【ISM】6月利下げ確率、一時5割を割り込む | 浪風谷本

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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

▼注目経済指標
・日銀短観[大企業製造業業況判断]11(予想10  前回12)
・中国財新メディア製造業PMI51.1(予想51.0  前回50.9)
・米製造業PMI51.9(予想52.5  前回52.5)
・米ISM製造業景況指数50.3(予想48.3  前回47.8)

▼ニュース、要人発言
内外経済やインフレ動向踏まえると、投機的な動きみられる=為替で財務相

鈴木俊一財務相は1日の参院決算委員会で、最近の円安進行について「内外の経済状況やインフレ動向などを踏まえれば、投機的な動きもみられると認識している。ファンダメンタルズに沿っていない部分もあるのではないか」と述べた、その上で「為替市場の動向を高い緊張感を持て注視するとともに、行き過ぎた動きに対してはあらゆる手段を排除せずに適切な対応を取っていきたい」と語った(ロイター)
大企業製造業の景況感、4期ぶり悪化 3月日銀短観
日銀が1日発表した3月の全国企業短期経済観測調査(短観)で、大企業製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)は、前回の2023年12月調査(プラス13)から2ポイント悪化してプラス11だった、悪化は4期ぶり、品質不正問題による自動車生産の減少により、関連産業の業況感が悪化した(日本経済新聞)
財新中国製造業PMI、3月は51.1に上昇 1年1カ月ぶり高水準
財新/S&Pグローバルが1日発表した3月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.1と、2月の50.9から上昇し、1年1カ月ぶりの高水準を付けた、市場予想の51.0も上回った、国内外で新規受注が増え、企業の景況感を11カ月ぶり高水準に押し上げた(ロイター)
日銀の国債保有残高が2008年以来初めて縮小へ、7-9月期にも
ブルームバーグが日銀のバランスシートを分析したところ、7-9月期には日銀の国債購入額が16年ぶりに償還を迎える国債の額を下回る見通しだ、不足額は1960億円と小さいが、日銀が3月の金融政策決定会合の声明文に記したように毎月の国債買い入れ額を約6兆円で維持したとしても、削減幅は2025年には増加するだろう(ブルームバーグ)
金現物が過去最高値、6月の米利下げ観測高まる
1日の取引で金の現物価格が過去最高値を付けた、米インフレ鈍化を示す指標を受け、米連邦準備理事会(FRB)が6月に利下げするとの見方が高まった(ロイター)
企業のインフレ期待2%超維持、日銀の物価目標実現の確度高める材料
1日に発表された3月の企業短期経済観測調査(短観)の「企業の物価見通し」では、企業が想定する消費者物価指数(CPI)の前年比上昇率が平均で1年後2.4%、3年後2.2%、5年後2.1%といずれも前回の昨年12月調査から変わらず、2%超を維持した、5年後が2%以上となるのは7四半期連続で、先行きも2%程度のインフレ率が続くとの企業の見方が定着しつつある(ブルームバーグ)
日経平均、2週間ぶり4万円割れ 日銀短観が重荷,利益確定売りも
1日の東京株式市場で日経平均株価が反落し、前週末比566円35銭(1.40%)安い3万9803円09銭で取引を終えた、終値が節目の4万円を下回るのは、3月18日以来2週間ぶり、日本銀行が公表した3月の全国企業短期経済観測調査(短観)が重荷となった(朝日新聞)
中国不動産大手、苦境が鮮明に 恒大、碧桂園は決算公表できず
中国の不動産市況の低迷が続く中、業界大手の苦境が鮮明になっている、綱渡りの経営が続く中国恒大集団と碧桂園は2023年12月期決算をいずれも3月末の開示期限までに公表できず、信用不安が深刻化、決算発表した他の民間大手も業績悪化が目立った(共同通信)
上海株大引け 3日続伸、2週ぶり高値 製造業景況感の改善好感
1日の中国・上海株式相場は3日続伸した、上海総合指数の終値は前週末比36.2117ポイント(1.19%)高の3077.3786だった、約2週間ぶりの高値、3月の製造業景況感指数が政府版、民間版とも前月から上昇し、好不調の境目の50を上回った、政府版は市場予想も上回り、国内景気の不安一服から買いが入った(日本経済新聞)
米ISM製造業総合指数、2022年9月以来の拡大圏-予想上回る
米供給管理協会(ISM)が発表した3月の製造業総合景況指数は市場予想に反し、2022年9月以来の活動拡大を示した、生産の急回復と需要増が寄与した、一方、仕入れ価格も上昇した(ブルームバーグ)
旧長銀時代の失敗は血肉に、岸田首相「人生に無駄なものない」
岸田文雄首相は1日の参院決算委員会で、新社会人へのメッセージとして「人生において無駄なものは何もない。どんな苦難であっても必ずやそれぞれの人生において意味があると信じている」と述べた、その上で「そのように信じて、新しい人生、一歩一歩前を向いて進んでいただければと願っている」と語った(ロイター)
 

東京前営業日比

 

04/01 15:15

04/02 06:00

円換算

ドル円

151.38

151.62

0.24

NY金

2,282.05

2,272.60

-29

NY白金

924.35

915.90

-33

(時間は東京タイム)

 

日本時間昨夜23時に公表されたISM製造業景況指数が一昨年9月以来の好結果となり、市場ではドル高が進行。

ユーロドルは2月中旬以来の水準に下落、ドル円は一時151円77銭まで上昇しています。

6月利下げ期待がやや後退、FedWatchによる6月会合での利下げ期待は一時50%を割り込んでいます。

 

6月の米利下げ確率、一時50%割れ-ISM製造業が予想以上の強さ

債券トレーダーは今年の米利下げ予想を後退させ、金利スワップ市場では6月の利下げ開始確率が一時50%を下回った。米供給管理協会(ISM)が発表した3月の製造業総合景況指数が、2022年9月以来の活動拡大を示したことが影響した。(ブルームバーグ)

 

なお、本日より「水星逆行入り」です。

 

▼株式

ダウ:39,566.85ドル(-240.52)

ナス:16,396.83(+17.37)

 

 

ISMを受けた利下げ期待の後退が、株式市場の上値を抑えました。

 

▼債券

米10年債利回り:4.315%(+0.115)

実質金利:1.969%(+0.093)

期待インフレ率:2.346%(+0.022)

 

Date

NY金($)

実質金利(%)

03/28

2,238.40

1.875

03/29

-

1.876

04/01

2,257.10

1.969

(過去3営業日)

 

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

右軸:期待インフレ率(上下逆注意)

 

米10年債利回りが上昇、実質金利も再び2%を目指す動きです。

 

▼原油

NY原油5月物は、0.54ドル高の83.71ドルにて終了。

 

 

中国株の大幅上昇を好感、一時84ドル台半ばへ値を伸ばしています。

 

▼金

NY金6月物は、18.70ドル高の2,257.1ドルにて終了。

今朝の国内金は、32円安の10,977円で終了しています。

 

 

最高値2,286.35ドルを記録後は、ISMを受け上昇は一服しています。

 

 

SPDR:826.98トン(-3.17トン)

 

▼白金

NY白金7月物は、9.70ドル安の911.40ドルにて終了。

今朝の国内白金は、16円安の4,409円で終了しています。

 

 

ドル高が重し、パラジウムも17ドル下落しています。

 

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