リスク回避ムードが高まり、ダウは5日続落 | 浪風谷本

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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

▼注目経済指標

・独消費者物価指数[前年比]2.2%(予想2.2%  前回2.2%)
・英鉱工業生産[前月比]1.1%(予想0.0%  前回-0.3%)
・中国貿易収支585.5億ドル(予想691.0億ドル  前回397.1億ドル)
・米輸入物価指数[前月比]0.4%(予想0.3%  前回0.3%)
・米ミシガン大学消費者信頼感指数77.9(予想79.0  前回79.4)

 

▼ニュース、要人発言

東京円相場一時153円台 鈴木財務相、投機的動きをけん制
鈴木俊一財務相は12日の閣議後の記者会見で「行き過ぎた動きに対してはあらゆる手段を排除することなしに適切に対応をとっていきたい」と述べ、改めて投機的な動きをけん制した(毎日新聞)
バイデン米大統領、北極圏での石油掘削阻止で大規模な取り組み計画
米国は100年前に、アラスカ州ノーススロープ郡の2300万エーカーを緊急石油供給地として確保したが、バイデン大統領がここにきて、その約半分の地域での石油・ガス開発を阻止すべく動き出している(ブルームバーグ)
中国でドル借り入れコスト急上昇-準備率引き下げなど対応必要か
中国本土市場でドルを借り入れる際の上乗せ金利がここ1カ月で急拡大した、ドル相場持ち直しの世界的な広がりと、人民元が直面している強い逆風を反映している(ブルームバーグ)
金現物が最高値更新、地政学的緊張で安全資産に買い
12日の取引で金現物が過去最高値を更新した、地政学的緊張を背景に、安全資産としての金への需要が高まっている、ドイツや英国などは11日、在シリア大使館攻撃を受けてイスラエルへの報復に踏み切る懸念が高まるイランに自制を促した(ロイター)
外為特会の外貨資産、米国との関係で売却できないことない=鈴木財務相
鈴木俊一財務相は12日の衆院財務金融委員会で、外為特会で保有する外貨資産について「米国との関係で売却できないといったことはない」と述べた、外貨資産運用は「十分な流動性を確保するとの目的に基づきつつ、将来の外国為替等の売買等に備えた運用を行っている」と語った(ロイター)
米利下げ、年内2回程度か 時期には不確実性=ボストン連銀総裁
米ボストン地区連銀のコリンズ総裁は11日、ロイターのインタビューに応じ、インフレ率が目標水準に回帰するにはまだ時間がかかるとし、年内は2回程度の利下げを想定していると明らかにした(ロイター)
欧米の利下げ延期、スウェーデン中銀の5月利下げにリスク=副総裁
スウェーデン中央銀行(リクスバンク)のヤンソン副総裁は11日、米連邦準備理事会(FRB)と欧州中央銀行(ECB)の利下げ開始時期の見通しが後ずれした場合、リクスバンクの利下げ転換の妨げになり得るとの見解を記者団に明らかにした(ロイター)
米大型株、1年4カ月ぶりの大幅な資金流出=BofA週間調査
バンク・オブ・アメリカ(BofA)の週間調査によると、10日までの1週間は米国の大型株から158億ドルの資金が流出し、流出額は2022年12月以来1年4カ月ぶりの高水準となった、根強いインフレを背景に利下げ先送り観測が台頭したほか、地政学的緊張も高まった(ロイター)
中国輸出、3月は前年比-7.5%と予想以上に減少 輸入もマイナス
中国税関総署が12日発表した3月の貿易統計によると、輸出は前年比7.5%減、輸入は1.9%減でいずれも市場予測を大きく下回った、輸出は昨年8月以来の大幅な落ち込みとなった(ロイター)
米インフレ率上昇ならFRBが利上げに戻る可能性-ピムコ
債券投資大手のパシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は、米国のインフレ率が上昇すれば米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げに戻る可能性があるとの見方を示した、同社は米国よりも他の市場の債券を選好しているという(ブルームバーグ)
韓国ウォン、対ドルで1年5カ月ぶり安値 景気懸念で
12日の東京外国為替市場で韓国ウォンは対米ドルで一時1ドル=1379ウォン前後とおよそ1年5カ月ぶりの安値を付けた、同日に韓国銀行(中央銀行)が政策金利を据え置いたことが売りのきっかけ、景気停滞でも利下げできない経済構造を嫌気した投資家の売りが広がっている(日本経済新聞)
バブル相場の典型、現在の値動きについてBofAが警鐘
ハイテク株とコモディティーが足並みをそろえて上昇し債券利回りが急上昇している現在の市場の値動きは、バブル形成期を思わせるものだと、バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジストが指摘した(ブルームバーグ)
米4月ミシガン大消費者信頼感77.9に小幅低下、インフレ期待は上昇
米ミシガン大学が12日発表した4月の消費者信頼感指数(速報値)は77.9と3月の79.4から低下した、今後1年およびそれ以降のインフレ期待は高まっていることが示された(ロイター)
アトランタ連銀総裁、年内利下げ1回との予想維持-必要ならば調整も
米アトランタ連銀のボスティック総裁は12日、年内の利下げは1回との自身の見通しを改めて表明、一方で、必要に応じて調整する柔軟性も維持した(ブルームバーグ)
SF連銀デーリー総裁、金利を調整する緊急性は全くない
米サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は、好調な労働市場や堅調な個人消費、過去数カ月の物価下落ペースの鈍化を踏まえれば、金利を調整する緊急性は全くないとの見解を示した(ブルームバーグ)
 

東京前営業日比

 

04/12 15:15

04/13 06:00

円換算

ドル円

153.24

153.29

0.05

NY金

2,402.55

2,360.15

-200

NY白金

1,008.15

989.90

-84

(時間は東京タイム)

 

米決算や中東リスクの高まりなどから、米債利回りの上昇は一服。
一方でリスク回避的なドル買いも見られ、ユーロドルは年初来安値を更新しています。
ドル円は153円近辺で動きが見られず、クロス通貨が大きく下げています。
ダウは5日続落、コモディティ市場の上昇も一服しています。

 

▼株式

ダウ:37,983.24ドル(-475.84)

ナス:16,175.09(-267.11)

 

 

リスク回避の動きが強まり、ダウは5日続落です。

 

▼債券

米10年債利回り:4.266%(-0.037)

実質金利:1.942%(-0.041)

期待インフレ率:2.324%(+0.001)

 

Date

NY金($)

実質金利(%)

04/10

2,348.40

2.136

04/11

2,372.70

2.180

04/12

2,374.10

2.114

(過去3営業日)

 

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

右軸:期待インフレ率(上下逆注意)

 

リスク回避ムードが高まり、米債利回りは低下しています。

 

▼原油

NY原油5月物は、0.64ドル高の85.66ドルにて終了。

 

 

中東懸念一服を受け、NY原油は高値から2ドル下落して引けました。

 

▼金

NY金6月物は、1.40ドル高の2,374.100ドルにて終了。

今朝の国内金は、199円安の11,563円で終了しています。

 

 

NY原油同様、上値を削っての引けとなりました。

 

 

SPDR:826.72トン(-4.03トン)

 

▼白金

NY白金7月物は、13.70ドル高の1,001.70ドルにて終了。

今朝の国内白金は、74円安の4,838円で終了しています。

 

 

貴金属の上昇は一服、パラジウムは19ドル高で引けています。

 

今週もありがとうございました。

 

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