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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
▼注目経済指標
・米MBA住宅ローン0.8%(前回0.9%)
・米新築住宅販売件数61.9万件(予想63.3万件 前回69.8万件)
・EIA原油在庫 原油359.1万バレル増 クッシング22.6万バレル減
▼ニュース、要人発言
豪中銀、8月利上げ確率40%に-5月もCPI上昇率が予想上回る
豪州5月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比4%と、エコノミスト予想(3.8%)を再び上回った、オーストラリア準備銀行(中央銀行)が次回8月の政策決定会合で利上げを再開するとの観測が強まり、豪ドルの対米ドル相場は上昇した、変動の激しい項目を除くトリム平均コア指数の上昇率は4.4%と前月の4.1%から加速した(ブルームバーグ)
中国の10年国債利回り、一時22年ぶりの低水準-国内経済の不安も背景
中国の10年国債利回りは26日の取引で、2002年以来22年ぶりの低水準に下げた、10年国債利回りは一時2.22%を付けた、中国経済の長期的な成長可能性への悲観的見方や景気刺激策への期待を背景に国債への資金流入が続いている、その一方で、中国人民銀行(中央銀行)は長期債を中心に債券バブルのリスクに警告を発している(ブルームバーグ)
ECB利下げ、今年あと2回との期待「妥当」-フィンランド中銀総裁
欧州中央銀行(ECB)は今年さらに2回の利下げを実施し、2025年には中銀預金金利を2.25%程度まで引き下げるという投資家の期待は妥当だと、政策委員会メンバーのレーン・フィンランド中銀総裁が述べた(ブルームバーグ)
LME銅下落、一時約2カ月ぶり安値-中国の需要低迷響く
ロンドン金属取引所(LME)の銅相場はアジア時間26日の取引で約2カ月ぶり安値となり、過去最高値からの下げを拡大、最大消費国である中国の需要低迷が、引き続き銅相場を圧迫している(ブルームバーグ)
円は1ドル=120円まで上昇する可能性-マッコーリーが弱気に逆行
マッコーリー・グループの外為・金利ストラテジスト、ガレス・ベリー氏(シンガポール在勤)は、円相場が今後1年半かそれ以上の間に現在の水準から約33%円高の1ドル=120円前後まで上昇する可能性があるみている、そうなるかどうかは、米国が大きな経済不安に見舞われ米連邦準備制度理事会(FRB)が需要喚起のために積極的な利下げをするかどうかにかかっている(ブルームバーグ)
米インフレ率、金利据え置きで低下へ=ボウマンFRB理事
米連邦準備理事会(FRB)のボウマン理事は26日、「政策金利の据え置きでインフレ率が一段と低下する」との基本シナリオを改めて示した(ロイター)
ECB、いかなる政治的ショックにも対処できる準備必要-パネッタ氏
欧州中央銀行(ECB)は、不確実性が高い中で起こり得る政治的ショックに対処する準備を整えておく必要があると、政策委員会メンバーのパネッタ・イタリア中銀総裁が述べた(ブルームバーグ)
ECB利上げ、銀行貸出に以前より強い影響=レーン専務理事
欧州中央銀行(ECB)のチーフエコノミストを務めるレーン専務理事は26日、一連の利上げにより銀行貸出への影響は以前の引き締めサイクルよりも強くなっているとの見方を示した(ロイター)
イスラエル軍、ガザ北部と南部を攻撃 ラファで激しい戦闘
イスラエル軍は26日、パレスチナ自治区ガザ地区の複数の地域を攻撃した、住民によると南部ラファで夜通し激しい戦闘が行われた(ロイター)
NATO次期事務総長にルッテ氏選出、オランダ首相
北大西洋条約機構(NATO)加盟国は26日、次期事務総長にオランダのルッテ首相を選出した、ストルテンベルグ事務総長の任期は10月1日まで(ロイター)
円、対ドルで38年ぶり安値 一時160円30銭台
26日の外国為替市場で対ドルの円相場が一時1ドル=160円39銭まで下落した、1986年12月以来、約38年ぶりの円安・ドル高水準となった、平成以降の最安値水準となる、日米双方の金融政策が当面は維持されるとの見方から、日米金利差を意識した円売り・ドル買いが広がっている(日本経済新聞)
スイス中銀、次期総裁にシュレーゲル副総裁 10月に就任
スイス国立銀行(中央銀行)は26日、9月末で退任するジョルダン総裁の後任にシュレーゲル副総裁が昇格すると発表した、就任は10月1日付、ジョルダン氏の側近の一人で、利下げに着手した金融政策の基本方針を引き継ぐとみられる(日本経済新聞)
為替の動きは一方向、行き過ぎた動きには必要な対応取る-神田財務官
神田真人財務官は26日夜、円相場が約38年ぶりの安値を記録したことを受け、「最近の為替の動きは一方向」だとし、「行き過ぎた動きに対しては必要な対応を取る」と為替介入も辞さない姿勢を示した、同省内で記者団に語った(ロイター)
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
FRB高官発言から、引き続き高水準の政策金利が維持される見通しとなり、ドル円はついにプラザ合意後の高値を更新しました。
神田財務官からけん制発言が聞かれたものの、市場の反応は限定的。
ドル円は現在、160円台後半レベルへ切り上がっています。
市場は同財務官の任期にも注目しており、4年目続投となれば、やや円買い戻しも期待できそうです。
▼株式
ダウ:39,127.80ドル(+15.64)
ナス:17,805.16(+87.51)
乱高下を経てこの日のエヌビディア株は0.25%高で終了、全般小幅高で引けました。
▼債券
米10年債利回り:4.322%(+0.074)
実質金利:2.056%(+0.039)
期待インフレ率:2.266%(+0.041)
(過去3営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
左軸:NY金(ドル) 右軸:期待インフレ率(%)
引き続き高水準の政策金利が維持される見通しで、米10年債利回りが上昇しています。
▼原油
NY原油8月物は、0.07ドル高の80.90ドルにて終了。
米株式市場は堅調に推移、原油市場は下げ一服です。
▼金
NY金8月物は、17.60ドル安の2,313.20ドルにて終了。
今朝の国内金は、変わらずの11,905円で終了しています。
ドル高が金市場を圧迫、トレンドがやや崩れ、2,300ドルブレイクが注目されます。
左軸:NY金(ドル) 右軸:信託金残高(トン)
SPDR:829.05トン(変わらず)
▼白金
NY白金10月物は、37.10ドル高の1,036.10ドルにて終了。
今朝の国内白金は、127円高の5,236円で終了しています。
中国株の下げ一服から白金も反発、パラは11ドル安と続落でした。
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