米国は連休を控え、ドル高一服 | 浪風谷本

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Tel:06-6300-5757(代表
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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

▼注目経済指標

・英小売売上高指数[前年比]0.7%(予想-1.6%  前回-2.4%)
・米生産者物価指数[前月比]0.3%(予想0.1%  前回-0.2%)
・米住宅着工件数133.1万件(予想146.0万件  前回156.2万件)
・米建設許可件数147.0万件(予想151.2万件  前回149.3万件)
・米ミシガン大学消費者信頼感指数79.6(予想80.0  前回79.0)

 

▼ニュース、要人発言
米利下げ要件到達まで「しばらく」かかる可能性-ボスティック総裁
米アトランタ連銀のボスティック総裁は15日、労働市場と経済が引き続き力強さを示している状況で利下げを急ぐ必要はないと述べるとともに、インフレ率が2%の物価目標に持続的に向かっているかまだ明らかでないと注意を呼びかけた(ブルームバーグ)
日経平均、最高値に肉薄
16日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、上げ幅は一時前日比700円を超えた、1989年12月末につけた終値ベースでの史上最高値(3万8915円87銭)に、あと50円ほどまで肉薄した(日本経済新聞)
マイナス金利解除、春闘や景気回復の持続性などで判断-日銀総裁
日本銀行の植田和男総裁は16日、マイナス金利解除など金融政策の正常化について、今年の春闘の動向や景気回復の持続性などを確認した上で判断する考えを示した、衆院財務金融委員会で答弁した(ブルームバーグ)
ECBの遅過ぎる行動にもリスク、段階的な利下げ選好を-仏中銀総裁
欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのビルロワドガロー・フランス中銀総裁は、利下げ開始後も、政策緩和のペースや程度に柔軟性があるため、ECBは利下げを過度に先送りすることは避けるべきだとの認識を示した(ブルームバーグ)
米政府閉鎖回避に必要な新つなぎ予算、下院は通さず-共和党院内幹事
一部政府機関のつなぎ予算が失効する3月1日が近づく中、政府機関閉鎖を回避するために新たなつなぎ予算案を通過させることはないと、下院共和党ナンバー3のエマー院内幹事が15日、語った(ブルームバーグ)
メキシコペソ、対円で15年ぶり高値圏 金利差意識
16日の外国為替市場でメキシコペソが対円で上昇し、一時1メキシコペソ=8円80銭台前半を付けた、2008年10月以来、約15年ぶりの円安・メキシコペソ高水準だ、日本とメキシコの金利差に加え、原油価格の上昇が資源国通貨であるメキシコペソの追い風になっている(日本経済新聞)
ロシア中銀
政策金利を現行の16.00%に据え置く事を決定した
ECBの物価目標達成、生産性低迷で遅れも=シュナーベル理事
欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事は16日、イタリアのフィレンツェで講演し、ECBのインフレ目標2%の達成が生産性の伸び悩みで遅れる可能性があると指摘した(ロイター)
米PPI、1月は総合とコアがともに予想上回る-インフレ根強く
1月の米生産者物価指数(PPI)は市場予想を上回る伸びを示した、サービス価格の大幅な上昇が影響し、根強いインフレ圧力を浮き彫りにした(ブルームバーグ)
バーFRB副議長、商業用不動産リスクに当局は「細心の注意」
米連邦準備制度理事会(FRB)のバー副議長(銀行監督担当)は16日、当局は商業用不動産ローンを巡るリスクに「細心の注意」を払っていると述べた、銀行の財務を巡り新たな緊張の兆しが出ている中で、銀行に対する監督上の評価引き下げを強化しているという(ブルームバーグ)
リッチモンド連銀総裁、利下げ前の慎重姿勢をCPIは正当化
リッチモンド連銀のバーキン総裁は今週発表された予想を上回るインフレ率の数字が、金融政策の当局者らが利下げに踏み切る前にさらなるデータを確認したいと考える理由を裏付けたと述べた(ブルームバーグ)
サンフランシスコ連銀総裁、「まだ仕事ある」-物価安定の達成に向け
米サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は、金融当局はインフレ鈍化においてこれまで目覚ましい成果を上げてきたとしつつ、物価安定という目標達成のためにはまだやるべき仕事があるとの見解を示した(ブルームバーグ)
今夏の利下げ排除せず、一段のデータ必要=米アトランタ連銀総裁
米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は16日、インフレ圧力が実際に低下していると納得するには一段のデータが必要になると述べると同時に、向こう数カ月のある時点での利下げ実施を排除しない姿勢を示した(ロイター)
 

▼市況

東京前営業日比


02/16 15:15

02/17 07:00

円換算

ドル円

150.26

150.18

-0.08

NY金

2,015.70

2,024.30

35

NY白金

901.85

914.40

57

(時間は東京タイム)

昨夜公表された米経済指標から、引き続き米国のインフレ圧力が確認されました。
市場の反応はドル高、発表直後にドル円は150円65銭まで上昇しています。
しかし連休を前にドル買いは一服、ドル円は150円18銭、1.0732まで下落していたユーロドルは1.077まで持ち直して引けています。
19日(月)の米国は、プレジデンツデーのためお休みです。

 

▼株式

ダウ:38,627.99ドル(-145.13)

ナス:15,775.66(-130.51)

 

 

利下げ期待の後退や連休を控えていることから、株価は反落しました。
 

▼債券

米10年債利回り:4.283%(+0.053)
実質金利:1.950%(+0.003)
期待インフレ率:2.333%(+0.037)

Date

NY金($)

実質金利(%)

02/14

2,004.30

1.961

02/15

2,014.90

1.947

02/16

2,024.10

1.950

(過去3営業日)

 

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

右軸:期待インフレ率(上下逆注意)

 

米経済指標を受け、市場では利下げ期待が後退しています。

 

▼原油

NY原油4月物は、0.87ドル高の78.46ドルにて終了。

 

 

引き続き中東リスクが相場を下支え、NY原油は78ドル台で引けました。

 

▼金

NY金4月物は、9.20ドル高の2,024.10ドルにて終了。

今朝の国内金は、43円高の9,724円で終了しています。

 

 

米経済指標後のドル高一服や連休を控えていることから、NY金は買い戻されて引けました。

 

 

SPDR:837.89トン(+0.58トン)

 

▼白金

NY白金4月物は、8.30ドル高の913.50ドルにて終了。

今朝の国内白金は、32円高の4,365円で終了しています。

 

 

ドル高一服が相場を支えましたが、パラは横ばいでした。

 

今週もありがとうございました。

 

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