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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
<今週の予定>
・8日:中国取引再開
・9日:FOMC議事録
・10日:米消費者物価指数
・14日:米国コロンブス・デー、、日本スポーツの日
<CFTC建玉明細>
金
(直近3週間)
右軸:大口投機玉買い越し
10月1日終了時点のNY金大口投機玉の買い越しは299,931枚。
前の週と比べ、15,459枚買い越しが増えました。
買い玉が減少、「ファンド買い過ぎ」が解消され始めました。
白金
(直近3週間)
右軸:大口投機玉買い越し
10月1日終了時点のNY白金大口投機玉の買い越しは28,132枚。
前の週と比べ、3,731枚買い越しが増えました。
ようやく大口投機玉による売り玉が減少しました。
CFTCとは”US. Commodity Futures Trading Commission”の略で、米商品先物取引委員会のこと。各取引所の建玉明細を開示することを義務付けており、毎週金曜日引け後にその週の火曜日時点の参加者別建玉明細”Commitments of Traders”を公表している。
<今週の見通し>
先週末の米雇用統計では警戒されていた米国のリセッション入り懸念が後退、ドル買い戻しが優勢となりました。
ユーロドルはお盆以来の安値へ下落、そしてドル円も8月16日以来の水準へ上昇しました。
特にドル円については自民党総裁選前後より大きく上下しており、石破氏による発言に振らされる動きが続きました。
最初の石破氏による「修正」発言を受けてドル円は144円台へ反発、発言当日である10月1日時点でのファンドによる円ポジションはこちらとなります。
右軸:ファンド買い越し(上下逆注意)
先週末にCFTCより公表された円のファンドポジションは56,772枚買い越し、前週から比べ9,239枚買い越しを減らしていることが判明しました。
先週末の雇用統計を経てドル円は149円へ上昇、ちょうどファンドが買いに転じた水準です。
このままドル円の戻りが継続し、「8.5ショック」以降の高値149円40銭を上抜けるのかどうか、注目の1週間となります。
ドル上昇のカギとなるのか、注目の一つが今週火曜日からの中国参戦です。
7日に国慶節休みが終わり、8日から中国勢が復帰します。
連休前に行ったなりふり構わない景気刺激策を受け、上海総合指数は週間で13%以上上昇。
おかげでお休み中は、台風水害などで苦しむ中国国内で目立ったトラブルなどは聞かれませんでした。
連休明けの上海市場が注目されます。
また日本時間木曜日早朝には、50bp利下げを決めた9月会合の議事録が公開されます。
会合では大幅利下げが決定されたものの、その後のパウエル発言によりさらなる利下げ期待は後退しています。
パウエル氏のタカ派姿勢が支持される内容なのかどうか。
同じく木曜日21時半には、米国消費者物価指数が公表されます。
米当局は雇用重視のスタンスへ移行しており、インフレ横ばいが続いていることへの確認となります。
事前予想は前年比2.3%増で、前回2.5%からの鈍化が期待されています。
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
<会員様向け>
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