【悲報】ドル円、「神田ライン」を突破してしまう… | 浪風谷本

浪風谷本

次の10年へ

応援よろしくお願いいたします。

下矢印下矢印下矢印

にほんブログ村 先物取引ブログ 商品先物へ

 

お問い合わせ(平日08:00~17:00)
大起証券㈱ 
Tel:06-6300-5757(代表
)
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

▼注目経済指標

・日本消費者物価指数[東京都区部・除生鮮][前年比]1.6%(予想2.2%  前回2.4%)
・日銀政策金利0.0-0.1%(予想0.0-0.1%  前回0.0-0.1%)
・ユーロ圏マネーサプライ[前年比]0.9%(予想0.6%  前回0.4%)
・米個人所得[前月比]0.5%(予想0.5%  前回0.3%)
・米個人支出[前月比]0.8%(予想0.6%  前回0.8%)
・米PCEコア・デフレーター[前年比]2.8%(予想2.7%  前回2.8%)
・米ミシガン大学消費者信頼感指数77.2(予想77.9  前回77.9)

 

▼ニュース、要人発言

東京消費者物価は2%割れ、高校授業料無償化や食料品鈍化が影響
全国の物価の先行指標となる4月の東京都区部の消費者物価指数(生鮮食品を除くコアCPI)は前年比上昇率の伸びが大幅に鈍化し、2%を割り込んだ、食料品価格の伸びが引き続き鈍化したことに加え、東京都による高校授業料の実質無償化が影響した(ブルームバーグ)
財務相、円安進行は日本経済に「マイナス面懸念」
鈴木俊一財務相は26日の閣議後の記者会見で、外国為替市場で進む円安に関して日本経済への影響を問われ「今は物価高騰対策が重要な政策課題だ、マイナス面の懸念をもっている」との認識を示した(日本経済新聞)
円は約34年ぶり156円台に下落、連日の安値更新-日銀決定会合後
26日の東京外国為替市場で円相場は1990年5月以来となる1ドル=156円台に下落した、日本銀行の金融政策発表後に円安が加速、米国の利下げ観測が後退する中、日米金利差に着目した円売り・ドル買いに歯止めがかからない、通貨当局による円買い介入への警戒感が一段と高まっている(ブルームバーグ)
日銀「現状維持」で円急落156円 円安対応観測にゼロ回答
26日の東京外国為替市場で円相場が34年ぶり安値となる1ドル=156円台に急落した、日銀が同日まで開いた金融政策決定会合で政策の維持を決め、国債買い入れも3月の方針を維持した、円安に対応して日銀が何らかの対策を打ってくるとの見方は肩すかしとなり、円売りにつながっている(日本経済新聞)
円安、物価上昇通じて賃金に波及するリスクに警戒感=植田日銀総裁
日銀の植田和男総裁は26日、金融政策決定会合後の記者会見で、円安が物価上昇を通じて賃金上昇率に波及する展開に警戒感を示し、来年の春闘での賃上げ率に波及しそうになれば、春闘より前の段階で利上げを判断することもできると述べた、その一方で、日銀が展望リポートで示した予想通りに推移していけば、それだけで利上げの可能性があるとも語った(ロイター)
世界の債券相場が下落、昨年11月以来の低水準-米利下げ観測後退で
米国債利回りは25日に年初来の最高に上昇し、市場が完全に織り込む米利下げ開始時期は12月となった、26日に日本の新発10年債利回りは上昇し、ニュージーランドの10年債利回りは一時、昨年11月以来初めて5%を超えた、オーストラリアの債券も圧力にさらされた、世界の国債相場の指標は昨年11月以来の低水準に下落し、市場の弱気な見方が浮き彫りになっている(ブルームバーグ)
日銀総裁、円安「政策の判断材料に」 物価影響見極め
日銀は26日の金融政策決定会合で、金融政策の現状維持を決めた、植田和男総裁は会合後の記者会見で、最近の円安進行について基調的な物価動向に大きな影響が生じれば「政策の判断材料になる」と語った、物価への影響を見極める姿勢も示したが、外国為替市場では早期利上げにつながるような発言がなかったとの見方から一時、円売り圧力が強まった、日銀は政策金利を0〜0.1%程度(無担保コール翌日物レート)に据え置き、追加利上げを見送った(日本経済新聞)
ドル一時急落、154円後半まで約2円 介入警戒の売り殺到か
26日夕の外為市場でドルが154円後半まで約2円、突然急落した、市場では、政府による円買い介入ではないものの、参加者の間に強い介入警戒感が広がっており、一時的にドル売りが集中して発生したと見られている(ロイター)
円が再び下げ拡大、156円80銭台で日中安値更新-一時急反発も続かず
円相場は一時急反発したものの再び売り優勢となり、日中安値を更新した、日本銀行の植田和男総裁の定例会見中に円安が進んだ後に急速に買い戻され、154円を付ける場面もあったが、一時的な反発で終わった、市場では日本の通貨当局による介入への警戒感が高まっている(ブルームバーグ)
ロシア中銀、政策金利を16%で据え置き 3会合連続
ロシア中央銀行は26日開いた金融政策決定会合で、政策金利を16%で据え置くことを決めた、据え置きは3会合連続となった(日本経済新聞)
 

東京前営業日比

 

04/26 15:15

04/27 06:00

円換算

ドル円

155.98

158.35

2.37

NY金

2,350.60

2,349.60

149

NY白金

932.35

924.25

31

(時間は東京タイム)

 

日本時間昨日お昼過ぎの日銀決定を受け、市場では円売りが進行。
さらに米経済指標を受けたドル高により、ドル円はさらに上値を追う展開となりました。
結局ドル円は158円台前半で終了、ブルームバーグによる「神田ライン」を突破して引けました。

 

▼株式

ダウ:38,239.66ドル(+153.86)

ナス:15,927.90(+316.14)

 

 

決算を好感したハイテク株が相場をけん引しました。

 

▼債券

米10年債利回り:4.663%(-0.041)
実質金利:2.237%(-0.039)
期待インフレ率:2.426%(+0.001)
 

Date

NY金($)

実質金利(%)

04/24

2,338.40

2.240

04/25

2,342.50

2.276

04/26

2,347.20

2.237

(過去3営業日)

 

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

右軸:期待インフレ率(上下逆注意)

 

米経済指標は上ブレしたものの10年債利回りは低下、逆イールドが拡大しています。

 

▼原油

NY原油6月物は、0.28ドル高の83.85ドルにて終了。

 

 

イスラエルによるラファ侵攻が警戒されるなか、ドル高が上値を抑え小幅続伸です。

 

▼金

NY金6月物は、4.70ドル高の2,347.20ドルにて終了。

今朝の国内金は、163円高の11,898円で終了しています。

 

 

序盤はリスク選好的なドル安からNY金は上昇、NYタイムに入るとドル高が上値を抑えました。

 

SPDR:832.19トン(-2.59トン)

 

▼白金

NY白金7月物は、1.60ドル高の922.10ドルにて終了。

今朝の国内白金は、14円高の4,655円で終了しています。

 

 

ドル高がNY白金を圧迫、パラは24ドル下落し白金とのサヤは30ドル程度に縮小しています。

 

 

今週もありがとうございました。

 

にほんブログ村 先物取引ブログ 商品先物へ

 

お問い合わせ(平日08:00~17:00)
大起証券㈱ 
Tel:06-6300-5757(代表)
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

「浪風谷本」メール会員募集のお知らせ

「浪風谷本」では、メール会員を募集しています。

その日の市況や相場見通しを「会員メール」として1カ月間、無料でお送りいたします。

メールの受信は、PCでもスマートフォンでもけっこうです。

期間内は相場相談も受け付けておりますので、お気軽にどうぞ。

 

手紙メール会員お申し込みはこちら(Gmail)手紙

手紙こちらはヤフーメール、「メールアドレス」「お名前」「ご連絡先」をご明記のうえどうぞ手紙

 

※携帯、スマホへショートメールをお送りいたしますので、ご返信いただくことにより本登録とさせていただきます。

 

メール会員にご登録いただきますと、1カ月間最新の相場情報を無料でお届けいたします。

まずはお役に立てるかどうか、お試しください。

よろしくお願いいたします。