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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
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注目経済指標
・日本貿易収支[通関ベース]621億円(予想-1,226億円 前回-7,804億円)
・独製造業PMI45.4(予想43.7 前回43.3)
・ユーロ圏製造業PMI46.6(予想44.7 前回44.4)
・英製造業PMI47.3(予想46.7 前回46.2)
・米MBA住宅ローン申請指数3.7%(前回10.4%)
・米製造業PMI50.3(予想47.6 前回47.9)
・カナダ中銀政策金利5.00%(予想5.00% 前回5.00%)
・EIA原油在庫 原油923.3万バレル減 クッシング200.8万バレル減
ニュース、要人発言
輸出1年ぶり高い伸び、中国向け13カ月ぶりプラス－貿易黒字転化
財務省が24日発表した12月の貿易統計(速報)によると、輸出は前年同月比9.8%増。市場予想(9.2%増)を上回った、数量ベースでは3.1%増と3カ月ぶりのプラス、一方、輸入は6.8%減と9カ月連続のマイナスだった、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は621億円の黒字と3カ月ぶりのプラスとなった(ブルームバーグ)
トランプ氏が共和候補選び連勝､ニューハンプシャー予備選-指名に前進
トランプ前米大統領とヘイリー元国連大使との一騎打ちとなった米大統領選の共和党候補指名争いは、第2戦となる23日の東部ニューハンプシャー州予備選でもトランプ氏が勝利した、AP通信が伝えた(ブルームバーグ)
北朝鮮が巡航ミサイル発射 昨年9月以来、黄海に数発―韓国軍発表
韓国軍によると、北朝鮮は24日午前7時(日本時間同)ごろ、黄海へ巡航ミサイルを数発発射した、詳細について米韓情報当局が分析している、北朝鮮の巡航ミサイル発射が確認されるのは、昨年9月以来(時事通信)
長期金利が急騰、日銀修正観測強まる－円高や株安も進む
24日の金融・証券市場では債券相場が大幅安となり、長期金利は1カ月ぶりに0.7%台へ急騰した、日本銀行が2%物価目標達成の「確度は少しずつ高まっている」と表明したことを受け、早期のマイナス金利政策の解除観測が強まった、外国為替市場では円高が進み、日本株相場は続落した(ブルームバーグ)
マレーシア中銀、4会合連続で金利据え置き 成長加速を予想
マレーシア中央銀行は24日、政策金利を予想通り3.0%に据え置いた、据え置きは4会合連続、外需の鈍化と生産減少によるリスクが残るものの、成長見通しは改善している(ロイター)
中国、預金準備率0.5ポイント引き下げへ－資金供給増で景気支援
中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝総裁は24日、2月5日に預金準備率を0.5ポイント引き下げると発表した、資金供給を増やし、景気を下支えする(ブルームバーグ)
香港株大引け 大幅続伸、中国が追加の市場安定策
24日の香港株式相場は大きく続伸した、ハンセン指数の終値は前日比545.89ポイント(3.55%)高の1万5899.87だった、複数の中国メディアが24日午後、国務院(政府)国有資産監督管理委員会が重点国有企業である中央企業のトップに対し、自社株買いなどで市場の信頼回復に努めるよう指導する方針を示したと報じた(日本経済新聞)
アルミ国際価格、一時4%高 EUがロシア産制裁検討
自動車や建設など幅広い産業で使われるアルミニウムの国際価格が上昇した、ウクライナ侵攻を続けるロシアへの追加制裁として、欧州連合(EU)がアルミニウムを対象とした制裁を検討していると報じられ、供給懸念が意識された(日本経済新聞)
1月のユーロ圏景況感、8カ月連続50割れ 独仏で悪化
米S&Pグローバルが24日発表した1月のユーロ圏の購買担当者景気指数(PMI、速報値)は総合で47.9と前月比0.3ポイント上昇した、6カ月ぶりの水準まで持ち直したものの、好不況の節目である50は8カ月連続で下回った、ドイツやフランスで景気回復の遅れが目立つ(日本経済新聞)
ECB、一部銀行にSNS上で預金流出の兆候注視を指示＝関係筋
欧州中央銀行(ECB)が一部の銀行に対し、預金流出につながりかねないセンチメントの悪化を検知するため、交流サイト(SNS)上の投稿を注意深く監視するよう指示したことが分かった、2人の銀行幹部がロイターに語った(ロイター)
次の標的は金とウラン､227%リターンのヘッジファンドは利下げに期待
新型コロナウイルスがパンデミック(世界的大流行)となった最初の2年間に200%余りの利益を上げたカナダのヘッジファンド、XIBアセット・マネジメントは現在、金利低下を背景に金とウランがアウトパフォームすると読んでいる(ブルームバーグ)
米総合PMIが7カ月ぶり高水準、受注が堅調－雇用の伸びは鈍化
S&Pグローバルが24日発表した米国の製造業・サービス業を合わせた1月の総合購買担当者指数(PMI)速報値は、7カ月ぶり高水準となった、受注の伸びが堅調さを増し、企業の間で需要見通しへの自信が強まった(ブルームバーグ)
カナダ中銀
政策金利を現行の5.00%に据え置く事を決定した
カナダ中銀、金利据え置き 議論は利下げ開始時期にシフト
カナダ銀行(BOC、中央銀行)は24日、政策金利である翌日物金利の誘導目標を5.0%に据え置いた、基調インフレは依然懸念材料としつつも、今後の焦点は追加利上げの必要性ではなく、利下げ開始時期にシフトしつつあるとした(ロイター)
市況
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
NY序盤へかけ、市場ではドル売りが優勢。
ドル円は一時146円65銭まで下落、ユーロドルは1.0932まで上昇しました。
英PMIの改善を好感したポンドの上昇がドル売りの背景でしたが、NYタイムに入るとドル安は一服。
ドル円は現在147円台中盤、ユーロドルは再び1.08台後半に沈んでいます。
株式
ダウ：37,806.39ドル(-99.06)
ナス：15,481.92(+55.98)
ダウは続落したものの、引き続きハイテク株が相場をけん引しています。
債券
米10年債利回り：4.176%(+0.048)
実質金利：1.885%(+0.036)
期待インフレ率：2.291%(+0.007)
(過去3営業日)
右軸：実質金利(上下逆注意)
右軸：期待インフレ率(上下逆注意)
長短逆イールドの縮小が再び進行しています。
原油
NY原油3月物は、0.72ドル高の75.09ドルにて終了。
ドル高一服、NY原油は反発に転じています。
貴金属
金
NY金4月物は、10.00ドル安の2,035.20ドルにて終了。
今朝の国内金は、78円安の9,554円で終了しています。
NYは主要限月移行前後から取組が減少、今年の最低を更新しています。
SPDR：858.93トン(変わらず)
＜会員様＞
…
白金
NY白金4月物は、9.40ドル高の914.90ドルにて終了。
今朝の国内白金は、7円安の4,308円で終了しています。
国内白金総取組は金に匹敵するレベルにまで増加、なかなか動きにくい相場環境です。
＜会員様＞
…
今晩はECB政策金利、利下げ開始時期などが注目となります。
本日の「投資部門別建玉内容集計表」について、事情により更新が遅くなるかもしれません。
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