【SPDR更新】米CPI後のドル買い一服 | 浪風谷本

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Tel:06-6300-5757(代表
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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

▼注目経済指標

・日本実質GDP[前期比]-0.1%(予想0.2%  前回-0.8%)
・英GDP[前期比]-0.3%(予想-0.1%  前回-0.1%)
・英鉱工業生産[前月比]0.6%(予想-0.1%  前回0.5%)
・英製造業生産高[前月比]0.8%(予想-0.1%  前回0.8%)
・米NY連銀製造業景気指数-2.4(予想-12.5  前回-43.7)
・米小売売上高[前月比]-0.8%(予想-0.2%  前回0.4%)
・米新規失業保険申請件数21.2万件(予想22.0万件  前回22.0万件)
・米フィラデルフィア連銀景況指数5.2(予想-8.1  前回-10.6)
・米輸入物価指数[前月比]0.8%(予想0.0%  前回-0.7%)
・米鉱工業生産[前月比]-0.1%(予想0.2%  前回0.0%)

 

▼ニュース、要人発言

GDP10─12月期は2四半期連続マイナス、年率0.4%減 内需弱く
内閣府が15日発表した2023年10-12月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質(季節調整値)が前期比0.1%減と、2四半期連続でマイナスとなった、年率換算では0.4%減、個人消費や設備投資など、内需が弱かった(ロイター)
実質GDP2期連続マイナス、消費低迷-日銀正常化観測に冷や水
日本経済は昨年10-12月に2四半期連続のマイナス成長となった、輸出を中心に外需は伸びたものの、物価高の影響による個人消費の低迷が重しとなった、景気の脆弱(ぜいじゃく)さを示しており、金融政策正常化のタイミングを探る日本銀行は慎重な判断を迫られる可能性がある(ブルームバーグ)
米財務長官、ロシア凍結資産の接収巡り欧州首脳と協議-根強い懐疑論
イエレン米財務長官は、凍結しているロシア資産を接収する可能性を巡り欧州首脳らとここ数日協議を行っているが、計画推進に懐疑的な首脳らの説得に進展がみられていないことを明らかにした(ブルームバーグ)
フィリピン中銀
政策金利を現行の6.50%に据え置く事を決定した
英国、2023年下期にリセッション-市場は利下げ見通し強める
政府統計局(ONS)の15日の発表によると、23年10-12月(第4四半期)国内総生産(GDP)は前期比0.3%減、エコノミスト予想の0.1%減を上回る減少となった、7-9月(第3四半期)は0.1%減だった(ブルームバーグ)
ラガルドECB総裁、インフレ要因としての賃金の重要性高まっている
欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は15日、当局者らが金利引き下げを開始する時期を見極める上で、賃金の上昇がこれまで以上に重要な要素になりつつあるとの考えを示した(ブルームバーグ)
シティ、日経平均の高値予想を4万5000円に引き上げ-日銀は緩和維持
シティグループ証券は、米国の経済や株式市場の堅調が続く上、日本銀行が緩和的な金融政策を維持する可能性が高まったことなどから、日経平均株価の2024年の高値予想を従来の3万9000円から4万5000円に引き上げた(ブルームバーグ)
円先物の建玉が6年ぶり高水準、円先安観や当局の介入観測強まる
トレーダーが一段の円安進行と政府・日銀による介入の可能性に備える中、円の先物取引では期近限月の建玉が6年ぶりの水準に膨らんだ、円先物の建玉は13日の取引終了時点で、2022年9月に当局が実施した一連の円買い介入以前に見られた水準を超えている(ブルームバーグ)
ECB、債券ポートフォリオを新たな枠組みで保有継続の可能性-総裁
欧州中央銀行(ECB)は新たな政策枠組みの下で、保有債券を維持することに恐らくなるだろうと、ラガルド総裁が語った、新たな枠組みは今後数カ月で最終決定される見通しだという(ブルームバーグ)
米小売売上高、1月は約1年ぶりの大幅減-個人消費に一服感
1月の米小売売上高は広範に減少し、約1年ぶりの大幅減となった、昨年末ホリデー期間の消費は力強く伸びたものの、個人消費には一服感が出ている(ブルームバーグ)
米輸入物価、1月は0.8%上昇 約2年ぶりの大幅な伸び
米労働省が15日に発表した1月の輸入物価指数は前月比0.8%上昇し、2022年3月以来約2年ぶりの大幅な伸びを記録した、燃料価格などの伸びを受けた(ロイター)
英経済、24年見通し明るい 昨年は想定通り=マン中銀政策委員
イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会のキャサリン・マン委員は15日、英国の2023年第4・四半期の国内総生産(GDP)統計について驚くことはなかったとすると同時に、24年の英経済の成長見通しは明るいとの見方を示した(ロイター)

 

▼市況

東京前営業日比

 

02/15 15:15

02/16 07:00

円換算

ドル円

150.15

149.91

-0.24

NY金

2,004.20

2,016.00

40

NY白金

897.50

905.60

31

(時間は東京タイム)

昨日の東京タイム序盤は日本GDPに失望した円売りが優勢、ドル円は一時150円57銭まで上昇しました。
その後は調整の動きが見られ、特に米経済指標公表直後には一時149円52銭までドル安円高が進みました。
全般的にロンドンフィキシングでドル安は一服、ソシエテは次回FOMCでの再利上げにも触れています。
本日より中国市場が再開します。
 

▼株式

ダウ:38,773.12ドル(+348.85)

ナス:15,906.18(+47.03)

 

 

ドル高一服を好感し、主要3指数はそろって上昇しています。

 

▼債券

米10年債利回り:4.244%(-0.012)
実質金利:1.947%(-0.014)
期待インフレ率:2.297%(-0.006)
 

Date

NY金($)

実質金利(%)

02/13

2,007.20

2.026

02/14

2,004.30

1.961

02/15

2,014.90

1.947

(過去3営業日)

 

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

右軸:期待インフレ率(上下逆注意)

 

米経済指標を受け10年債利回りは低下、逆イールドは再拡大です。

 

▼原油

NY原油3月物は、1.39ドル高の78.03ドルにて終了。

 

 

中東リスクの高まりやドル安を追い風に、NY原油は再上昇です。

 

▼金

NY金4月物は、10.60ドル高の2,014.90ドルにて終了。

今朝の国内金は、37円高の9,661円で終了しています。

 

 

一連の米経済指標によるドル安から、NY金は反発しました。

 

 

SPDR:837.31トン(-1.73トン)

 

▼白金

NY白金4月物は、18.90ドル高の897.10ドルにて終了。

今朝の国内白金は、24円高の4,347円で終了しています。

 

 

ドル安を好感しパラ、白金は上昇、パラは950ドルを回復しています。

 

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