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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
▼注目経済指標
・日本国内企業物価指数[前年比]2.8%(予想2.3% 前回2.6%)
・米消費者物価指数[前月比]0.2%(予想0.1% 前回0.2%)
・米消費者物価指数[前年比]2.4%(予想2.3% 前回2.5%)
・米消費者物価指数[コア][前月比]0.3%(予想0.2% 前回0.3%)
・米消費者物価指数[コア][前年比]3.3%(予想3.2% 前回3.2%)
・米新規失業保険申請件数25.8万件(予想23.0万件 前回22.5万件)
▼ニュース、要人発言
米FRB、年内あと1回か2回利下げの可能性=SF連銀総裁
米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は9日、連邦準備理事会(FRB)が先月実施した0.50%ポイントの利下げを「完全に」支持すると述べ、経済が自身の予想通りに進展すれば年内にあと1回か2回の利下げが実施される可能性があるとの見解を示した(ロイター)
米10年国債タームプレミアムが再びプラス圏、大統領選も影響
米10年国債のタームプレミアム(投資家が長期の国債を保有するリスクの見返りに要求する上乗せ利回り)が今週、プラス圏に戻った、米経済の底堅さを受けて大幅利下げ期待が後退したことや、大統領選を巡る不透明感が影響している(ロイター)
国内企業物価9月は+2.8%、商品高や猛暑で農林水産物が急上昇
日銀が10日に発表した9月の企業物価指数(CGPI)速報によると、国内企業物価指数は前年比で2.8%上昇した、伸び率は前月の2.6%上昇からやや拡大した、コメなどの商品価格上昇や猛暑の影響による値上がりがみられた一方、政府補助金の再開で電気・ガス代が値下がりした、日銀の担当者は、9月の動きは「総じて小動き」としている(ロイター)
中国人民銀、中国株投資家向けの流動性ツールを開始-10.6兆円規模
中国人民銀行(中央銀行)は、機関投資家が株式を購入するための流動性を提供するスワップファシリティーを設立した、株式市場の活況のきっかけとなった広範囲にわたる景気刺激策の一環(ブルームバーグ)
台湾総統が演説、「中国に台湾を代表する権利ない」
台湾の頼清徳総統は10日、建国記念日に相当する双十節の演説で、中国には台湾を代表する権利はないと表明した、ただ、気候変動への対応など国際的な課題で中国と協力する意思があるとも述べた、台湾の主権を守る決意は変わらず、中国に対等で威厳のある対話を求める決意にも変わりはないと発言した(ロイター)
緩和調整のタイミング、経済・物価・金融の推移次第-氷見野日銀副総裁
日本銀行の氷見野良三副総裁は10日、今後の金融緩和度合いの調整のタイミングは経済・物価・金融情勢の推移次第だとしつつ、最初からコースが決まっているわけではないとの認識を示した(ブルームバーグ)
オプションブ市場、ユーロ一段安に備える-ECBの政策判断発表控え
オプション市場動向によれば、週間ベースのユーロは7月以来の大幅安となる可能性が示唆されている、トレーダーは欧州中央銀行(ECB)の来週の利下げ決定を織り込んでいる(ブルームバーグ)
150円超の円安進行、日銀の利上げ早める要因になり得る-門間元理事
元日本銀行理事(金融政策担当)の門間一夫みずほリサーチ&テクノロジーズ・エグゼクティブエコノミストは、外国為替市場で円安がさらに進めば、日銀の追加利上げの判断に影響を与える可能性があるとの見解を示した(ブルームバーグ)
ECB当局者、利下げペースについて広く選択肢残すこと望む-議事要旨
欧州中央銀行(ECB)当局者は、インフレが完全には沈静化しておらず、ユーロ圏経済のリスクが高まる中で、利下げのペースについて柔軟性を維持したいと考えていた、9月11、12日の政策委員会の議事要旨から分かった(ブルームバーグ)
米CPI、9月前月比+0.2%で変わらず 前年比+2.4%に小幅鈍化
米労働省が10日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は、前月比0.2%上昇し、上昇幅は前月と変わらなかった、前年比では2.4%上昇で2021年2月以来の小幅な上昇、8月は2.5%上昇だった、前年比は2022年6月の9.1%をピークに鈍化している(ロイター)
米新規失業保険申請件数、前週比3.3万件増の25.8万件-予想23万件
先週の米新規失業保険申請件数は前週比3.3万件増加し、25.8万件となった、ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は23万件だった、前週は22.5万件(ブルームバーグ)
FRB一段の利下げ実施へ、物価圧力の緩和続く=NY連銀総裁
米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は10日、インフレ圧力の緩和が続く中、連邦準備理事会(FRB)は一段の利下げを実施していくと予想されると述べた(ロイター)
11月FOMC、利下げ見送りでも問題なし=アトランタ連銀総裁
米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は10日、経済指標で適切と示されれば、11月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを見送ることに「問題はない」と述べた(ロイター)
韓国ハン・ガンさんにノーベル文学賞、人間の脆さに向き合う「強烈な詩的散文」評価
スウェーデン・アカデミーは10日、今年のノーベル文学賞を韓国の作家ハン・ガンさん(53)に授与すると発表した、「過去のトラウマに向き合い、人間の命のもろさを浮き彫りにする強烈な詩的散文」を授賞理由に挙げた(CNN)
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
昨夜注目の米消費者物価指数は事前予想をやや上回ったものの、全体的にはまちまちの内容でした。
市場は同時刻に公表された米新規失業保険申請件数の悪化に反応し、ドル売りが観測されました。
ハリケーンの影響を受けて3万3千件増加、週間の増加幅としては2021年7月以来最大の増加幅となっています。
その後は米当局者による11月利下げ見送り発言などもあり、ドルは買い戻される動きとなり、ドル円は148円24銭で下げ一服、ユーロドルは1.0955で上げ一服となっています。
国慶節連休明け以降ボラティリティが高まっている中国市場ですが、本日の東京市場も中国市場に連れることが予想されます。
▼株式
ダウ:42,454.12ドル(-57.88)
ナス:18,282.05(-9.57)
冷え込んだ米雇用指標を受け、ダウは反落しました。
▼債券
米10年債利回り:4.065%(-0.008)
実質金利:1.736%(-0.040)
期待インフレ率:2.329%(+0.033)
(過去3営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
左軸:NY金(ドル) 右軸:期待インフレ率(%)
短期債利回りが低下、利回り格差が急拡大しました。
▼原油
NY原油11月物は、2.61ドル高の75.85ドルにて終了。
前日までの下げに対する反発、中東リスクが意識されました。
▼金
NY金12月物は、13.30ドル高の2,639.30ドルにて終了。
今朝の国内金は、25円高の12,593円で終了しています。
米雇用指標の減速から、5日ぶりに反発しました。
左軸:NY金(ドル) 右軸:信託金残高(トン)
SPDR:876.26トン(変わらず)
▼白金
NY白金1月物は、18.90ドル高の976.20ドルにて終了。
今朝の国内白金は、24円高の4,631円で終了しています。
パラも29ドル上昇するなど、ドル安を好感した買い戻しが見られました。
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