今週のリスクイベントが警戒され、株安ドル安 | 浪風谷本

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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

▼注目経済指標

・ユーロ圏消費者物価指数[前年比]2.6%(予想2.6%  前回2.6%)
・トルコ中銀政策金利50.00%(予想50.00%  前回50.00%)

 

▼ニュース、要人発言

インド中銀、食品価格高止まりならより慎重な政策運営へ=月報
インド準備銀行(RBI、中央銀行)は19日公表した月報で、食品価格の高止まりが物価全般に波及する恐れが出てくれば、より慎重な金融政策運営姿勢を採用せざるを得なくなるとの見解を示した(ロイター)
ECBの9月利下げ、成長低迷で根拠強まる=フィンランド中銀総裁
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのレーン・フィンランド中銀総裁は19日、ユーロ圏製造業部門の低迷は一部の予想ほど一時的ではない可能性があり、成長指標の弱さはECBによる9月の追加利下げの根拠を強めるとの見方を示した(ロイター)
中国、最優遇貸出金利据え置き 市場予想通り
中国人民銀行(中央銀行)は20日、銀行貸出金利の指標となる最優遇貸出金利(ローンプライムレート、LPR)を市場の予想通り据え置いた、1年物LPRは3.35%、5年物LPRは3.85%でそれぞれ維持した、今週のロイター調査に回答した市場関係者37人全員が1年物、5年物どちらも据え置かれると予想していた(ロイター)
自民党総裁選、9月12日告示・27日投開票を正式決定
自民党は20日午前の総裁選挙管理委員会で、9月30日の任期満了に伴う総裁選を9月12日告示、27日投開票の日程とすることを正式決定した(ロイター)
住宅購入支援「大間違い」 ハリス氏の政策批判 トランプ氏
米大統領選の共和党候補、トランプ前大統領は19日、民主党候補のハリス副大統領が打ち出した住宅購入時の頭金支援は「大間違いだ」と批判した(時事通信)
スウェーデン中銀が利下げ、年内にさらに3回も-景気低迷で緩和加速
スウェーデン中央銀行は20日、政策金利引き下げを発表するとともに、従来の想定以上の緩和を実施する見通しを示した、インフレ率が目標を下回っている中で、低迷する経済のてこ入れを急ぐ、中銀は政策金利を3.75%から3.5%に引き下げた、年内にあと3回の利下げを検討する可能性があると明らかにした、以前のガイダンスでは、今回の後には最大2回の利下げを示唆していた(ブルームバーグ)
中国の銀行融資、15年ぶり低水準 政策金利据え置き
中国人民銀行(中央銀行)は20日、8月の最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)を据え置いたと発表した、7月に実施した利下げ効果を見極める姿勢だが、企業や家計の資金需要は弱い、銀行による新規融資は15年ぶりの低水準に落ち込んだ(日本経済新聞)
ユーロ圏経常収支、6月は黒字拡大 輸入が減少
欧州中央銀行(ECB)が20日発表した6月のユーロ圏経常収支は黒字が拡大した、輸入が減少したほか、対外投資の利子や配当など第一次所得が拡大した、日数・季節調整後の経常黒字は505億ユーロで、前月の376億ユーロから拡大、調整前では103億ユーロから524億ユーロに拡大した(ロイター)
ジャクソンホール講演に影響か-米雇用者数、基準改定で100万人減も
ゴールドマン・サックス・グループとウェルズ・ファーゴのエコノミストらは、米労働省の労働統計局(BLS)が21日に発表する基準改定値(速報値)で、3月までの年間雇用者数の伸びが、現在の推定から少なくとも60万人(月約5万人)下向き改定されると見込む、JPモルガン・チェースの予測では約36万人減るが、ゴールドマンによれば、100万人規模の改定もあり得る(ブルームバーグ)
ハマスは「真剣」な姿勢、イスラエルとのガザ停戦合意に向けて
イスラム組織ハマスは、パレスチナ自治区ガザでの停戦についてイスラエルとの合意を成立させることに「真剣」だと主張した(ブルームバーグ)
トルコ中銀、政策金利を50%で据え置き 5会合連続
トルコ中央銀行は20日、金融政策決定会合を開き、主要政策金利である1週間物レポ金利を年50%で据え置くと決めた、据え置きは5会合連続(日本経済新聞)
ボウマンFRB理事、依然緩和に慎重 「一指標に過剰反応せず」
米連邦準備理事会(FRB)のボウマン理事は20日、インフレ上昇リスクが継続しているとの見方を示し、政策変更には引き続き慎重な姿勢を示した、単一の経済指標に過剰反応すればこれまでの進展が水泡に帰す恐れがあると警告した(ロイター)
中国の金輸入、7月も急減-高価格と景気減速で個人の購買意欲減退
世界最大の金購入国である中国の消費者は、記録的な価格と持続的な景気減速が響き、先月も金購入を手控えた、20日に公表された税関データによると、中国の7月の金輸入量は前月比24%減の44.6トンと、ここ2年余りで最低となった、6月は前月比で58%減となっていた(ブルームバーグ)
 

東京前営業日比

 

08/20 15:15

08/21 6:00

円換算

ドル円

147.20

145.25

-1.95

NY金

2,536.35

2,552.10

-64

NY白金

964.60

956.90

-102

(時間は東京タイム)

 

ドル円は再び145円台前半へ下落、ユーロドルは1.11台へ乗せるなど、昨夜もドル売りが優勢となっています。
週明けより俄然注目されている米雇用統計改訂値の発表を日本時間今夜に控え、ドル売りが主導的となっています。
また米大統領選を巡り、民主党候補ハリス氏の躍進もドル安の要因ではとの声も聞かれます。

 

▼株式

ダウ:40,834.97ドル(-61.56)

ナス:17,816.94(-59.83)

 

 

イベントを前に、株式市場の上昇がようやく一服しています。

 

▼債券

米10年債利回り:3.807%(-0.064)
実質金利:1.735%(-0.062)
期待インフレ率:2.072%(-0.004)

 

Date

NY金($)

実質金利(%)

08/16

2,537.80

1.802

08/19

2,541.30

1.797

08/20

2,550.60

1.735

(過去3営業日)

 

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

左軸:NY金(ドル)  右軸:期待インフレ率(%)

 

週末のジャクソンホール会議を控え、米債利回りの低下が続きます。

 

▼原油

NY原油9月物は、0.33ドル安の74.04ドルにて終了。

 

 

中東リスク後退期待から、NY原油は続落です。

 

▼金

NY金12月物は、9.30ドル高の2,550.60ドルにて終了。

今朝の国内金は、55円安の11,806円で終了しています。

 

 

ドル安を追い風に史上最高値2,570.20ドルを記録したのち、株安になびき上昇一服です。

 

左軸:NY金(ドル)  右軸:信託金残高(トン)

 

SPDR:857.27トン(-1.73トン)

 

▼白金

NY白金10月物は、7.30ドル安の955.60ドルにて終了。

今朝の国内白金は、82円安の4,453円で終了しています。

 

 

株安、原油安になびきNY白金も下落、パラも4.8ドル下落しました。

 

 

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