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大起証券㈱ Tel:06-6300-5757(代表)
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
<今週の予定>
・17日:ロシア大統領選挙
・18日:日銀金融政策決定会合(~19日)
・19日:FOMC(~20日)、豪中銀政策金利
・20日:春分の日
・21日:英政策金利、スイス政策金利、欧州理事会(~22日)
<CFTC建玉明細>
金
(直近3週間)
右軸:大口投機玉買い越し
3月12日終了時点のNY金大口投機玉の買い越しは191,293枚。
前の週から比べ、10,309枚買い越しが増えました。
買い玉が2万枚増えました。
白金
(直近3週間)
右軸:大口投機玉買い越し
3月12日終了時点のNY白金大口投機玉の買い越しは7,419枚。
前の週と比べ、11,783枚買い越しが増えました。
売り玉が大きく減少しました。
CFTCとは”US. Commodity Futures Trading Commission”の略で、米商品先物取引委員会のこと。各取引所の建玉明細を開示することを義務付けており、毎週金曜日引け後にその週の火曜日時点の参加者別建玉明細”Commitments of Traders”を公表している。
<今週の見通し>
今週は、「中央銀行ウィーク」です。
ブルームバーグによると、最も取引の多い10通貨中6通貨の政策判断が、今週に集中するそうです。
Central Bank Rate Decisions This Week
Source: Bloomberg
Note: Mapped data show rate decision schedules for distinct central banks.
特に注目は20日のFOMC、欧州に先駆け利下げに踏み切るのか注目されています。
昨年12月会合における2024年末時点のFF金利見通しは、4.625%でした。
FF金利の中央値予想(%)
年内3回利下げが見込まれていましたが、利下げペースを落とすのかどうか。
これまでの引き締め解除は、「何かが起こった後」の緊急的な措置としての利下げでした。
当局がどこまで待てるのか、政策判断が注目されます。
FRBに先駆け、日本銀行の政策決定会合も18〜19日の日程で開催されます。
4月会合は補欠選挙の二日前に開催されるため、やはり今週の解除が期待されます。
初めての「マイナス金利解除」を迎えるため、市場の反応が警戒されます。
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
<会員様向け>
…
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