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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
▼注目経済指標
・日本消費者物価指数[東京都区部・除生鮮][前年比]2.5%(予想2.5% 前回1.8%)
・ユーロ圏生産者物価指数[前年比]-8.6%(予想-8.1% 前回-10.7%)
・米耐久財受注[前月比]-6.2%(予想-6.1% 前回-6.1%)
・米ISM非製造業景況指数52.6(予想53.0 前回53.4)
・米製造業受注指数[前月比]-3.6%(予想-2.9% 前回-0.3%)
▼ニュース、要人発言
2月の都区部物価2.5%上昇 日銀目標の「2%」上回る
総務省が5日発表した2月の東京都区部の消費者物価指数(中旬速報値、2020年=100)は変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が106.2と前年同月比で2.5%上昇した、伸び率は1月の1.8%から4カ月ぶりに拡大した、日銀の物価安定目標の2%を2カ月ぶりに上回った(日本経済新聞)
そのような事実はない=デフレ脱却表明検討報道で鈴木財務相
鈴木俊一財務相は5日、政府がデフレ脱却を表明する検討に入ったとする一部報道に対し、「そのような事実はない」と述べた、同日午前の閣議後会見で質問に答えた(ロイター)
中国、24年GDP成長率目標は5%前後-都市部雇用1200万人増
中国は2024年の国内総生産(GDP)成長率目標を5%前後に設定した、ブルームバーグ・ニュースが政府活動報告を確認した(ブルームバーグ)
中国、金融規制の体制改善へ リスク予防で=政府活動報告
中国は2024年に金融規制体制を改善し、金融リスクの予防・管理能力を高める、5日開幕する中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で李強首相が読み上げる政府活動報告をロイターが確認した(ロイター)
ユーロ圏総合PMI、2月改定は49.2に上昇 サービスは50上回る
S&Pグローバルがまとめた2月のユーロ圏HCOB総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は49.2と、前月の47.9から上昇した、サービス部門PMIが好不況の分かれ目となる50を昨年7月以来初めて上回り、製造業の不振を補った(ロイター)
金スポット価格、史上最高値を更新-金融緩和見通しや地政学緊張
金スポット価格が5日に最高値を更新した、米国の金融緩和見通しや地政学的リスクの高まりなどを背景に買われている、スポット価格は一時、前日比1.3%高の1オンス=2,141.79ドルを付け、昨年12月4日に記録したこれまでの最高値2,135.39ドルを上回った(ブルームバーグ)
米ISM非製造業総合指数、2月は52.6に低下 受注好調も雇用減
米供給管理協会(ISM)が5日発表した2月の非製造業総合指数は52.6と、前月の53.4から低下し、予想の53.0も下回った、雇用減などが重しになった、ただ新規受注は6カ月ぶりの高水準となり、非製造業部門がなお底堅いことが示された(ロイター)
ビットコイン最高値更新、ETF経由の買いと世界的な金利先安観
暗号資産(仮想通貨)ビットコインが5日の取引で6万9202ドルに上昇し、過去最高値を更新した、これまでの過去最高値は2021年11月に付けた6万8999.9ドル、ビットコインの現物に連動する上場投資信託(ETF)への旺盛な投資のほか、世界的に金利が低下するとの見通しも追い風になっている(ロイター)
日本の電力先物、外資参入で取引急増 価格予見性高まる
日本の電力先物市場が欧州など海外勢の参入で活発化している、1〜2月の取引量は前年同期の3倍に膨らみ流動性が向上、先物価格の下落を受け、リスク回避の買いを入れる日本の電力事業者の需要も旺盛だ、活況な先物市場が定着すれば、変動幅の大きい電力価格の予見性が向上し、一般消費者にも恩恵がありそうだ(日本経済新聞)
▼市況
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
日本時間昨夜0時にISMが公表された際、ドル円は149円71銭まで下落、ユーロドルは1.0838まで上昇するなど、ドル安が進行しました。
その後は株安を背景に、ややリスク回避的なドル買い戻しが見られます。
今晩のADP雇用統計やパウエル議長による議会証言を意識したドル買いもあるようです。
▼株式
ダウ:38,585.19ドル(-404.64)
ナス:15,939.59(-267.92)
ハイテク株の上昇が一息つき、利益確定売りが優勢となりました。
▼債券
米10年債利回り:4.137%(-0.076)
実質金利:1.810%(-0.064)
期待インフレ率:2.327%(-0.018)
(過去3営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
右軸:期待インフレ率(上下逆注意)
米実質金利は低下傾向、ドル円の上値を抑えることが期待されます。
▼原油
NY原油4月物は、0.59ドル安の78.15ドルにて終了。
米株式市場の下落が、NY原油の上値を抑えました。
▼金
NY金4月物は、15.60ドル高の2,141.90ドルにて終了。
今朝の国内金は、6円高の10,252円で終了しています。
NYオープン時にスポット価格は最高値更新、先物価格は昨年12月高値にわずかに届きませんでした。
SPDR:821.47トン(変わらず)
▼白金
NY白金4月物は、17.10ドル安の887.20ドルにて終了。
今朝の国内白金は、38円安の4,281円で終了しています。
中国全人代での景気対策に失望したのか、パラも26ドル下落しました。
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