再現なるか!「当日介入」 | 浪風谷本

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▼日銀会合後の介入

 

日銀による「利上げ」程度では、現在の円安は是正できないとの声が聞かれます。

為替相場は相手国ありき、自国の通貨レートは政治力とも言われています。

もちろん本日の日銀会合で「行き過ぎた円安」を議論するのは当然ですが、同時に実弾介入、協調介入でなければ円安を打破できないのではとの指摘もあります。

そんななか、2年前の介入が注目されています。

 

介入ポイントに一歩近づく円相場、植田総裁会見で2022年9月の再来も

円トレーダーは2022年9月22日の再来に身構えている。緩和的な金融政策を再確認した日本銀行の決定を受けて円が急落し、財務省が円買い介入に踏み切った日だ。(ブルームバーグ)

 

2022年9月22日の会合にて、日銀は10年国債金利の操作目標を0.00%で維持することを決定しました。
会合後の会見で黒田総裁(当時)は、「欧州がマイナス金利やめても日本がやめる必要はない」などと市場をあおり、144円近辺で推移していたドル円は一時146円にまで上昇しました。
ハト派な日銀会合、総裁会見を受け、市場は円売り一色。
しかし会見終了から30分経った17時に、政府・日銀は為替介入を実施しています。

146円だったドル円は、一時140円にまで下落しています。
2年前の「会合当日の介入」が意識されています。
 

▼「当日介入」再現なるか

 

本日の日銀金融政策決定会合にて、日本銀行は短期金利の誘導目標を0%~0.1%程度に据え置くことを決定しました。

会合を受け、市場では円売りが進行。

ドル円は約34年ぶりとなる156円台に上昇しています。

 

 

円は約34年ぶり156円台に下落、連日の安値更新-日銀決定会合後

26日の東京外国為替市場で円相場は1990年5月以来となる1ドル=156円台に下落した。日本銀行の金融政策発表後に円安が加速。米国の利下げ観測が後退する中、日米金利差に着目した円売り・ドル買いに歯止めがかからない。通貨当局による円買い介入への警戒感が一段と高まっている。

円は対ドルで一時156円08銭まで下落。国債買い入れの方針に関する文言を削除したことで一時円が買われたが、出尽くし感から円売りに転じている。米国では景気の底堅さと粘着的なインフレを示す指標が相次ぎ、金利スワップ市場が織り込む年内の利下げ回数が2回以下まで減っている。(ブルームバーグ)

 

植田日銀総裁による会見を経てさらなる円売りが進行、「神田ライン」が近づくと俄然介入期待が高まります。

会見中の介入はないでしょうが、2年前の9月介入は連休前の17時でした。

会合「当日介入」の再現となるでしょうか。

 

 

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