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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
▼注目経済指標
・独製造業受注[前月比]-11.3%(予想-6.0% 前回12.0%)
・ECB政策金利%(予想4.50% 前回4.50%)
・米新規失業保険申請件数21.7万件(予想21.6万件 前回21.7万件)
・米貿易収支-674億ドル(予想-635億ドル 前回-642億ドル)
▼ニュース、要人発言
NYCBが10億ドル増資、元米財務長官の投資会社など引き受け
米地銀持ち株会社ニューヨーク・コミュニティ・バンコープ(NYCB)は6日、トランプ前政権の財務長官だったスティーブン・ムニューシン氏が率いる投資会社リバティー・ストラテジック・キャピタルなどを引受先として10億ドルの増資を行ったと発表した(ロイター)
インド成長率、24年度は8%に近い水準に加速へ=中銀総裁
インド準備銀行(中央銀行)のダス総裁は6日のテレビインタビューで、2024年度(3月31日まで)の国内総生産(GDP)伸び率は8%に「極めて近い」水準になるとの見通しを示した(ロイター)
賃金に変化の兆し、物価目標へ着実に歩を進めている=中川日銀委員
日銀の中川順子審議委員は7日、島根県金融経済懇談会であいさつし、企業の賃金設定を巡る姿勢に明確な変化の兆しが見られるなど、経済・物価情勢は2%物価目標の実現に向けて「着実に歩を進めている」と述べた(ロイター)
中国の対米貿易収支、1─2月は473億ドルの黒字
中国税関総署が7日発表した統計によると、1-2月の対米貿易黒字は473億ドルとなった、輸出が5%増えた一方、輸入が9.7%減少した、対欧州連合(EU)は393億ドルの黒字、対日貿易も17億ドルの黒字だった(ロイター)
銀行株が上昇、日銀マイナス金利解除観測強まる-指数16年ぶり高水準
7日の東京株式市場で銀行株が買われ、TOPIX銀行業指数は2007年12月以来の高値を更新した、日本銀行が18、19日に開く金融政策決定会合でマイナス金利を解除し、金融機関の収益環境が改善するとの見方が強まった(ブルームバーグ)
日銀総裁「2%実現確度高まる」 春闘交渉に注目
日銀の植田和男総裁は7日の参院予算委員会で、賃金の上昇を伴う形で物価上昇率を2%に安定させる目標について「実現する確度は引き続き少しずつ高まっている」とした上で「実現が見通せる状況になれば、マイナス金利政策など大規模緩和策の修正を検討していく」との方針を改めて示した(共同通信)
中国、金保有量積み増し 1年4カ月で16%増
中国人民銀行(中央銀行)が7日発表した2024年2月末の外貨準備の内訳によると、金の保有量は約2257トンだった、22年11月以来1年4カ月連続の増加で、この間に16%増やした(日本経済新聞)
物価目標の確度「少しずつ高まる」発言続く、市場は3月解除意識 円高進行
日銀の金融政策決定会合が迫る中、植田和男総裁と中川順子審議委員が7日、相次いで物価目標の実現の確度が「引き続き少しずつ高まっている」との認識を示した、18日からの金融政策決定会合でマイナス金利解除に踏み切る可能性が意識され、外為市場は円高に振れ、ドルは1カ月ぶりに147円台に下落した(ロイター)
マレーシア中銀
政策金利を現行の3.00%に据え置く事を決定した
欧州中央銀行
政策金利を現行の4.50%に据え置く事を決定した
ECB
「金利水準は十分な長期間維持される必要がある」
「域内の物価圧力は依然高い、一部は賃金が原因」
「金利動向の判断は、データ依存のアプローチにしたがう」
ラガルドECB総裁
「景気は依然弱い」
「インフレ、低下傾向を続けていると見られる」
「4月にはもう少し、6月には遥かにもっと状況が分かる」
「景気抑制的な政策はしばらく続く」
「今回の会合で利下げは議論しなかった」
ECB金利据え置き、インフレ鎮静評価 利下げに慎重な地ならし
欧州中央銀行(ECB)は7日、政策金利を予想通り据え置いた、金利を引き下げる準備はまだできていないとしながらも、インフレ見通しを下方修正して想定よりも早い鈍化を確認し、年内の利下げ着手に向け慎重な地ならしを行った(ロイター)
FRB議長、利下げ「今年のある時点」 米議会で証言
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は6日、米連邦議会下院の金融サービス委員会で証言した、冒頭で利下げ開始時期を「今年のある時点」と曖昧に表現し、市場の見通しをけん制するような発言は控えた(日本経済新聞)
メスター総裁、年内利下げ見込む-インフレ鈍化の証拠なお必要
米クリーブランド連銀のメスター総裁は7日、金融当局として年内に政策金利引き下げを開始できるはずだとした上で、利下げに踏み切る前にインフレ率が一段と鈍化している証拠をより多く目にしたいと述べた(ブルームバーグ)
ブレイナード氏が財政「トロイカ」論破、米予算教書やや明るい内容に
バイデン米大統領が11日に発表する2025年度予算教書は、若干明るい見通しに調整された、大統領の片腕として経済運営を補佐するブレイナード国家経済委員会(NEC)委員長の説得が奏功したと、事情を知る複数の関係者が明らかにした(ブルームバーグ)
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
注目のECB理事会では景気見通しを下方修正するなど早期の利下げが期待されましたが、会合後の会見でラガルド総裁は利下げを協議しなかったと発言。
早期の利下げ期待後退から、ユーロドルは1.09台中盤にまで上昇しています。
また、日本の当局者からも賃金上昇期待を背景としたタカ派発言が相次いでおり、ユーロ高円高ドル安が進行しています。
▼株式
ダウ:38,791.35ドル(+130.30)
ナス:16,273.38(+241.84)
パウエル証言を経て、市場は遅くなりすぎない利下げを期待しています。
▼債券
米10年債利回り:4.085%(-0.017)
実質金利:1.810%(+0.010)
期待インフレ率:2.275%(-0.029)
(過去3営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
右軸:期待インフレ率(上下逆注意)
実質金利の低下は一服しています。
▼原油
NY原油4月物は、0.20ドル安の78.93ドルにて終了。
80ドルを手前に、利益確定売りが優勢となりました。
▼金
NY金4月物は、7.00ドル高の2,165.20ドルにて終了。
今朝の国内金は、19円安の10,279円で終了しています。
ドル安がNY相場を支え、連日の高値更新です。
SPDR:816.57トン(-0.87トン)
▼白金
NY白金4月物は、9.00ドル高の923.40ドルにて終了。
今朝の国内白金は、30円高の4,356円で終了しています。
ドル安がNY相場を下支え、パラは前日の100ドル高もあり6ドル下落して引けています。
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