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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
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▼注目経済指標
・ユーロ圏マネーサプライ[前年比]1.3%(予想1.3% 前回0.9%)
・米MBA住宅ローン申請指数-5.7%(前回1.9%)
・独消費者物価指数[前年比]2.4%(予想2.4% 前回2.2%)
・米リッチモンド連銀製造業指数0(予想-7 前回-7)
▼ニュース、要人発言
米証券決済「T+1」が始動、一時的なフェイル増加など警戒する声
米国の株式や社債などの証券取引で28日、決済期間が売買成立(約定)後2営業日(T+2)から1営業日(T+1)に切り替わった、米証券取引委員会(SEC)が昨年2月、カウンターパーティーリスクの低減や、資本効率化と流動性の改善を目的とした規則改正を行ったことに基づく、市場関係者の間では、大きな混乱は起きないとの見方が大勢だが、一時的なフェイル(予定日までに証券の受け渡しが完了しない事態)の増加などを警戒する声も広がっている(ロイター)
拙速な利上げ、絶対に避けなければならない=安達日銀審議委員
日銀の安達誠司審議委員は29日、熊本県金融経済懇談会であいさつし、持続的・安定的な物価上昇を「まだ確信を持って実現できると言える状況ではない」として、経済の回復機運に水を差すような拙速な利上げは「絶対に避けなければならない」と話した、ただ、過度な円安の状況が長期化して物価の動きに影響が生じ、物価目標の実現に影響を与えると予想される場合には金融政策による対応も選択肢の1つになると述べた(ロイター)
不動産大手の中国恒大、資産売却進まず 事業再構築の投資家募る
経営再建中の中国不動産大手、中国恒大集団は、清算手続きにおける資産売却が遅々として進まず、事業再構築のための投資家を募っている、同社が28日に当局に届け出た報告書で明らかになった(ロイター)
IMF、中国の成長率予測5%に引き上げ-今年力強い滑り出し
国際通貨基金(IMF)は、中国経済の今年の成長率見通しを5%と、4月時点の予測4.6%から引き上げた、今年初めの力強い景気拡大と政府の追加支援を反映した(ブルームバーグ)
エヌビディア時価総額が米2位アップルに肉薄、順位変動起きるか
米国株の時価総額ランキング上位銘柄が再び変動する可能性が出てきた、28日のニューヨーク市場で半導体大手エヌビディアの株価終値が約7%高、時価総額2兆8750億ドル弱となり、2兆9160億ドル弱で第2位のアップルに迫ってきたからだ(ロイター)
円が対ユーロで最安値に接近、円キャリーとECB利下げ観測後退
円の対ユーロ相場が過去最安値に迫っている、インフレ率の高止まりを背景に欧州中央銀行(ECB)が利下げに時間をかけるとの観測が強まっており、ユーロに対する円の下落スピードは対ドルを上回る(ブルームバーグ)
消費者態度指数5月は2.1ポイント低下、判断「足踏み」に下方修正
内閣府が29日公表した消費動向調査によると、消費者態度指数(2人以上の世帯、季節調整値)は前月から2.1ポイント低下し36.2となり、2カ月連続で悪化した、内閣府は消費者マインドの基調判断を、前月の「改善している」から「改善に足踏みがみられる」に下方修正、大型連休後の宿泊料など、各種値上げが影響した可能性があるとみている(ロイター)
日銀安達委員、国債購入の減額「需給で都度判断」
日銀の安達誠司審議委員は熊本市で29日に開いた記者会見で、日銀による国債買い入れの減額について「日々の(国債の)需給をみながらその都度判断する」と述べた、「減額ありきで長期金利が高騰しすぎると本末転倒だ」と指摘し、本格的な減額計画をあらかじめ示すことには慎重な認識を示した(日本経済新聞)
国債先物は続落、長期金利約12年半ぶり高水準1.075%
29日の東京円債市場で、国債先物中心限月6月限は前営業日比38銭安の143円12銭と続落して取引を終えた、新発10年国債利回り(長期金利)は同4.0bp上昇の1.075%と、2011年12月以来、約12年半ぶりの高水準、前日の米金利上昇や日銀による国債買い入れ減額への警戒感を背景に、債券の売り圧力が強まった(ロイター)
ヘッジファンドのハイテク株投資額が過去最高に-エヌビディア急騰で
ゴールドマン・サックス・グループのプライムブローカー部門によると、ヘッジファンドの米大手テクノロジー企業株への投資額は、エヌビディアの先週の予想を上回る決算を受けて過去最高を記録した(ブルームバーグ)
イスラエル、「あと7カ月間戦わなくてはならない」-ハマス制圧まで
イスラエルのハネグビ国家安全保障顧問は29日、イスラム組織ハマスを完全敗北に追い込むにはあと7カ月かかるとの見方を示した、パレスチナ自治区ガザでハマスを制圧する難しさを浮き彫りにした(ブルームバーグ)
米地区連銀経済報告、成長「わずか、ないし緩慢」-物価に敏感
米連邦準備制度理事会(FRB)が29日公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)は、米経済が4月上旬以降に大半の地域で「わずかな、ないし緩慢な」ペースで拡大したと指摘した、個人消費は物価上昇の影響で抑制されたという(ブルームバーグ)
米クリーブランド連銀新総裁に元GS幹部のハマック氏、8月就任
米クリーブランド地区連銀は29日、6月末で退任するメスター総裁の後任に米金融大手ゴールドマン・サックス・グループ出身のベス・ハマック氏(52)を指名した、8月21日付で就任する(ロイター)
電力先物に「年度物」導入 EEX、国内企業の利便性向上
世界最大の電力取引所である欧州エネルギー取引所(EEX)は、2024年10〜12月をめどに「年度物」と呼ばれる新商品を導入する、日本の企業にとっての利便性を高め、取引参加者の裾野を広げる(日本経済新聞)
フォーブス「日本長者番付」2024年版、33歳のビリオネアが初のランク入り
フォーブスは5月29日、最新版「日本長者番付」を発表した、ランキングに入った富豪50人の資産の合計額は、2023年の約1920億ドル(約29兆8910億円)から4%増のおよそ2000億ドル(約31兆1360億円)となり、わずかながらに増加した(Forbes)
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
前日までの流れが継続、米債利回りが上昇し、市場ではドル高が進んでいます。
ユーロドルは一時1.08割れ、ドル円は今月2日の介入以来の157円後半レベルへ上昇しています。
米当局者によるタカ派スタンスがドルを支える構図が続いており、今日明日予定されている米物価関連指標が注目されます。
▼株式
ダウ:38,441.54ドル(-411.32)
ナス:16,920.58(-99.30)
引き続きドル高株安、ダウは月末月初の窓を埋めそうです。
▼債券
米10年債利回り:4.614%(+0.064)
実質金利:2.243%(+0.045)
期待インフレ率:2.371%(+0.027)
(過去3営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
左軸:NY金(ドル) 右軸:期待インフレ率(%)
米債入札が不調に終わり、米10年債利回りは4.6%台に乗せています。
▼原油
NY原油7月物は、0.60ドル安の79.23ドルにて終了。
ドル高株安の流れから、前日の急騰に対する利益確定売りが出ました。
▼金
NY金8月物は、15.20ドル安の2,364.10ドルにて終了。
今朝の国内金は、40円安の11,881円で終了しています。
米債利回り上昇が、NY金の上値を抑えました。
SPDR:832.21トン(変わらず)
▼白金
NY白金7月物は、18.90ドル安の1,047.90ドルにて終了。
今朝の国内白金は、70円安の5,277円で終了しています。
ドル高を受けNY白金は反落、南ア総選挙開票には数日かかる見込みです。
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