米経済指標の失速を受け、コモディティ市場は堅調推移 | 浪風谷本

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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

※お知らせ

3月10日より、米国は夏時間へと移行いたします。

それに伴い、更新時間も前倒しとなります。

よろしくお願いいたします。

 

▼注目経済指標

・中国製造業PMI49.1(予想49.0  前回49.2)
・中国財新メディア製造業PMI50.9(予想50.7  前回50.8)
・独製造業PMI42.5(予想42.3  前回42.3)
・ユーロ圏製造業PMI46.5(予想46.1  前回46.1)
・英製造業PMI47.5(予想47.1  前回47.1)
・ユーロ圏消費者物価指数[前年比]2.6%(予想2.5%  前回2.8%)
・ユーロ圏失業率6.4%(予想6.4%  前回6.5%)
・米製造業PMI52.2(予想51.5  前回51.5)
・米ISM製造業景況指数47.8(予想49.5  前回49.1)
・米ミシガン大学消費者信頼感指数76.9(予想79.6  前回79.6)

 

▼ニュース、要人発言

物価目標実現、今のところまだそこまでは至っていない=植田日銀総裁
日銀の植田和男総裁は29日、ブラジル・サンパウロで開かれた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議後の会見で、2%の物価目標の持続的・安定的実現について、現時点で達成が見通せる状況ではないとの認識を示した(ロイター)
NYCB株が時間外で急落、内部管理に重大な脆弱性-CEO交代
米地銀持ち株会社ニューヨーク・コミュニティ・バンコープ(NYCB)は2月29日、融資審査プロセスに関する内部管理に重大な脆弱(ぜいじゃく)性を確認し、米証券取引委員会(SEC)への年次報告書(10-K)の提出を延期すると公表した(ブルームバーグ)
米、政府閉鎖回避へ つなぎ予算法案が議会通過
米上院は29日、つなぎ予算の延長に関する法案を賛成77票、反対13票で可決した、下院は通過しており、バイデン大統領の署名により成立する、現行のつなぎ予算の一部期限を翌3月1日に控え、政府機関の部分的な閉鎖は当面回避される見通しとなった(時事通信)
財新中国製造業PMI、2月は50.9に上昇 生産・受注の好調継続
財新/S&Pグローバルが1日発表した2月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.9と、1月の50.8から小幅に上昇し、市場予想の50.6を上回った、生産と新規受注の伸びが加速し、企業の景況感を10カ月ぶりの高水準に押し上げた(ロイター)
ドイツ銀行、中国不動産会社・世茂集団の清算申し立てへ=関係筋
ドイツ銀行は、中国不動産開発会社の世茂集団の清算を香港で申し立てる準備をしていると、2人の関係者がロイターに明らかにした、外国企業によるこうした動きはまれ、中国の不動産セクターではデフォルト(債務不履行)が増加、危機が深まっている(ロイター)
中国・長期金利が過去最低 高まる「日本化」リスク
中国の長期金利が過去最低を更新した、内需不足を背景に物価低下圧力が増しているためだ、人口減少という構造問題を抱え、長期停滞を示す「日本化」リスクが高まっている(日本経済新聞)
中国の株式ファンド、週間で昨年10月以来最大の資金流出、BofA
中国の株式ファンドは週間ベースで昨年10月以来最大の資金流出となった、米銀バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジストがリポートで指摘した(ブルームバーグ)
中国全人代が5日開幕、景気刺激策発表か 大胆な改革は期待薄
中国で5日から北京の人民大会堂で全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開かれる、成長を安定させる緩やかな景気刺激策を発表する見込みだが、深刻な構造的不均衡を是正する具体的なロードマップを期待する向きは失望する可能性がある(ロイター)
中国株の売り持ち、2月は3年ぶり低水準 当局の規制受け
信用取引向け融資を手掛ける中国国有の中国証券金融が発表したデータによると、国内株式市場のショートポジション(売り持ち)は2月末時点で435億元(60億4000万ドル)と、2020年7月以来の低水準となった(ロイター)
利下げ開始、待つ必要ある-ボスティック氏
米アトランタ連銀のボスティック総裁は1日、インフレがさらに後退するまで利下げを開始するのを待ちたいとの見解を改めて表明した、そうすれば、後戻りして軌道修正する必要はないとしている(ブルームバーグ)
米ISM製造業景況指数、予想外に低下-受注と生産が縮小圏に
米供給管理協会(ISM)が発表した2月の製造業総合景況指数は予想外に低下し、活動が一段と縮小した、新規受注と生産が縮小圏に陥り、雇用も縮小圏でさらに落ち込んだ、製造業がなかなか勢いを得られずにいる状況が示唆された(ブルームバーグ)

 

▼市況

東京前営業日比

 

03/01 15:15

03/02 07:00

円換算

ドル円

150.41

150.10

-0.31

NY金

2,054.55

2,091.65

154

NY白金

883.85

891.60

27

(時間は東京タイム)

昨夜公表された一連の米経済指標は軒並み事前予想を下回る結果となり、市場ではドルが売られる展開となりました。
加えてユーロ圏消費者物価指数の上ぶれも確認されたことから、ユーロドルは再び1.08台中盤近くへ反発。
一方昨夜のドル円については150円が下値抵抗となり、クロス通貨が上昇しています。
来週はスーパーチューズデーを皮切りにパウエル議長による議会証言やECB理事会など、イベントが目白押しです。
 

▼株式

ダウ:39,087.38ドル(+90.99)

ナス:16,274.94(+183.02)

 

 

米債利回りの低下を好感、ハイテク株を中心に株式市場は続伸です。
 

▼債券

米10年債利回り:4.182%(-0.069)
実質金利:1.860%(-0.071)
期待インフレ率:2.322%(-0.001)
 

Date

NY金($)

実質金利(%)

02/28

2,042.70

1.942

02/29

2,054.70

1.931

03/01

2,095.70

1.860

(過去3営業日)

 

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

右軸:期待インフレ率(上下逆注意)

 

PCE以降の利回り低下継続、米債利回りは先月15日以来の4.1%台です。

 

▼原油

NY原油4月物は、1.71ドル高の79.97ドルにて終了。

 

 

ドル安を好感し大幅反発、約4か月ぶりの80ドル台乗せです。

 

▼金

NY金4月物は、41.00ドル高の2,095.70ドルにて終了。

今朝の国内金は、159円高の10,054円で終了しています。

 

 

一連の米経済指標失速を受け、昨年12月以来の水準へ上昇です。

 

 

SPDR:823.77トン(+0.86トン)

 

▼白金

NY白金4月物は、4.00ドル高の888.00ドルにて終了。

今朝の国内白金は、24円高の4,312円で終了しています。

 

 

ドル安が支えとなり、パラも15ドル上昇しています。

 

今週もありがとうございました。

 

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