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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
▼注目経済指標
・インド中銀政策金利6.50%(予想6.50% 前回6.50%)
・独製造業受注[前月比]0.2%(予想0.7% 前回-11.4%)
・ユーロ圏小売売上高[前年比]-0.7%(予想-0.8% 前回-0.9%)
・米非農業部門雇用者数30.3万人(予想20.1万人 前回27.0万人)
・米失業率3.8%(予想3.9% 前回3.9%)
・米平均時給[前年比]4.1%(予想4.1% 前回4.3%)
▼ニュース、要人発言
ポーランド中銀、金利据え置き 年後半のインフレ加速見込む
ポーランド国立銀行(中央銀行)は4日の会合で、政策金利を5.75%に据え置くことを決定した、今後数カ月はインフレ率が目標範囲内で推移すると予想しながらも、慎重な政策運営姿勢を継続した(ロイター)
金融政策は日銀に任せる、為替の過度な動きにあらゆるオプション排除せず＝財務相
鈴木俊一財務相は5日の閣議後会見で、夏から秋にも追加利上げの可能性を示唆した植田和男日銀総裁の朝日新聞のインタビューでの発言について、「金融政策は、タイミング含め日銀にお任せしているのでコメントする立場にない」と述べた(ロイター)
為替は経済・物価に影響する要因､市場動向を十分注視－日銀総裁
日本銀行の植田和男総裁は5日、円安水準が定着していることを受け、為替は経済物価に影響する重要な要因とし、為替市場の動向や物価への影響を注視すると語った、衆院財務金融委員会で答弁した(ブルームバーグ)
イエレン米財務長官、訪中を開始－製造業の「過剰生産能力」に警鐘
イエレン米財務長官は4日間の訪中を開始した、米中のより良い経済関係構築を目指すと表明すると同時に、中国製造業の過剰生産能力が世界経済を脅かすと警鐘を鳴らした(ブルームバーグ)
インド中銀、政策金利を6.5%に据え置き－5対1で決定
インド準備銀行(中央銀行)は5日、7会合連続で政策金利を据え置いた、総選挙が迫るインドでは、夏季に向け猛暑への警戒感からインフレ加速懸念が再び強まっている(ブルームバーグ)
3月の米雇用者数は30万3000人増、1年ぶりの大幅増－失業率低下
3月の米雇用者数はほぼ1年ぶりの大幅増となり、失業率は低下した、力強い労働市場が景気を押し上げていることを示した(ブルームバーグ)
FRB、利下げ検討は時期尚早＝ダラス連銀総裁
米ダラス地区連銀のローガン総裁は5日、現在のインフレを巡る状況は連邦準備理事会(FRB)による利下げへの差し迫った動きを否定していると述べた(ロイター)
利下げ適切な段階に達していない リスクなお存在＝ボウマンFRB理事
米連邦準備理事会(FRB)のボウマン理事は5日、FRBが利下げを検討する時期ではないとし、インフレ抑制に向けた進展が行き詰まれば利上げが検討される可能性もあると述べた(ロイター)
スクエニ「ドラクエ」責任者の三宅氏が異動、てこ入れ－関係者
ゲーム大手スクウェア・エニックス・ホールディングスで、「ドラゴンクエスト」シリーズの責任者を務めていた三宅有氏が異動し、担当を離れたことが分かった(ブルームバーグ)
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
注目の米雇用統計は、事前予想を上回る結果となりました。
当局による年内利下げ期待は3回から2回へ低下、雇用統計に対する市場の反応はタカ派でした。
雇用統計直後にユーロドルは一時1.07912まで下落しましたが、リスク回避ムードの一服から次第に買い戻されました。
▼株式
ダウ：38,904.04ドル(+307.06)
ナス：16,248.52(+199.44)
前日の大幅安の反動や力強い雇用指標を受け、ダウは大幅反発となりました。
▼債券
米10年債利回り：4.400%(+0.090)
実質金利：2.025%(+0.079)
期待インフレ率：2.375%(+0.013)
過去3営業日)
右軸：実質金利(上下逆注意)
右軸：期待インフレ率(上下逆注意)
過度な利下げ期待が後退、米債利回りは上昇しました。
▼原油
NY原油5月物は、0.32ドル高の86.91ドルにて終了。
株高が原油市場を支えました。
▼金
NY金6月物は、36.90ドル高の2,345.40ドルにて終了。
今朝の国内金は、274円高の11,353円で終了しています。
イスラエルとイランによる武力衝突が懸念され、史上最高値を更新しました。
SPDR：826.41トン(-6.04トン)
▼白金
NY白金7月物は、12.00ドル安の940.60ドルにて終了。
今朝の国内白金は、17円高の4,501円で終了しています。
ドル高が白金市場を圧迫、パラジウムも33ドル下落しています。
今週もありがとうございました。
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