【悲報】日銀正常化期待、ドルに押されてしまう… | 浪風谷本

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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

注目経済指標

・日銀政策金利-0.10%(予想-0.10%  前回-0.10%)
・米リッチモンド連銀製造業指数-15(予想-8  前回-11)
・ユーロ圏消費者信頼感-16.1(予想-14.3  前回-15.0)

 

ニュース、要人発言

ECB職員、ラガルド総裁の仕事ぶりに否定的な考えが多数派
欧州中央銀行(ECB)職員の大半が加盟する労組IPSOが行った調査によると、現在8年の任期の半ばに差しかかっているラガルド総裁がその任にふさわしくないとの見方が多数派となっていることが分かった(ロイター)
前FRB高官に「利益相反」 コロナ危機下の私的取引で 米監察機関
米連邦準備制度理事会(FRB)を監察する独立機関は22日までに、前FRB高官2人が私的に行った金融取引に関連し、「利益相反の状況」にあったとの判断を示した、ただ、いずれの場合も「法律や規制には違反していなかった」として、調査を終える意向を表明した(時事)
世界のヘッジファンド、米ハイテク株買いに転換=ゴールドマン
ゴールドマン・サックスの顧客向け資料によると、世界のヘッジファンドは年初に売り越した米ハイテク株を18日までの週には買い増す動きに転じた、6日までの週に米ハイテク株はヘッジファンドが大量に売却し、最も売り越されたセクターとなっていた(ロイター)
スリランカ中銀
政策金利を現行の9.00%に据え置く事を決定した
中国が株式市場の下支え策を検討、2780億ドル規模-関係者
中国当局は、売り込まれる状況が続く株式市場の安定に向け、相場の下支え策を検討している、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした、投資家の信頼回復を目指すこれまでの対応が不調に終わり、李強首相が対策強化を求めていた
日本銀行
「当座預金残高の政策金利をマイナス0.10%で維持する事を決定」
「景気は緩やかに回復している」
「予想物価上昇率、緩やかに上昇している」
植田日銀総裁
「先行きの日本経済、緩やかな回復を続けるとみている」
「能登半島地震、金融機能維持と賃金決済円滑化に万全期す」
「物価基調、見通し期間終盤にかけ目標に向けて徐々に高まる」
「物価の目標が見通せれば、マイナス金利含む緩和策の継続の是非を検討」
「大きな不連続性が発生するような政策運営は避けられる」
「これまでの物価見通しに沿った経済進行確認できた」
「金融政策は新たな情報をもとに適切に判断」
「物価目標実現にどれくらい近づいたかの把握は難しい」
「今年の賃上げ、広がりや程度には不確実性、昨年同時期よりも早めに賃上げ決めた企業多い」
「物価目標実現にどれくらい近づいたかの把握は難しい」
「米国含む海外経済の影響、十分見極めつつ適切に判断」
日銀正常化へ前進 物価目標実現の確度「高まっている」
日銀は23日に金融調節方針とあわせて公表した「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」で「基調的な物価は目標に向けて徐々に高まっていく」というシナリオを維持した、その見通しの確度について、新たに「少しずつ高まっている」との表現を加えた、今回、維持を決めた現行緩和から金融政策の正常化へ、日銀の判断は一歩前進したといえそうだ(日本経済新聞)
トヨタ時価総額、バブル期のNTT超え 日本歴代最大に
23日の東京株式市場でトヨタ自動車の株式時価総額が終値ベースで48兆7981億円に拡大し、NTT株がバブル期の1987年につけた記録を上回り日本企業の歴代最大を更新した(日本経済新聞)
日銀総裁発言のワードクラウド分析、「マイナス」や「賃金」が増加
1月23日の会見では、今後の金融政策見通しについて言及する場面が多々あったため、マイナス金利というキーワードが多かったようだ、植田氏は、目標実現が見通せる状況に至れば「マイナス金利を含めた大規模金融緩和策の継続の是非を検討していくことになる」と説明、また「マイナス金利解除後、当面は緩和的な金融環境が続くと思うが、どのくらいの長さになるかは言い様がない」などとも発言した(ブルームバーグ)

トルコ、スウェーデンのNATO加盟承認 早期加盟へ前進
トルコ議会は23日、スウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟を承認した、加盟には全加盟国の批准が必要で、残るはハンガリーのみとなった、北欧の軍事強国、スウェーデンの早期加盟へと前進した、NATOの対ロシア抑止力が高まる(日本経済新聞)
 

市況

東京前営業日比


01/23 15:15

01/24 07:00

円換算

ドル円

148.13

148.36

0.23

NY金

2,030.95

2,030.60

13

NY白金

913.10

908.95

-13

(時間は東京タイム)

注目の日銀会合を経て金融政策正常化へ向けた期待が高まり、欧州タイム序盤では急速な円買い戻しが進行しました。
ドル円は一時147円を割り込んだものの、特に米国タイムでのドル買い戻しを受けて現在は再び148円台を回復しています。
軟調な欧州通貨や米大統領予備選などがドルを支えたもようです。
 

株式

ダウ:37,905.45ドル(-96.36)

ナス:15,425.95(+65.66)

 

 

ドル高が強まるなか、高値警戒感からダウは反落しています。

 

債券

米10年債利回り:4.136%(+0.031)

実質金利:1.849%(+0.042)

期待インフレ率:2.287%(-0.0012)

 

Date

NY金($)

実質金利(%)

01/19

2,029.30

1.789

01/22

2,041.60

1.807

01/23

2,045.20

1.849

(過去3営業日)

 

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

右軸:期待インフレ率(上下逆注意)

 

米長短利回り格差が再び縮小に転じています。

 

原油

NY原油3月物は、0.39ドル安の74.37ドルにて終了。

 

 

前日から一転、ドル高や株安が原油相場の上値を抑えました。

 

貴金属

NY金4月物は、3.60ドル高の2,045.20ドルにて終了。

今朝の国内金は、9円高の9,673円で終了しています。

 

 

2月限は一時2,039.20ドルまで上昇しましたが、ドル高が上値を抑えました。

 

 

SPDR:858.93トン(変わらず)

 

浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」

 

<会員様>

 

白金

NY白金4月物は、2.50ドル高の905.50ドルにて終了。

今朝の国内白金は、12円安の4,318円で終了しています。

 

 

中国株価対策期待から反発、国内白金人気の高さが頼もしくもあり不安要素でもあります。

 

浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」

 

<会員様>

 

明日はECB、利下げ開始時期の見通しに注目が集まりそうです。

 

本日もよろしくお願いいたします。

 

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