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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
▼注目経済指標
・中国貿易収支990.5億ドル(予想853.0億ドル 前回826.2億ドル)
・仏消費者物価指数[前年比]2.2%(予想2.1% 前回2.1%)
・米生産者物価指数[前月比]0.2%(予想0.1% 前回0.0%)
・米ミシガン大学消費者信頼感指数66.0(予想68.5 前回68.2)
▼ニュース、要人発言
物価2%の軌道に回帰、金融環境「かなり制約的」=シカゴ連銀総裁
米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は11日、今年初めに上昇した米インフレ率が目標の2%に向けた軌道に戻ったようだとし、利下げの機が熟しつつあると確信を強めていることを示唆した(ロイター)
日銀が対ユーロでレートチェック実施 為替介入を準備か
日銀が12日、為替介入の準備のために市場参加者に相場水準を尋ねる「レートチェック」を対ユーロで実施したことが関係者の話で分かった、具体的な為替取引の水準を照会することで、円買い為替介入に備える動きとされる(日本経済新聞)
財務相、介入有無「コメント控える」 11日夜の円急騰で
鈴木俊一財務相は12日の閣議後の記者会見で、11日に政府と日銀が円買いドル売りの為替介入を実施したかと問われ「コメントは控える」と発言した、同日夜の外国為替市場では対ドルの円相場が一時1ドル=157円台半ばに急騰し、市場では為替介入があったとの観測が浮上している(日本経済新聞)
中国、輸出額が3.6%増 1〜6月、2年ぶりプラス
中国税関総署が12日発表した2024年上半期(1〜6月)の貿易統計によると、輸出は前年同期比3.6%増の1兆7075億ドル(約271兆円)だった、輸入は2.0%増の1兆2725億ドル、いずれも上半期としては2年ぶりにプラスとなった、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は4349億ドルの黒字だった、6月単月の輸出は前年同月比で8.6%増加した、輸入は2.3%減だった(共同通信)
11日夜に円買い介入観測、3兆〜4兆円規模か 市場推計
日銀が12日に公表した16日の当座預金残高の見通しから、市場では11日夜に3兆〜4兆円規模の円買い介入があったとの観測が広がった、日銀の見通しで為替介入を反映する「財政等要因」による減少額が3兆1700億円になり、介入を想定しない事前の市場推計と3兆〜4兆円程度のずれが生じたためだ(日本経済新聞)
米ミシガン大消費者信頼感、7月速報値は低下 インフレ期待は改善
米ミシガン大学が12日発表した月の消費者信頼感指数(速報値)は66.0と、前月の68.2(確報値)から低下した、ロイターがまとめたエコノミスト予想は68.5だった、消費者調査ディレクターのジョアン・シュー氏は「消費者のほぼ半数が今後数年間でインフレが継続的に緩和すると予想している」ものの、依然として物価高の影響にさらされていると述べた(ロイター)
12日夜の円上昇、介入有無「申し上げない」 神田財務官
財務省の神田真人財務官は13日未明、12日に対ドルの円相場が一時1ドル=157円台前半と3週間ぶりの円高・ドル安水準を付けたことについて「介入したかどうかの話については私が申し上げることはない」と述べた、財務省内で記者団の取材に答えた(日本経済新聞)
0.5ポイントもレーダー内、9月の米利下げに備え始めた米国債市場
米国債市場では9月利下げの観測が広がっているが、標準的な25ベーシスポイントbpではなく、50bpの利下げを織り込み始めている(ブルームバーグ)
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
前日の米消費者物価指数に続き昨夜は生産者物価指数が公表されましたが、前月比0.2%増と事前予想、前回をいずれも上回る結果となりました。
しかし市場は「利下げ賛成」ムード一色、米債利回りは次第に低下し、ユーロドルが1.09を回復して引けるなどドル売り優勢となりました。
前日に続き昨夜も、ドル円は159円近くから一時15円36銭まで下落しています。
日銀当座預金残高から、11日に3兆円規模の円買い介入が行われた可能性があります。
▼株式
ダウ:40,000.90ドル(+247.15)
ナス:18,398.45(+115.04)
利下げ期待が高まりダウは2カ月ぶりに4万ドルを回復しましたが、高値更新後は300ドル近く上げ幅を削りました。
▼債券
米10年債利回り:4.185%(-0.025)
実質金利:1.940%(-0.016)
期待インフレ率:2.245%(-0.005)
(過去3営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
左軸:NY金(ドル) 右軸:期待インフレ率(%)
米債買い戻しが続き、10年債利回りはついに4.20%を割り込みました。
▼原油
NY原油8月物は、0.41ドル安の82.21ドルにて終了。
中東リスクの後退が期待され、NY原油の上昇は一服しています。
▼金
NY金8月物は、1.20ドル安の2,420.70ドルにて終了。
今朝の国内金は、62円安の12,282円で終了しています。
米債利回り低下が、NY金相場を支えました。
左軸:NY金(ドル) 右軸:信託金残高(トン)
SPDR:835.09トン(変わらず)
▼白金
NY白金10月物は、1.10ドル安の1,013.30ドルにて終了。
今朝の国内白金は、5円安の5,125円で終了しています。
NY白金は一時1,000ドル割れから反発、パラは24ドル下落し、1,000ドルを大きく割り込んでいます。
今週もありがとうございました。
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