.8万件 前回26.0万件)
・米鉱工業生産[前月比]-0.3%(予想-0.2% 前回0.3%)
・EIA原油在庫 原油219.1万バレル減 クッシング10.8万バレル増
▼ニュース、要人発言
インド貿易赤字、9月は予想下回る 金輸入が大幅減少
インド政府が16日発表した9月の貿易収支は207億8000万ドルの赤字となり、ロイターがまとめたエコノミスト予想の250億ドルを下回った、金輸入が大幅減少したことが縮小につながった(ロイター)
貿易収支9月は3カ月連続赤字、自動車低迷で輸出10ヵ月ぶり減
財務省が17日発表した9月貿易統計速報は、貿易収支がマイナス2943億円と3カ月連続の赤字だった、米中向け自動車が振るわず、輸出が10カ月ぶりに減少に転じる一方、米国から周辺機器を含めたパソコン関連、台湾から半導体の輸入が増加した(ロイター)
中国、住宅プロジェクト融資規模を4兆元に ホワイトリスト拡大
中国の倪虹・住宅都市農村建設相は17日の記者会見で、低迷する不動産セクターの支援に向け、「ホワイトリスト」と呼ばれる銀行融資を受けられる住宅プロジェクトの対象を拡大し、融資規模も4兆元(5620億ドル)に増やすと表明した(ロイター)
中国成長率、7-9月は6四半期ぶり低水準に鈍化か-18日発表
中国経済は7-9月(第3四半期)に6四半期ぶりの低成長となった可能性が高い、政府は成長鈍化を食い止めるため、9月下旬に一連の景気刺激策を打ち出した(ブルームバーグ)
ロシア、制裁回避へ新決済システム提案へ BRICS首脳会議
ロシアは、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカで構成するBRICSが来週開く首脳会議で、欧米の制裁の影響を受けない国際決済プラットフォームを構築するよう呼びかける(ロイター)
中国株下落、調整局面入り-政府の記者会見に再び失望
17日の中国株式相場は下落。倪虹住宅都市農村建設相らがこの日開いた記者会見で、投資家が期待していたような景気刺激策が示されず、売りが広がった、本土株の指標CSI300指数は1.1%安で引け、8日の高値から約11%下落、調整局面入りとされる下げ幅となった(ブルームバーグ)
ユーロ圏、9月のインフレ率下方修正-ECBの利下げの根拠が堅固に
ユーロ圏の9月のインフレ率は速報値から下方修正され、欧州中央銀行(ECB)による2会合連続利下げの根拠がさらに堅固になった、欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が17日発表したと9月のユーロ圏消費者物価指数(CPI、改定値)は1.7%上昇と速報値の1.8%上昇から下方修正された、8月は2.2%上昇だった(ブルームバーグ)
台湾TSMC、第3四半期純利益は54%増で過去最高 見通し強気
半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が17日発表した第3半期決算は、純利益が54%増の3253億台湾ドル(101億1000万米ドル)と、市場予想を上回り、過去最高を記録した、人工知能(AI)向け半導体の需要が引き続き拡大した(ロイター)
トルコ、7会合連続で金利据え置き-利下げ遅れる見通し
トルコ中央銀行は17日、政策金利を据え置いた、9月のインフレ率が予想を上回ったことを受け、物価が落ち着くさらなる兆候を待つとして7カ月連続の据え置きを決めた、 カラハン総裁率いる金融政策委員会(MPC)は1週間物レポ金利を50%で維持、ブルームバーグの調査に答えたエコノミストのほぼ全員が据え置きを予想、1人のみが利下げを見込んでいた(ブルームバーグ)
ECB0.25%追加利下げ、13年ぶり2会合連続
欧州中央銀行(ECB)は17日、経済成長や労働市場が鈍化しインフレ圧力が緩和するなか、今年3回目の利下げを決定、中銀預金金利を0.25%ポイント引き下げ3.25%とした、 ロイターによるエコノミスト調査でも利下げが予想されていた、2会合連続での利下げは13年ぶり(ロイター)
米小売売上高、9月0.4%増 市場予想を上回る
米商務省が17日発表した9月の小売売上高(季節調整済み)は7143億5800万ドル(約107兆円)となり、前月比0.4%増加した、事前の市場予想(0.3%増)を上回った、市場予想を上回るのは4カ月連続で、米個人消費は想定以上の強さを保っている(日本経済新聞)
米新規失業保険申請件数、前週比1.9万件減の24.1万件-予想25.9万件
先週の米新規失業保険申請件数は前週比1.9万件減少し、24.1万件となった、ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は25.9万件だった、 前週は26万件、速報値は25.8万件(ブルームバーグ)
ハマス指導者のシンワル氏、ガザで死亡-イスラエル外相が確認
イランが支援するイスラム組織ハマスの指導者ヤヒヤ・シンワル氏が死亡したと、イスラエルのカッツ外相が明らかにした、同氏は戦争のきっかけとなった昨年10月のハマスによるイスラエル南部への攻撃を首謀したとされる(ブルームバーグ)
円が対ドルで一時150円台に下落、2カ月半ぶり安値-日米金利差を意識
17日の外国為替市場で円相場は対ドルで約2カ月半ぶりの1ドル=150円台に下落した、日米の金利差がこれまでの想定ほど縮まらないとの見方を背景に、低金利の円を売って高金利のドルを買う動きが強まっている(ブルームバーグ)
ジョージア州の手集計規則、裁判所が差し止め
11月の米大統領選をめぐり、ジョージア州の裁判所は15日、投票用紙の集計を手作業でも行うとした同州の新規則の差し止めを命じた、この規則は同州選挙管理委員会が先月定めたもので、共和党候補のドナルド・トランプ前大統領が支持していた(BBC)
金小売価格、3日連続で最高値更新 海外相場が波及
金(ゴールド)の国内小売価格が3日連続で最高値を更新した、指標となる地金商最大手の田中貴金属工業が17日発表した価格は、前日に比べ110円(0.8%)高い1グラム1万4198円を付けた、買い取り価格も同110円(0.8%)高の1万4062円と最高値を更新した(日本経済新聞)
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
注目のECB理事会では25bp利下げに加え、追加利下げ期待が高まったことから、ユーロドルは一時1.08台前半水準にまで下落するなどユーロ安が進行しました。
さらに同時刻に公表された米経済指標を受け、市場ではドル高が進行。
ドル円は約2か月半ぶりに、1ドル=150円を突破しました。
日本時間本日11時、中国GDPが公表されます。
▼株式
ダウ:43,239.05ドル(+161.35)
ナス:18,373.61(+6.53)
ユーロ圏の大幅利下げ期待から欧州株が上昇、ダウは最高値を更新しました。
▼債券
米10年債利回り:4.097%(+0.084)
実質金利:1.786%(+0.040)
期待インフレ率:2.311%(+0.040)
(過去3営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
左軸:NY金(ドル) 右軸:期待インフレ率(%)
利回り格差が急拡大、期待インフレ率が再び2.3%を越えてきました。
▼原油
NY原油11月物は、0.67ドル高の70.67ドルにて終了。
在庫減少や株価上昇を受け、NY原油は反発に転じています。
▼金
NY金12月物は、16.20ドル高の2,707.50ドルにて終了。
今朝の国内金は、104円高の13,036円で終了しています。
ドル高、米債利回り上昇のなか、中東リスクの高まりから、NY金は最高値を更新しました。
左軸:NY金(ドル) 右軸:信託金残高(トン)
SPDR:884.59トン(変わらず)
▼白金
NY白金1月物は、3.20ドル高の1,005.80ドルにて終了。
今朝の国内白金は、16円安の4,805円で終了しています。
NY白金は一時1,022ドルまで上昇しましたが、ドル高を受け上昇一服です。
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