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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
▼注目経済指標
・日本毎月勤労統計[実質賃金][前年比]-0.7%(予想-0.9% 前回-2.1%)
・ユーロ圏生産者物価指数[前年比]-5.7%(予想-5.3% 前回-7.8%)
・米MBA住宅ローン申請指数-5.2%(前回-5.7%)
・米ADP雇用統計15.2万人(予想17.5万人 前回18.8万人)
・カナダ中銀政策金利4.75%(予想4.75% 前回5.00%)
・米ISM非製造業景況指数53.8(予想51.0 前回49.4)
・EIA原油在庫 原油123.3万バレル増 クッシング85.4万バレル増
▼ニュース、要人発言
4月実質賃金0.7%減、25カ月連続 働き方改革で残業減=毎月勤労統計
厚生労働省が5日に公表した4月の毎月勤労統計(速報)によると、実質賃金は前年比0.7%減少し、25カ月連続の前年割れとなった、春闘の影響で所定内給与の伸びは拡大したが、働き方改革による残業の減少に相殺された、ただ、賃上げに加え物価上昇率が縮小したことにより、賃金の減少幅は3月の2.1%よりは小さくなった(ロイター)
ヘッジファンドが円のコール購入、日銀QT警戒し戦術転換-関係者
ヘッジファンドが円相場について相次いで強気の見方に突然転じ、円のオプション取引でこれまでと逆方向に動いていると複数の市場参加者が明らかにした、先月は円が対ドルで1ドル=160円に再び下落することを見越したオプション取引にレバレッジファンドが殺到したが、今週に入ると状況が一変し、円の対ドル相場上昇で利益が得られるは円のコールオプション(買う権利)をファンドが購入している(ブルームバーグ)
各国中銀の金購入、4月に大幅増加 価格高騰も需要堅調=WGC
国際調査機関ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)によると、各国中央銀行による4月の金純購入量(購入量から売却量を差し引いた値)は33トンで、3月の3トンから大幅に増加した、価格高騰にもかかわらず需要は堅調を維持している(ロイター)
債券自警団、インドの財政ポピュリズム警戒-モディ首相は圧勝ならず
インド総選挙でモディ首相が予想されたほど大きな勝利を得られなかったことから、債券投資家の間ではポピュリズムの拡大が懸念されている(ブルームバーグ)
英サービスPMI、5月改定は6カ月ぶり低水準 インフレ圧力低下
S&Pグローバル/CIPSが5日発表した5月の英サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は52.9と6カ月ぶりの低水準となった(ロイター)
ECBの利下げ近い、インフレ軌道良好=スロバキア中銀総裁
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのカジミール・スロバキア中銀総裁は5日に公表されたスロバキア中銀の金融安定報告書で、ECBの利下げが近いとの認識を示した(ロイター)
中国のソーラー各社、東南アジアで生産停止-米国が貿易規制強化
中国のソーラー企業が東南アジアの工場での生産を停止している、米国の貿易規制が強化され、東南アジアからの輸出が不透明になっていることが背景だ(ブルームバーグ)
インド株急反発、ルピーも上昇-与党連合の結束に期待
5日のインド株式相場は急反発、モディ首相率いる与党連合「国民民主同盟(NDA)」の結束への期待が広がった(ブルームバーグ)
米ADP民間雇用、5月は15.2万人増 1月以来の低い伸び
企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が5日発表した5月の全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は15万2000人増加した、予想の17万5000人を下回り、伸びは今年1月以来の低水準になったほか、過去1年間の平均である19万4000人も大幅に下回った(ブルームバーグ)
南ア与党が挙国一致内閣検討、他党と協議開始-ランドと国債が大幅安
南アフリカ共和国の与党・アフリカ民族会議(ANC)の広報担当を務めるベングモツィリ氏は5日、同党は多数の政党を巻きこんだ挙国一致内閣を検討していると記者団に明らかにした、現地メディアのIOLがANCによる挙国一致内閣の計画を伝えた後、同国通貨のランドは一時1.2%安の1ドル=18.9462ランドと、4月26日以来の安値に下落、10年物南ア国債利回りは13bp上昇の12.23%となっている(ブルームバーグ)
ポーランド中銀
政策金利を現行の5.75%に据え置く事を決定した
カナダ中銀4年ぶり利下げ、インフレ鈍化 G7で初
カナダ銀行(中央銀行)は5日、政策金利である翌日物金利の誘導目標を5.0%から4.75%に引き下げると発表した、利下げは2020年3月以来、4年3カ月ぶり、足元でインフレの鈍化が進んでおり、金融の引き締め度合いを調整する狙いがある、一連のインフレ局面で利下げに転じるのは主要7カ国(G7)の中央銀行で初になる(日本経済新聞)
米ISM非製造業総合指数、5月は53.8 予想上回り8月以来の高水準
米供給管理協会(ISM)が5日に発表した5月の非製造業総合指数は53.8と4月の49.4から上昇し、拡大・縮小を示す50を上回った、ロイターがまとめた市場予想中央値の50.8も上回り、昨年8月以来の高水準となった(ロイター)
ノルマンディー80周年で式典 フランス北部、欧米首脳が結集へ
第2次大戦でナチス・ドイツに対する連合国軍の勝利を決定づけたノルマンディー上陸作戦の80周年を記念する一連の式典がDデー(決行日)の6日を中心にフランス北部ノルマンディー地方で開かれる、バイデン米大統領やウクライナのゼレンスキー大統領ら欧米の首脳らが結集、ウクライナ情勢を巡る外交も注目される(共同通信)
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
昨日のアジアタイムでは日本の実質賃金が伸び悩んだことから、ドル円は底堅く推移。
中国経済指標の改善などリスク回避ムードも一服したことも、ドル円相場を支えました。
ドルインデックス、米債、米株式が揃って上昇、米国市場は「トリプル高」でした。
ADP雇用統計は失速したものの、ISMには改善が見られ、市場の反応はやや「いいとこ取り」でした。
今晩はECB、明日は米雇用統計が予定されています。
▼株式
ダウ:38,807.33ドル(+96.04)
ナス:17,187.91(+330.86)
エヌビディアが5%上昇するなど、ハイテク株が相場を牽引しました。
▼債券
米10年債利回り:4.275%(-0.053)
実質金利:1.945%(-0.068)
期待インフレ率:2.303%(-0.012)
(過去3営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
左軸:NY金(ドル) 右軸:期待インフレ率(%)
米10年債利回りは4.2%台に突入、4月1日以来です。
▼原油
NY原油7月物は、0.82ドル高の74.07ドルにて終了。
在庫増を受け一時73ドルを割り込む場面もありましたが、後半は下げ一服です。
▼金
NY金8月物は、28.10ドル高の2,375.50ドルにて終了。
今朝の国内金は、125円高の11,840円で終了しています。
ISM発表直後には2,354ドルまで弱含む場面もありましたが、再び2,380ドル突破にチャレンジです。
SPDR:833.65トン(+1.44トン)
▼白金
NY白金7月物は、4.40ドル高の1,000.30ドルにて終了。
今朝の国内白金は、57円高の5,018円で終了しています。
南アランドが下落、NY白金の上値を抑えています。
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