応援よろしくお願いいたします。
お問い合わせ(平日08:00~17:00)
大起証券㈱ Tel:06-6300-5757(代表)
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
▼注目経済指標
・ユーロ圏消費者信頼感-14.9(予想-14.9 前回-14.9)
・米MBA住宅ローン申請指数-0.7%(前回-1.6%)
・南ア中銀政策金利%(予想8.25% 前回8.25%)
・EIA原油在庫 原油316.5万バレル増 クッシング210.7万バレル増
▼ニュース、要人発言
ゆっくりと着実に正常化進め、大規模緩和を手じまい-田村日銀委員
日本銀行の田村直樹審議委員は27日、先行きの金融政策運営について、ゆっくりと着実に正常化を進めていく考えを示した、青森県金融経済懇談会で講演した(ブルームバーグ)
米FRB、昨年は過去最大の赤字 大幅利上げで利払い増加
米連邦準備理事会(FRB)は26日、2023年の財務状況(監査済み)を発表した、インフレ抑制に向けた積極的な利上げで、銀行の準備預金などへの利払い費が大幅に増え、過去最大となる1143億ドルの赤字を計上した、22年は588億ドルの黒字だった、FRBは損失計上が金融政策の運営に影響することはないとしている(ロイター)
米地銀5行格付け見通し、「ネガティブ」に下げ=S&Pグローバル
格付け会社S&Pグローバルは26日、商業用不動産(CRE)エクスポージャーを理由に米地方銀行5行の格付け見通しを引き下げた(ロイター)
NZ財政収支、26/27年度の黒字化達成ほぼ不可能=財務相
ニュージーランド(NZ)のウィリス財務相は、2026/27年度(27年6月終了)の財政収支黒字化は「達成がほぼ不可能」で、翌年の黒字化も確実ではないと述べた、経済成長率が鈍化し、税収が減少すると見込んでいる(ロイター)
日銀総裁、実質賃金「次第にプラスに転換」
日銀の植田和男総裁は27日の参院予算委員会で、前年同月比でマイナスが続く実質賃金について「伸び率はしだいにプラスに転換し、人々の生活実感も改善していく」との見方を示した、企業の賃上げに加え、輸入物価上昇の影響が薄らぐことで実質賃金がプラスに転換するという(日本経済新聞)
円相場、34年ぶり安値 1ドル=151円94銭を下回る
外国為替市場で円安の動きが加速し、対ドルの円相場は一時、2022年10月につけた1ドル=151円94銭をさらに下回り、1990年7月以来、約34年ぶりの安値を更新した(毎日新聞)
急激な円安、鈴木財務相「行き過ぎには断固たる措置」…市場をけん制
急激な円安を受け、鈴木財務相は27日昼、財務省内で記者団に「高い緊張感を持って市場の動きを見ている。行き過ぎた動きには、あらゆるオプションを排除せずに断固たる措置を取っていきたい」と述べて市場をけん制した(読売新聞)
ECBの6月利下げ、市場の見方に異論なし-ラトビア中銀総裁
欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのカザークス・ラトビア中銀総裁は27日、インフレ率が鈍化しつつあり、投資家が見込むように、6月は利下げを始めるには良いタイミングになるかもしれないとの認識を示した(ブルームバーグ)
為替について声明の予定ない、3者会合も開かず=神田財務官
神田真人財務官は27日午後、財務省内で記者団に対し、為替について声明を出す予定はなく、財務省・金融庁・日銀による3者会合を開く予定もないと述べた(ロイター)
中国人民銀総裁、80兆円通貨スワップ「金融安全網に」
中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝総裁は27日、金融混乱時に資金を融通し合う通貨交換(スワップ)協定の規模が「4兆元(約80兆円)に達した」と明らかにした、「世界の金融安全網の重要な要素になっている」と評価した(日本経済新聞)
香港株大引け 反落、決算を受けた売りや米中懸念が重荷
27日の香港株式相場は反落した、ハンセン指数の終値は前日比225.48ポイント(1.35%)安の1万6392.84だった、決算発表シーズンがピークを迎え、業績が市場予想を下回った銘柄に売りが出て相場の重荷となった、米中対立の激化懸念も根強く、投資家心理が悪化した、指数は午後に一段安となった(日本経済新聞)
円安けん制「あらゆる手段排除せず」 財務省、金融庁、日銀が会合
財務省と金融庁、日銀は27日夜、幹部による情報交換会合(3者会合)を開き、円安が進む外国為替市場の動向などについて意見交換した、同日の東京外国為替市場で、対ドルの円相場が一時1ドル=151円97銭まで下落し、1990年7月以来約34年ぶりの円安水準となったことを受けた対応(毎日新聞)
習近平氏「中国に投資拡大を」 米経済関係者に呼びかけ
中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は27日、訪中している米経済界の関係者らと北京の人民大会堂で会談した、中国経済のテコ入れに向け、米企業による対中投資の拡大や中国の広域経済圏構想「一帯一路」への参加を呼びかけた(日本経済新聞)
円安「投機的な動き」 財務官、介入示唆
財務省の神田真人財務官は27日、外国為替市場で円相場が約34年ぶりの円安ドル高水準となったことに関し「円安の背景に投機的な動きがあることは明らかだ」との見解を表明した、「行き過ぎた動きに対しては、あらゆる手段を排除せずに適切な対応を取る」とも述べ、円買い介入も辞さない考えを示唆した(共同通信)
ユーロ圏賃金指標、利下げを正当化=チポローネECB専務理事
欧州中央銀行(ECB)のチポローネ専務理事は賃金の伸びが鈍化していることから、インフレ率が2025年半ばまでに目標の2%へ低下することにECBは確信を強めていると述べた、ECBの金融政策は利下げ後も引き続き「非常に制約的」になるとの見方を示した(ロイター)
南ア中銀
政策金利を現行の8.25%に据え置く事を決定した
南ア中銀、金利据え置き 5会合連続 インフレの上方リスク指摘
南アフリカ準備銀行(SARB、中央銀行)は27日の会合で、主要政策金利のレポ金利を8.25%に据え置くことを決定した、全会一致だった、全体的に見てインフレ見通しに対するリスクが上方に偏っているとの見方を示した(ロイター)
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
昨日の東京タイムでは日銀理事による緩和的スタンスの継続発言を受け、ドル円は33年8カ月ぶり高値更新となる1ドル=151円97銭を記録。
その後の相次ぐけん制発言や3者会合を経て、ドル円は現在151円台前半水準で落ち着いています。
マイナス金利が解除された先週の日銀会合・主な意見が本日公表されるため、今朝のドル円相場も警戒されそうです。
▼株式
ダウ:39,760.08ドル(+477.75)
ナス:16,399.52(+83.82)
調整が続いていたダウでしたが、米債利回りの低下を受け昨夜は大幅反発となりました。
▼債券
米10年債利回り:4.186%(-0.045)
実質金利:1.877%(-0.025)
期待インフレ率:2.309%(-0.020)
(過去3営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
右軸:期待インフレ率(上下逆注意)
利回りの調整や米7年債入札を受け、米債利回りは低下傾向です。
▼原油
NY原油5月物は、0.27ドル安の81.35ドルにて終了。
在庫増から、NY原油は小幅に続落です。
▼金
NY金6月物は、13.50ドル高の2,212.70ドルにて終了。
今朝の国内金は、49円高の10,669円で終了しています。
米債利回りの低下から、NY金は堅調に推移しました。
SPDR:830.15トン(変わらず)
▼白金
NY白金7月物は、11.00ドル安の909.70ドルにて終了。
今朝の国内白金は、34円安の4,378円で終了しています。
一時900ドル割れを試す水準にまで下落、パラも12ドル下落し、再び1,000ドルを割り込んでいます。
本日もよろしくお願いいたします。
お問い合わせ(平日08:00~17:00)
大起証券㈱ Tel:06-6300-5757(代表)
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
「浪風谷本」メール会員募集のお知らせ
メール会員にご登録いただきますと、1カ月間最新の相場情報を無料でお届けいたします。
まずはお役に立てるかどうか、お試しください。
よろしくお願いいたします。