ブラックアウト期間入りを前に、利下げ期待への修正が出始める | 浪風谷本

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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

注目経済指標

・日本企業物価指数[前年比]0.0%(予想-0.3%  前回0.3%)
・独消費者物価指数[前年比]3.7%(予想3.7%  前回3.7%)
・独ZEW景況感調査15.2(予想11.7  前回12.8)
・米NY連銀製造業景気指数-43.7(予想-5.0  前回-14.5)

 

ニュース、要人発言

紅海の船舶攻撃、米国船も対象 フーシ派表明
イエメンの親イラン武装組織フーシ派のナセルディン・アメル報道官は15日、攻撃対象を米国の船舶にも拡大すると述べた、テレビ局アルジャジーラに対し「われわれが標的とする船舶は必ずしもイスラエルに向かう船舶である必要はない、米国の船舶であれば十分だ」と指摘、「米国は海洋安全保障を失う瀬戸際にある」とした(ロイター)
米景気後退入りの確率39%に低下=WSJ調査
WSJが経済学者と実業界のエコノミストを対象に今月実施した調査では、今後1年以内に景気後退が起きる確率が39%に低下した、昨年10月実施の調査では48%だった、「今後1年間に景気後退入りする可能性は、2023年年初の見通しより低くなったようだ(WSJ)
トルコ中銀、インフレに必要なら行動
トルコ中央銀行のエルカン総裁は11─12日に米ニューヨークで開いた投資家向けの説明会で、中銀が引き続きインフレリスクを警戒しており、必要に応じて行動を取る用意があると述べた、参加者が明らかにした(ロイター)
トランプ氏勝利 共和党候補指名争い初戦制する 米大統領選
11月5日の米大統領選に向けた共和党候補指名争いの初戦となる中西部アイオワ州党員集会が15日夜、州内の各地に設けられた会場で実施され、トランプ前大統領(77)の勝利が確実となった、米CNNテレビが報じた。ホワイトハウスを目指す各候補の戦いはトランプ氏の勝利で始まった(産経新聞)
英総選挙、与党保守党は歴史的大敗か=世論調査
英紙テレグラフに掲載されたユーガブの世論調査によると、年内実施が予想されている英総選挙では、スナク首相率いる与党・保守党が野党・労働党に対し、歴史的な大敗北を喫する見通しだ(ロイター)
今年の米成長率予想、2.3%に上方修正=ゴールドマン
ゴールドマン・サックスは、今年の米経済成長率予想をこれまでの2.1%から2.3%に上方修正した、同社は14日のノートで「2024年の米国内総生産(GDP)伸び率がコンセンサスよりはるかに高水準になるとみている、景気後退(リセッション)のリスクもはるかに小さいと想定する」と述べた(ロイター)
中国不動産市場は24年も低迷、碧桂園会長「想像以上に厳しい」
中国最大の民間不動産デベロッパー、碧桂園(カントリー・ガーデン)の経営陣は、不動産市場の低迷は2024年も続くと予想した上で、同社は一段と厳しい困難に直面する可能性があると指摘した(ロイター)
ユーロ圏の消費者インフレ期待、「著しく」低下-ECB
ユーロ圏消費者のインフレ期待は昨年11月に過去1年半で最低の水準を付けた、欧州中央銀行(ECB)の利下げが近いかもしれないとの市場の見方を後押しした、ECBが16日発表した月次調査によると、今後1年間のインフレ期待は前月の4%から3.2%へと「著しく低下」した、3年先についても2.5%から2.2%に低下した(ブルームバーグ)
ECB、利下げ議論の準備必要=ポルトガル中銀総裁
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのセンテノ・ポルトガル中銀総裁は16日、ECBは利下げについて議論する準備を整える必要があると発言、どのような政策の選択肢も議論の対象から外すべきではないと述べた(ロイター)
ECB、次の動きは年内の利下げ=仏中銀総裁
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーであるビルロワドガロー仏中銀総裁は16日、ECBはまだインフレに対する勝利を宣言できないが、次の動きは年内の利下げになりそうだと述べた(ロイター)
ECB、拙速な利下げ控えるべき=フィンランド中銀総裁代理
フィンランド中央銀行のバリマキ理事はインフレ低下のさらなる証拠を確認した上で欧州中央銀行(ECB)は利下げについて協議すべきとの考えを示した、政策当局者は拙速な行動を避け「もう少し」待つべきと述べた(ロイター)
インフレとの闘い、終わっていない-IMFゴピナート氏と仏中銀総裁
国際通貨基金(IMF)のゴピナート筆頭副専務理事は16日、急激な利下げに対する市場の期待はやや時期尚早だとし、インフレとの闘いはまだ終わっていないと主張した(ブルームバーグ)
中国の23年GDP成長率は約5.2%、政府目標超えた-李首相
中国の李強首相は16日、スイス・ダボスで開催された世界経済フォーラム(WEF)年次総会で、2023年の国内総生産(GDP)成長率は5.2%前後となり、「大規模な景気刺激策」に頼らずに政府の成長目標を上回ったと述べた(ブルームバーグ)
NY連銀製造業景況指数、1月は大幅に低下-2020年5月以来の低水準
1月のニューヨーク連銀製造業景況指数は前月から大幅に低下し、2020年5月以来の低水準となった、受注と出荷の落ち込みが響いた、全米で製造業者が低迷にあえいでいる状況と整合する内容となる(ブルームバーグ)
物価目標達成「射程圏内」、利下げ急ぐべきでない=ウォラーFRB理事
米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は16日、FRBが2%とするインフレ目標の達成は「射程圏内」にあるとの見方を示しながらも、インフレ率の低下が持続すると明確になるまで利下げを急ぐべきでないと述べた(ロイター)
 

市況

東京前営業日比

(時間は東京タイム)

NY連銀景気指数発表時には一時緩んだものの、昨夜は総じてドル買い優勢でした。
ドル円は147円台へ上昇し、年初来高値を更新。
ユーロドルは約1カ月ぶりに、1.08台中盤にまで下落しています。
今年は3月以降毎会合、都合6回程度の利下げが見込まれていますが、FedWatchによると3月会合での利下げ確率は70%割れへ低下。
さすがに修正が見られ始めました。
 

株式

ダウ:37,361.12ドル(-231.86)

ナス:14,944.35(-28.41)

 

 

利下げ期待の後退が株式市場の上値を抑えたものの、ハイテク株の押しは限定的でした。

ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。

※ヒンデンブルグ・オーメンとは
1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル
 

債券

米10年債利回り:4.054%(+0.115)

実質金利:1.749%(+0.086)

 

右軸:期待インフレ率

 

今朝の期待インフレ率は2.305、前日より0.025上昇しています。

 

(過去5営業日)

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

実質金利は1.749%へ上昇、NY金に対する下落圧力となります。

 

原油

NY原油2月物は、0.28ドル安の72.40ドルにて終了。

 

 

地政学リスクから73ドル台中盤にまで上昇したものの、ドル高が上値を抑えました。

 

貴金属

<前日内部要因>

1月16日金相場表

 

昨日の金は、35円高の9,627円にて終了。
先週末以降、10月限の買い玉解消が進んでいます。

<金市況>
昨晩のNY金2月物は、21.40ドル安の2,030.20ドルにて終了。

今朝の国内金は、33円安の9,594円で終了しています。

 

 

米10年債利回りが再び4%乗せ、NY金は大幅反落です。

 

 

SPDR864.40トン(+0.56トン)

 

浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」

 

<会員様>

 

白金

<前日内部要因>

1月16日白金相場表

 

昨日の白金は、10円高の4,286円にて終了。
1週間で約9千枚取組が増えました。

<白金市況>

昨晩のNY白金4月物は、16.70ドル安の904.40ドルにて終了。

今朝の国内白金は、19円安の4,267円で終了しています。

 

 

ドル高を背景に一時902ドルまで下落、国内だけでなくNY総取組も増加が続いています。

 

浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」

 

<会員様>

 

JPX白金総取組が、3万6千枚を突破しました。

 

右軸:JPX白金総取組(上下逆注意)

 

昨年11月レベルとなっています。

 

本日もよろしくお願いいたします。

 

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